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上海のシェア革命と今のシェアハウスである意味革命が起きたはなし

いい暮らしってなんだろう

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上海でのシェアハウス歴と今現在を換算すると約3年くらい。時にはスペインマレーシア中国人、留学時も入れたらアメリカ人などいろいろな国籍の人達と同じ屋根の下で住むという経験をしてきたといえる。
海外でシェアハウスをする理由は、物価の高さが一番に挙げられるけれど
ここ、日本で、選択肢が多々ある中でそれでもシェアすることを選ぶ理由はだいたい次の3つに当てはまるのではないでしょうか。

・空間がひとりより豊かになる
・連帯感、安心感、緊張感
・リスクを分散させることができる

ただ、最近思うのです。
シェアすることは今挙げた表面的な理由ではなくもっと深いところで豊かな暮らしに繋がっている。物価が高くて仕方なくシェアハウスを選んでいた今までとはわけが違うなと最近つくづく思うのです。

言葉の捉え方の話しになってしまいますが、
住人≒ただ一緒に同じ場所に住んでいるだけの間柄である一方、家族が愛おしさや絆を感じさせるのだとしたら今の私たちの雰囲気は確実に家族に近いと思う。出来ないことや出来ること、暮らしのペースすら今なら全部受け入れられる。(という自分自身も目まぐるしい生活の中でなかなか周りに気を配れない時期もあったのでなんとも言えないのですが←)

良くも悪くも自分たち次第で住む環境はガラっと変わる。

各々がちゃんと周りと暮らそうとするからいい関係性が築けるのだってことを
当たり前かもしれないけれどここ半年で体感できました。


いろいろなシェアのかたち

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上海ではどんな暮らしだったの?とよく聞かれますが、ひとことで表すと"鍵付きベランダ付きトイレバス完備の完全個室空間"なシェアハウスでした。孤立した5つの部屋が廊下で繋がってるイメージ。ひとりもわりと好きなので良い物件だったといえばそうなります。そして空間自体好みドンピシャでナチュラルかつヴィンテージに加工されたドアや家具はお気に入りでした。「ただいま(とはいえ家に誰もいないことが9割)」と帰ってくるや否や速攻部屋に入って寝る支度をする。(ピーク時の帰宅時間は本当に遅かったなぁ。)
なんなら掃除も専属のおばさんが全てやってくれる環境だったので、結果的にわたしは家に対する愛着があまり湧かなかったのかもしれません。

そして家というカテゴリーに限らずシェアリングサービスにおいて上海はいろいろ進んでいました。Mobikeやタクシーの行き先が同じ人同士シェアするサービスアプリとか、効率と事業化のスピード感がとにかくすごかった。一番ビックリしたのはオレンジのMobikeを昨日見たと思ったら2日後くらいに黄色のMobike的な代替チャリが陳列されてたこと。ビジネススピードの速さを感じました。お金の決済プロセスもほとんどアプリ対応で、お財布いらないなぁと毎日思ってました。こんな暮らしだったから、部屋に居ても全てが成り立ってしまい結果、ヒッキーになり寂しかったり…実はその経験がコミュニティづくりに対する関心に繋がったり…(この話は後日別のnoteに書き留めよう)上海ネタはこちらから

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愛着の話に戻りますが、
じゃあ愛着ってどうしたら湧くの?と考えてみると、少なくともこれがあることなんじゃないかと個人的に思います。

・人の才能と成長をリアルに感じる瞬間
・担当の見える化

1人の才能が周りを幸せにしてくことだったり、
その瞬間をリアルに感じられる場所。

それぞれが自分のやることを見つけて、担当を担ってく場所。

そして、みんなが暮らしやすい空間にしていくプロセスもちゃんと共有する。

相手ありきのシェアハウスじゃないと発見できない瞬間が少なからずあると思うから、それが重なるとだんだん"家を守りたい"気持ちが芽生えてくる。
それが私にとって愛着を感じさせる所以です。



なにより、良いものを知っているからこそ
妥協しないみんなが心からすごいと思うし
まずは住む人ありきな部分はあるけれど。
これから1.5年かけて自分自身もこのコミュニティに還元していきたいと思います。

まだまだこれから学べそうなことが沢山ありそう。
シェアハウス、ここにきて一番幸せなスポットになりました。 ㊗️

シェアハウスに住んでる方、ウチのシェアハウスはここが良いとかなんだとか←
色々聞かせていただければ嬉しいです。
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#日記 #コラム #考えたこと #シェア

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