9/7 旦那さん作 塩むすびの効果

 ここ数日、『ツイてない』とか『期待外れだった』とか『注意不足だったのかも』とか『気にしすぎ』等々、元気なときだったらなんてことないようなことが積み重なって、下降気味だなぁ、という流れの中にいる。そういうときもある。仕方がない。明日の夜にはまた台風が来るらしいし、数日おとなしくしておきなさい、ということかしら、と思うようにしておくことにする。そんなさなかの今日から、旦那さんが遅めの夏休みに突入した。しばらくいっしょに過ごせる。うれしい。

 旦那さんが、休みの日のお昼ごはんに、塩むすびをつくってくれることがある。旦那さんの大きな手でつくるから、わたしがつくるのよりサイズがふたまわりくらい大きな、具の入っていない、シンプルな手塩だけのおむすび。を、ひとりふたつ。このおむすびをお昼ごはんに食べると、食べ終わってから30分から1時間後の間に、必ず旦那さんは睡魔に襲われ、寝てしまう。必ずだ。「ごはん食べ終わって30分したら出かけよう」と約束していても、眠気の方が勝って、「ごめん、出かけるの、起きてからでもいい……?」と、もう8割がた眠りの沼に足をつっこんだ状態でお願いしてくるところまでがセットだ。「もうその眠気で出かけられないでしょ」と、わたしが答えるとすぐに、いびきが聞こえてくる。寝つきの良さがうらやましい。そんな、旦那さんのいびきを横で聞きながら、出かける予定が後ろ倒しになってぽっかり時間があいて、何をするでもなくスマホをいじったりしていると、結局わたしもそのうちにだんだんと眠たくなってきて、旦那さんから遅れること1時間から1時間半後、お昼寝タイムに突入することになる。で、数時間後にすっきり目覚めた旦那さんが「さぁ行くか!」と外出モードになったときには、わたしは眠気の谷底にいるわけで。「もう少し寝かせて……」となるわけだ。ふたり、睡眠リズムがどうにも合わず。結局外出したのは、18時過ぎになった。最近、もう18時前後は夕暮れどきだ。ずいぶん日が短くなった。

 そんなわけで、旦那さんのつくる塩むすびは、強力に眠気を誘う。普通の「昼ごはん食べたら眠くなった~」の比ではない。旦那さん、手から何か眠気を誘発する成分でも出しているのだろうか。でも、別に挽肉こねてハンバーグ作ってくれても、それを食べて眠くなるということはないな。やっぱり単純に炭水化物を大量に摂取するせいか。

 休日の昼ごはんを旦那さん作塩むすびにすると、午後の予定が全部狂う、というのを、ふたりして何度も経験しているのに、毎度学ばず、よく昼寝休日を過ごしている。今日からの夏休み、何日昼寝するだろうか。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?