9/19 『これを食べたら痩せる』と思い込む

 基本的にはおなかの調子は良好なのだけれど、昨日の夜、ひさしぶりにおなかを下した。ぽっこりしていたおなかの中身が全部でて、わりとすっきりめのぺたんこ(自分比)おなかになったので、「今体重計ったら食べたものの量に左右されない、本来の体重が計れるのでは?」と、トイレに長時間いた疲れでげっそりしながら、普段はしまいこんである体重計をひっぱりだして、ついでに汗だくになってしまって気持ち悪い服も脱ぎ、下着一丁になって体重計に乗った。おなかの中に余計なものもなく、着衣も最低限の下着だけの状態で、自分の体重の中では少なめの数値が表示される、つもりだった。

 にもかかわらず。表示された数値は、自分が思っていた数値よりも1.5kgほど重い。おかしいな。おかしいのだけれど、おなかの中身は出した直後だし、重い服を着ているわけでもなし、体重計の電池が切れたか体重計が壊れたかしたのでなければ、認めざるをえない。

 太った。(多分)(一応抵抗中)(認めたくない)

 なんとなく、±1kgまでは誤差の範囲という自分ルールがあるのだけれど、+1kgを越えてくると、誤差分を加味しても、やっぱり体重増加傾向にあるのは否めない。

 まだまだ夏の終わりかけで、これから過ごしやすくなっていろんなものがおいしくなる秋がやってくるのだ。食欲が旺盛になるのは間違いない。そんないい季節に向かうこの時期に、『ちょっと体重増えてきてますね~』のお知らせ。残酷。

 いや、食べるけれども。全然食べるけれども!

 昔、スーパー細いモデルさんが、雑誌で『「これを食べたら痩せる」と思いながら食べたら太らない』というようなことを言っていたのが、妙に記憶に残っていて、自分もその説を6割くらい信じている、というか、信じたいと思ってときどき実践している。「そんなバカな」と思う冷静な自分もいるのだけれど、そういう自分を頭のすみっこの方に追いやって、「食べたら痩せるって思いながら食べるだけで太らないんなら思ってみるだけだしめっちゃいいじゃーん」くらいの軽いノリで、自分に「食べたら痩せる、食べたら痩せる」と言い聞かせながら飲み食いすることが、たまにある。実際に効果があるのかどうかは、よくわからない。

 とりあえず、夕飯の白ごはんをお豆腐に置き換える、という献立を2日続けている。今のところ、別に苦でもなんでもなく、おいしく食べている。やせるかなぁ。

 ……おなか、夕飯にお豆腐一丁でてきたのでびっくりして下したんじゃなかろうな。内臓A「白飯こないぞ~!?」内臓B「お豆腐が大量にきたぞー!?」なんて。疑惑発生。違和感に敏感?

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