見出し画像

借り物競走的リーダーシップ

最近NGO周辺や、寄付のことなど、できるだけいろんな記事を読み漁っているんですが、みなさんご存知さんの2014年のブログでテラ・ルネッサンス創設者兼理事の氏のインタビュー記事の回にこのような表現をされていたんですね。

今回はイケハヤさんの記事を引用させていただきながら、今回の主旨を伝えて行きたいと思います。

イケハヤ さんは借り物競走的リーダーシップについて

イケハヤさん:これからのリーダーシップを示す象徴的なストーリーだと思います。PLASの門田さんなんかもそうですが、頼るのが巧いんですよね。

と言って、リーダーシップについて、鬼丸さんにインタビューされています、

鬼丸さん:僕に関していうと、基本、自己評価が低いんです。すぐ凹むし、自信ないし。でも、「だから」テラルネッサンスが大きくなったんです。英語をしゃべれないから、任せるしかありませんでした。経営者として責任は取るけど、任せるよというスタンスです。岩手の事業も、僕は岩手に住めないし、任せるしかありません。とはいえ性格的に人にお願いするのは苦手なんですけど、自分でやってしまって大変なことになるのもわかっています(笑)変な話ですが、任せるときに期待はしていません。信じるしかありません。そうすると、不思議と期待以上の成果を出してくれます。理念というベースさえそろっていれば、うまくいくのではないでしょうか。
イケハヤさん:まさにこれからのリーダーシップという感じです。その方がむしろ、メンバーのパフォーマンスは高まるとぼくも思っています。
鬼丸:「ない」ことが資源ですよね。NPOは「借り物競走」がうまい方がいいと思うんです。ここは見解の相違がある部分だとは思いますが、すべてをソーシャルアントレプレナー(社会起業家)で一色にしてしまうのは違和感があって、僕としては「市民運動」であることも大切だと思っています。NGOとして、人々に関わってもらいたい。そのためには「ない」ことが大切です。「NGOブラックホール説」です(笑)これは極論ですが、人々の助けを求めないNPOというのは、社会的使命を果たしていないとすら思います。

この後、イケハヤ さんに実践していく上での難しさを聞かれると

鬼丸さん:ないことをオープンにするというのは、厳しいことで、恥を捨てなければいけません。あとは、面倒くさいですよ、人に関わってもらうというのは。それはもう大変で、わかりあえないことも当たり前にあります。でも、そのめんどくささが社会を変えると思っています。注意しているのは、あまりにもスマートになりすぎることです。泥臭くあること、先輩たちはそうやって社会を変えてきたわけですし。

とおっしゃっています。

自分は基本的にリーダーとなる人は、論理的思考コミュニケーション能力が必須だと思っているのですが、それがベースとしてある上で

弊団体の最高顧問のように、今でも活動の第一線に立って、自分の腕を中心に現場を引っ張っていくリーダーシップも、一つの形ですごく憧れますし、並大抵の努力じゃできません。(これはマジでハンパじゃないと思う)

その分強烈に憧れます。

ですが、今自分が置かれている立場で目指すべきリーダーシップは、

鬼丸さんのような、借り物競走的リーダーシップだと感じています。

ジャパンハートは各分野のプロフェッショナルが各分野のリーダーを担っている団体だからこそ、団体内部で新規事業を担当している自分が”借り物競走的”である意味がもっとあると思うんですね。

自分が”ない”ことを発信して、ない部分を助けてくださる皆さんの為にも動いて行って、ブラックホールを起こして、渦巻かせていきます。

自分が成功した事例を内部にも発信できれば、もっと任せて、頼ることで事業が成功に近ずくこともあると思うんです。その分野のプロが同分野の人に任せる器と周辺整備力があれば最強じゃないですか?

なので、自分はカンボジアの子供たちのために、給食事業のために、集まってくれたみんなの為に、そして自分のために、責任を持って形にします。そして参加してもらった人たちには重量と熱量のある精神的見返りを感じてもらえるようにすることです。参加してもらったことで、社会から評価をもっと受けられるようにできれば、一番いいですよね。

自分の当分の志は

いつの日か来てくれるであろう栄養士、管理栄養士さん、もしくは志を持って来てくれる方に、いかに気持ちよく発揮してもらえるステージを用意できるか。という部分を意識して活動をしています。

以上が僕の理解の中での今必要とされている借り物競走的リーダーシップの形です

そして、これから必要とされるであろうリーダーシップの一つの形だと思っています。ちなみに、まだ後任は本格的には見つかっていないんですけどね。

ただ、自分の実体験から

本気でやっていれば、誰かとどこからかご縁が繋がる、と確信しています。


#国際協力 #管理栄養士 #栄養士 #ジャパンハート #料理人が国際協力

#管理栄養士募集  

ありがとうございます。いただいた分は、誰かのクラファンに支援します!!!