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【DAY.13】新潟発着!2ヶ月で、公務員がバイクで全国周る旅日記

この記事、連載は...
民間から中途で新潟県庁に入った公務員が、4年で退職するその前に、有休消化で全国をバイクで回る、という、ノープランな企画です。予約なし、フィーリングファースト。

6:00、鹿児島県 屋久島の山河公園にて起床。

公園内の湧き水で喉を潤す。

海の方は朝焼けがきれいそうなので、少しバイクで走ってみると...

いいねぇ、屋久島はほんと絵になる。

雲が特徴的なのかな。

さて、今日は特に予定を決めていないが、ひとまず昨日のトレッキングの疲れを癒しに、温泉に行ってみるか。

というわけで、ここからほど近い尾之間温泉へ。

看板ネコ?が出迎えてくれる。

凛々しい。

中へ入ると、木がふんだんに使われたレトロな内装で、趣きがある。

お湯はかなり熱め。46℃くらいかも?
しかし、身体の疲れを取るには熱い方がいいと聞いたこともあるので、頑張って入る。

出ると、さっきのネコがまだいた。

島のネコって、なんかいいよね。

ふと思いついたのだが、今日はのんびり走りながら、屋久島の魅力である温泉と滝を巡ってレポートする、というのもよいかも、と思い、早速滝を見に行く。

まずは昨日泊まった公園の近くにある、龍神の滝から。

生い茂った森の中を勢いよく流れ落ちる様子を橋の上から見ることができる。
この写真では分かりづらいが、滝つぼは神秘的な青い色。

橋の反対側からは海を望める。

続いては、このすぐ近くにある千尋(せんぴろ)の滝へ。
先ほどの龍神の滝と同じ川の上流にある。

落差80m、遠くからでも水量の多さと迫力が伝わってくる。

写真を撮っていたご夫婦に頼んで一枚撮ってもらった。

で、その後は、この島最大の落差88mを誇る大川(おおこ)の滝へ。

実は昨日写真を撮ったのだが、Facebook用の動画を撮りそびれており、24kmくらい戻ることに。
我ながら、こういうところは真面目。

途中、雰囲気のよいパン屋さんを発見し途中下車。

時刻はまだ10:00、私にしては珍しく、イートインでコーヒーを飲みながら優雅な朝食を。

アナログな地図を見ながら予定を考えるという、旅人っぽいことやってみた。

普段やらないことをやりたくなるのも島のパワーかもしれない。

11:00、大川の滝到着。

島で最も間近で見ることができる滝で、迫力にただ圧倒される。
屋久島に来たら絶対に訪れるべきポイントの一つ。

県道からすぐアクセスできて、駐車場からも歩いてすぐ。

滝って、撮るの難しいね...。

さて、滝はこれくらいにして、次は昨日行った平内海中温泉のそばにある湯泊温泉に向かう。

近くには着いたのだが場所がいまいち分からない。
近くのおばあちゃんに道を聞くと丁寧に教えてくれた。
ありがたや。

こんな感じの道を下っていくと...

あった!そして、誰もいない!

ここぞとばかりに写真を撮りまくる。
昨日の平内海中温泉では人が多く写真が撮れなかったが、誰もいなければ撮ってもよかろう。

平内海中温泉とまではいかないが、普通に考えてこちらも海中温泉と言って差し支えないだろう。

かろうじて男女の仕切りがあるので、完全混浴の平内海中温泉よりは初心者向けかもしれない。

ただ、お湯がぬるかった...笑

そして、昨日に引き続き平内海中温泉にも。
湯泊温泉からは徒歩でも行けるくらい近い。

お!空いてる!!
まだ13:30くらいだから地元の人はおらず、海外の方と旅行者のおじさんだけ!

人が写り込まないよう注意して撮影!

