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本音を小出しで言う癖

本当に思っていることを、小出し小出しで言う癖がある。

本音を言えば嫌われるんじゃないかという感情は多くの人が抱くところだけど、僕の場合、本音を言って理解されなかった時に感じるガッカリ感も忌避している気がする。

思えば、幼い頃から自分の興味や関心が周りの友人たちと違うところにあった。
まあ、今思い返せば、そんなの人間なんだから当たり前のことなんだけど。
小中学生の頃は共通の話題やネタについていけないと仲間になれないから、頑張って合わせて、それなりについていっていた。

時々、自分の好きなものを小出しで話してみた。
誰々のポッドキャストが面白いとか、地元のインディーズバンドの曲がかっこいいとか。
見事に理解されなかった。
いや、好きなものが偏っているからしょうがないとは思うし、僕の話し方も良くなかったのかもしれない。
けれども、理解されないどころか、バカにまでされたので、幼い心はだいぶやられた。

そのうち、本音を言わないことに慣れてしまった僕は、正直言って薄い人付き合いをしてきたと思う。
その後、高校を卒業し、狭い世界に閉じこもっているのが嫌だったというありふれた理由で、僕は上京した。

大学に入学し、僕は、それまで付き合ったことのなかったようなタイプの人たちにたくさん出会った。世の中、本当にいろんな人がいるんだなあと思ったし、それが逆に、自分も、変な自分で居ていいのかなと思えた。ニッチな興味に共感をもってくれる人もいて、嬉しかった。少しだけ自分に自信が生まれた。僕は好きなことや思っていることを、素直に伝えられるように、少しずつなっていった。

だから、本当に思っていることを小出しに、ちょっとずつ伝えて、相手の反応をうかがうというスタイルに落ち着いていったのだと思う。

でもさ、そんなの正直ストレスフルだよ。

現実の自分はなかなか変えられないから、せめて本音をぶつけられる場所があったらなあと思ってnoteを始めた。文章は上手くないし、不器用なのは分かっているけれど、誰かに届いたらうれしいな。人が本音で書いた文章ってどこか魅力的だったりするから。そうなれたらいいな。

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