落雪2017

不慮の事故で越冬の危機!ペレットストーブで救われた。

初夏に入る6月下旬の事でした。小学生にバスケットボールを教えていたときに子供とぶつかりそうになったため、衝突を避け柔道の受け身をとるように前回りをしたのですが左肩が床にあたり「グキッ!」と鈍い音が・・・。左肩が変形をしていたので脱臼したと思いました。病院に急行、検査の結果「肩鎖関節脱臼」という診断でした。肩甲骨と鎖骨を繋ぐ靱帯が切れていたのです。手術が必要でした。

東京の大学病院へ入院し手術を行いました。金属プレートで繋いで靱帯が再癒着するのを待ちます。自宅で3ヶ月近い療養生活を強いられました。

10月に再入院し金属プレートを抜去するための手術を受け、その後機能回復のためのリハビリテーションが続きました。

怪我をして最初に考えたのが薪ストーブのこと

手術をする前に回復するまでどれ位の時間がかかるのだろうかと心配になり担当医に質問しました。答えは「早くて3ヶ月・・・、その後リハビリが必要だ」とのことでした。薪ストーブの準備(薪の蓄えや煙突掃除)がまったくできていませんでしたから、冬を越せないという危機感がわき起こっていたのです。この時頭に浮かんだのはペレットストーブでした。予てより「歳をとったら薪ストーブの管理は難しいな」と考えていて管理しやすいストーブをネットで調べていたからでした。

療養中の9月に業者を探しました。幸い近くに取り扱い業者があったので、すぐに相談しました。燃料の扱い易さ、手入れが簡単であることを再認識することができたのです。管理方法は薪ストーブと比べると雲泥の差がありました。さっそく薪ストーブの撤去作業とペレットストーブの設置作業を同時にやってもらいましたが、設置作業はほんとうに簡単にできたのです。

10月に東京での抜去手術を終えて地元の病院に転院しリハビリに励んでいましたが、間も無く北風が吹くようになりペレットストーブが本格的に始動しました。燃料はストーブ設置時にひと冬分運び入れてもらっていました。ペレット自体は木の粉を固めたもので袋に入っていますので、土間に積んでおくことが出来ますし余っても翌年に使うことができます。ペレットストーブはとても暖かく心配したこの冬を問題なく越すことができました。不慮の事故で困っていた私にとってペレットストーブは救世主となってくれたのです。


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