先週、街に出たときに、ユニクロUのワイドフィットカーブジーンズをかっこかわいく履きこなしている女子を見かけて、真似したくなっていた。ら、その数日後、ユニクロアプリから期間限定価格のお知らせが届いた。買い時、キター！

　で、ユニクロアプリに、今まではなかった機能がついているのに気がついた。『MySize ASSIST』。さっそく試してみた。身長体重、その他体型に関する質問にいくつか答えると、その服の自分にぴったりのサイズをおすすめしてくれる、らしい。まず、身長と体重を一の位まで入力する。次に、『お腹の形』……平ら、やや丸め、丸めの3択。体を横から見た図も表示されて、図と自分の体型を見比べて、どれが近いかを選ぶ、という寸法。『平ら』の体の厚みの薄さをうらやましく思いながら、実際の自分に近いのは、まぁ『やや丸め』だろう、と選ぶ。ただ、食べ過ぎた後なんかは十分『丸め』の範疇だな、なんて思いながら次の項目に進む。次は『ヒップの形』……まっすぐ、やや丸め、幅広の3択。これまた『まっすぐ』がうらやましい体型してるなぁ、なんて思いながら、他の選択肢を確認する。ここは、『幅広』かなぁ……と思っていると、横からのぞき込んできた旦那さんが「『やや丸め』でしょ」と口を出してきた。素直に従う。自己診断より、信頼できる他己診断。あと、年齢と、希望の着用感（とてもゆったり～とてもぴったり）と、普段履いているパンツのサイズを答えると、おすすめサイズがふたつ、表示された。希望の色のおすすめ一推しサイズは、オンラインストア上では（そのタイミングでは）そのサイズだけぼこっと売り切れていた。「自分、一番売れ線の標準体型ってことだな」と思った。

　で、後日。実際に店舗にいったら希望の色のアプリ一推しサイズと二推しサイズ、両方在庫があったので、両方試着した。すると、「なんということでしょう！」だった。すごい、一推しサイズがどんぴしゃりでぴったりサイズだった。二推しが、一推しよりもワンサイズ小さくて、そちらも入ったしきちんと履けていたのだけれど、一推しサイズの方がサイズ上げてるのにすっきり見えるという。「ユニクロアプリの新機能、すごい」「ビックデータの活用、すごい」ってなった。自分の体型に関する質問で、現実に即した回答をするのが肝っぽい。見栄も張らず、自分の体型を残念に見積もらず。自分の体型を正直に伝える。それがなかなか大変そうではあるけれど。

　件のジーンズは、試着後、ぺたんこ靴を履いて地面に擦らないくらいの丈に裾上げしてもらって購入した。これからいっぱい履くぞー！ これからしばらくはすっきりめのトップスをインして着るのだ。たのしみ。