9/8 生きているだけで散らかる

 昨日から、旦那さんの夏休みが始まっている。

 毎年、夏休みは2泊3日程度で国内旅行に出るのが定番になっていたのだけれど、今年は、今のところそういう旅行の予定は立てていない(突然思い立って弾丸で行くことになる可能性はまだあるけれども)。家でゆっくりしつつ、近場で行きたくてまだ行けていないところにちょこちょこ遊びに行きましょう、ということにした。というか、わたしには、遠出よりやりたいことがあったのだ。それが『家の中をととのえる』ことだ。

 外で働くのをやめてからというもの、もともとのインドア好きもあって、家の中で過ごす時間が9割以上なライフスタイルになった自分にとって、家の中を過ごしやすく快適な環境に保つことは、生活の質を上げることに他ならない。のだけれど、ただ『保つ』だけでも難しい。人間、普通に生きているだけでどんどん散らかっていく。都度都度こまめにかたづけたり掃除したりしていても、家事が苦手なのもあってか、少しずつ、いろいろなものが蓄積していく。

 加えて。自分のものが散らかっているのはさほど気にならないのに(ひどい)、旦那さんのものやスペースが広がって、共有スペースを侵食してくのがやたら気に障る。以前、寝室でタワーになっていたマンガ雑誌を「かたづけてほしい」とお願いしたところ、そのマンガ雑誌類は、リビングのパソコンデスク後方で新しく整然としたタワーに生まれ変わり、わたしの不満は爆発した。「そういうことじゃない」と。

 そんなマンガ雑誌タワーやら、注文して届いて中身を取り出したらそのまま放置されているamazonダンボールやら、いつの間にやらかなり増殖して家の中のいろんな場所に生息しているウイスキーコレクションやら。「夏休みは、わたしもいっしょにやるから、そういうのをかたづけ、家の中をととのえたい」というわたしの意見を、旅行先に強い希望はなかった旦那さんは、何も文句は言わず、受け入れた(わたしのものもたくさんあるじゃないか、とか、そういう言葉は全部飲み込んだのだと思われる)。ありがたいこっちゃ。

 そんなわけで、夏休み初日の昨日と2日目の今日と、昼寝したり外出したりしつつも、家の中のかたづけが思っていたよりハイペースで進んでいる。今日で、ひとまずマンガ雑誌タワーがきれいになくなった。いいぞいいぞ。この調子で、家の中をととのえていきたい。

 ところで、処分する雑誌や雑紙を紐でくくるのが下手くそだ。どうしても、くくったあとで持ち上げると、ゆるむ。なんかうまいコツがあれば知りたい。

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