4/19 プロポーズの余韻

 昨日のオードリー春日のプロポーズ大作戦、リアルタイムで観たときは、少しだけ泣きつつ、最後の若林で爆笑した(その後、コンビ愛っていいなぁ、とプロポーズとは違うところでまたうるっとした)。

 今日になって、ネットでプロポーズの手紙の書き起こしを見つけて読んで、今度こそぼろぼろ泣いた。(以下、引用あり)『自分のことしか考えてこなかったんです』からの、そこから先のひとかたまりで息吸って涙の貯蔵率がぐんぐん上がって、『ただ温泉に行くとき、たまには特急に乗りましょうか』で息止めて表面張力の限界まできて、『この先の普通の日を、一緒に普通に過ごしたいです』で息吐いて涙腺決壊。朝から泣いた泣いた。一夜明けて、テレビのニュースが祝福ムードでいっぱいなのも、幸せな気持ちがよりふくらんだ。はー、幸せ。勝手に幸せのおすそ分けをもらった。

 「がんばったね」とか「大丈夫だよ」とか。相手の気持ちや状況を考えると言えなくなる、ことがある。オンライン上では、自分にその気持ちが湧き上がってから文字にするまでにタイムラグがあって、その間にいろいろ考えてしまうから、なおさら。けれど、もし現実で隣に立てたら、背中にそっと手を添えて、目を見て穏やかな顔でうなずきたい。そうしたら、言葉にできずとも、伝わる、ような気がするのに。

 そういう気持ちを、さらっとだせるようになりたい。受け取られないとしても。押しつけたいわけじゃなくて。でも、気がついてくれたら、少しでも気持ちがよい方向に動いてくれたらいいな、と。共感とか、いっしょに立ってるよ、とか。

 ボールを投げるのは、難しい。ひとりで飛距離を伸ばしたいわけじゃなくて、相手に上手に受け止めてほしい、とわがままにも思ってしまうからこそ、余計に。自分の投げ方もあるし、相手との距離もあるし、相手の受け取り方もあるし。相手のことは自分でどうにかできることではないから、自分の方で、できることを、精一杯。例えば、noteだったら、コメントは考えすぎて書けなくなっちゃっても、思いっきりの気持ちを込めた『スキ』を。伝える量が足りてないな、とは思うけれど、自分にできるところから。

 大切で、大事なことほどきちんと伝えられなくて。伝わってるつもりだったのに伝わってなかったことがわかったりして。いつまでたっても下手くそで、修行中の身。相手に切実に伝えたいことだけ勝手に伝わる、都合のいいサトラレになれたら、らくちんなんだけどなぁ。

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