9/13 読みたいときが読みどき

 暑さが大分なりをひそめて過ごしやすくなった、と都会の街を半日ぐるぐる歩き回ったら、翌日の今日、見事にのどが痛い。多分風邪をどこかでもらってきてしまったのだと思う。まだのどが痛いだけだけれど、これから悪くなっていくんだろうな、という予感がする。ひきこもっているせいか、たまに人ごみに混ざると、風邪をもらってくる率が高いなと感じるここ数か月。やっぱり、ひきこもっていると免疫力が低下するのだろうか。前回風邪をひいたのは7月上旬のことだから、2か月も経っていない。ハイペース風邪ひき。だし、季節の変わり目のたびに体調を崩している気がする。季節のうつりかわりを体感している。とはいえ、こんな体感のしかたはしなくてよい。

 前回のどをやられたときによかった『スロートティー』、飲もうかしら。でもまだホットの飲み物は暑い気もする。うーん。

 少し前に、いつもよく行く書店に掲示してあるポスターを見て、「そうか、本や雑誌は消費税上がるのか!」とはっとした。本に限らず、まだ、消費税増がピンときていない。

 ずっと欲しいと思っていて、そのまま保留にしている本は、今が買い時なのかも、と思った。それに加えて、昨日はルミネでのお買い物がルミネカードで購入すると10%OFFになる素敵期間。ということで、昨日は書店内をぐるりまわって、お出迎えする本を選んだ。

 ずっと読みたかったはずなのに、もう、最初ほどの衝動はなくなっている本がたくさんあった。やっぱり、本はある意味生もので、「読みたいときが一番の読みどき」なのだとあらためて実感した。読みたい欲がピークより冷えてしまった本たちは、読みたくなったときにあらためて買うなり図書館で借りるなりすることにして、今回はお出迎えしないことにした。「今読みたい!」と思う本や雑誌のみに厳選して購入した。読みたい気持ちが強いうちに、読んでしまおう。

 本や雑誌は、消費税込みにしたときに一の位が0円になるように値付けされていることが多い(多かった。少なくともわたしが書店で働いていたころは)。今手元にある雑誌が、本体価格907円の定価980円。これが、消費税率10%になると、……998円? 消費税率が上がることで、書店のレジでは1円玉と5円玉の扱いが増えて大変だなー、なんてことを考えた。考えたのだけれど、もっとよくよく考えたら、自分に関していえば、書店のレジでお財布出すことって滅多にないなぁ、と。もっぱら電子マネーかクレジットカードで支払っている。別に何も大変にならなかった。そういう支払い方をしていると、消費税増に対して、実際の引き落とし額一覧とかを見るまではあまり実感がわかないのかもしれない、と思った。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?