これ、言われなきゃ温泉と思わないよな笑

日本人のおじさんは退職して、札幌から車で日本一周をしているそうで、私とは逆回りで太平洋側から来たそうだ。

どこが印象的だったか聞くと、やはり色々な意味で被災した東北沿岸部だったとのこと。

私の旅も、後半でそのあたりを回ろうと思う。

ちなみに平内海中温泉は干潮時の前後2.5時間くらいが入れるリミットで、それ以外は海の中に沈んでしまうので注意。

しかし、性別も国籍も関係なく、裸の付き合いができるって、ほんといいね。
議会とかサミットとか、温泉でやればいいんじゃないかね。

さて、屋久島の温泉と滝レポートも終わり、遅めの昼メシを食うことに。
ラーメンに飢えていたので、屋久島オリオンというラーメン屋さんに。

オープンと書いてあったが、14:00までの営業とのことで、今は14:20。

まあ、でもいいよ、とのことで、ありがたく中へ。

屋久島ブラックラーメンなるものを頼む。

屋久島で取れたサバ節やアゴ節、屋久島の醤油など、地元食材にこだわったラーメンは、あっさりで優しい味。

店長もバイク好きらしく、珍しいバイクだね、ということでちょっとバイク話をする。

こういうの、旅っぽくていいよね。

あとは、時計と逆回りに島を回り、屋久島一周を果たす。

おまけで枕状溶岩なるものも少しだけ見てみる。

よく分からないけど、屋久島は神秘的な島だぜ...

んで、最後に今日のお宿探し。
フェリーが朝8:00出航だから、なるべく港の近くがよい。
んで、首折れサバ食べたいから、宿泊費はそっちに当てたい。
3回も温泉入ったし、野宿でも構わないのだが、雨予報なので東屋はマストだな。

ま、ひとまず夜食にと、笹寿司を仕入れることに。

サバは単品での販売がなかったが、言ったら作ってくれた。優しい。

手書きの文字が嬉しい。

色々話していると、なんと野宿場所をいっしょに探してくれるとのことで、車で先導してくれた。

こういう出会いこそ、最高の旅の思い出だ。

さて、いよいよ首折れサバとやらを食べに行くか、というわけで、街をぶらぶらし、目についた若大将という店に入ってみる。

首折れサバとは、この辺りで獲れるゴマサバを、独自の製法で締めたものらしい。

値段を見ると...2,000円!まあ、そんくらいするか...
聞くと、1,300円の刺し盛りにも首折れサバが入っているそうで、そちらを注文。

ドヤっ!!
真ん中の首折れサバ以外は忘れたが、トビウオやキハダマグロもあったと思う。

味は、めちゃくちゃ美味い!
甘めの醤油とも合う!

あとは、亀の手も頼んでみた。

まあこれはどこのも似たような味だけど、好きなのよね、亀の手。

で、カウンターに座ってたんだけど、隣のお姉さまたちとは貧富の格差がありすぎてちょっと話が合わなそう(首折れサバをお代わりしてたからね)なので、これくらいにして隣の店に移動。

いい雰囲気!!
こういうのだよこういうの!

相席させてもらったグループは、なんと広島からヨットで来たという、不良中年(失礼)3人組。
みんな海の男って感じでカッコいい!

そして、首折れサバを分けてくれた!
しかも、サバの白子付き!

味的にはさっきの店のサバの方が美味かったような気もしたが、メシはいっしょに食う人が一番大事!

トビウオのすり身のつけ揚げもふわふわで絶品!

んで、その後は、隣で飲んでた地元の方々に混じらせてもらい、乾杯!

これもかなり盛り上がった。
屋久島の一番の魅力は人だ!とアツく語っていたが、本当に全ての観光地がそうだと思う。

作られた観光スポットはすぐに飽きられるし、競合もいるけど、その地域の人とはそこでしか出会えない。

今回のも貴重な出会いということで、この後カラオケスナックに連れて行かれた笑

左のお姉さまには、人生で初めてチークダンスの相手に指名され、ダンスを練習しておけばよかったと本気で後悔した。

踊ったけど。

この後も盛り上がり、何時に終わったのかよく分からないが、最後にちょっと後味のよくない出来事も...。

ま、それをここで書くのは野暮というものだろう。
というわけで、ディープな屋久島ナイトになった。

#今日の走行距離 93km
#総走行距離 2,126km

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