見出し画像

【視察】横浜に誕生した英国発の世界最“幸”の遊べる玩具店

2018年11月30日 横浜ワールドポーターズ1F&2Fにオープンしたイギリス発の遊べるおもちゃ屋さんに行ってきました。
顧客体験が圧倒的にすごかったです。
企業・店舗としてのブランド力の重要性を強く感じました。


・子供が楽しめる売り場
・大人が買いたくなる売り場
・ブランド力の重要性
・商品構成

子供が楽しめる売り場&大人が買いたくなる売り場

子供が楽しめる売り場

店内では子供が楽しめるスポットがたくさんあります。
小さいメリーゴーランド、遊べるコーナー、ワークショップ形式で体験できるコーナー、有料プレイランド。

小さいメリーゴーランド:1Fに1回300円でメリーゴーランドを体験できます。

遊べるコーナー:店内のあらゆる場所にあります。

ワークショップ形式で体験できるコーナー

有料プレイランド
大人は1回600円、子供は30分600円(延長10分150円)でプレイランドで遊べます。


大人が買いたくなる売り場(お店)

色々店内で体験をしたり、見たり、触ったりしていると、「このお店」と「ハムリーズというブランド」に対して好感をもってきます。

同じ玩具店トイザらスでは購入しようとしなかったのに、むしろショールーミングをするだけで店舗で見た玩具をネットで安く探して購入していたのに、ハムリーズでは買いたくなってしまう。

これがハムリーズが作りだしたら世界最”幸”の顧客体験なんだと思います。

ブランド力の重要性

ハムリーズというブランドは日本上陸した際に始めて知りました。
私の中では玩具を買うならハムリーズというブランドができあがりました。
これがブランド力だと思います。

英国から上陸したという日本人にとっては付加価値になり得ること
お店で色々体験していく過程でブランドに対して好感・信頼をもったこと
・どこでも売っている商品なのに、この場で買いたいと思ったこと
・子供が体験する事で、親として商品を購入して遊ばせたいと考えたこと

海外から上陸して、圧倒的顧客体験であるコト商品力があるモノがうまくミックスされているブランドに私は惹きつけられました。


商品構成
・PB(オリジナル商品)
・NB(メーカー仕入れ商品)
・コラボ(ブランドやキャラクターとのコラボ商品)
肌感にはなりますが、PB:NB:コラボ=2:7:1 くらいの商品構成かと思います。

最近はネット・ECの台頭により、どこでも販売している商品を取り扱っている場合(NB商品)、大企業&店舗を持っている企業の方が価格競争力が弱いことも多々あります。

しかし、
企業のブランド力は価格競争に陥らない重要な付加価値だと思います。

そのため、企業としてのブランド価値を高めていくことが今後の小売業にとって非常に重要であります。

その手法として
・店舗内の顧客体験を高めること
・SNSでのコミュニケーションの目的をもつこと
・オリジナルコンテンツの拡充によるオウンドメディア強化すること
・YouTubeや動画でストーリーテーリングを強めてファン化すること
などがあります。

これからは、
企業(店舗)ブランド力をあらゆる手法で磨き続けていくことが小売業の
生き残る道なのではないかと思います。


数社のEC事業の創業、中核、責任者として合計500億円以上のEC売上に関わるデジタル領域の戦略、経験を15年してきました。経験したからこその考えをアウトプットしていきます。