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トランジットのタイミングで今後の展望

いつも本気で相手してくれる大人に助けられる。

「正直言ってムカついてんだよね!何が伝えたいの?こんなにいい事してるのにさ、何が言いてーのか全然わかんねーよ!」

昨日僕がお話しさせてもらった方が、僕のプレゼンを聞いて本気で怒ってくれた。初対面の僕に本気で怒ってくれた。一瞬、その方の表面上の言葉と感情でこちらも感情的になりそうになったけど違った。話しながら相手の顔を見て響いていないのは手に取るようにわかった。だけど最近ちょっと調子良かったからと言ってそのまま押し切ってしまった。怠慢以外の何物でもない。悔やむ


その後僕の考えを整理してくれた。忘れないようにnoteに書く。

僕がやりたい事は2つある。

1つ目は今の事業でやりたいこと。

カンボジア人たちの人生を衛生、栄養改善によって良くしたい

ちょっと語弊があるかもしれないけど、趣旨はこれで間違いない。

食の力で体が良くなったり人生が豊かになることをもっと知ってほしい。

がんと闘う子ども達も、世界一お米を食べる国の糖尿病の大人も、正しい知識を知らない妊婦さんも、歯磨きをしない子どもも、いつまでも膿瘍を作ってくる大人も子どもも、病気の人だけじゃなくて今は健康な人も、僕の事業でその人達の人生を良くしたいんだ。

特に、がんと闘う子ども達は、治療中に不衛生な食事から体に与える影響が大きすぎる。食事が原因で死に至る事もあるんだ、日本でも何件か事例を聞いたことがある。でも食と小児がん治療と衛生が体にもたらす相関関係を本当に理解している患児の親も患児も、正直ほとんどいない。

昨年の7月にカンボジアで初めて小児固形がんを手術できる病院をジャパンハートがオープンしたので、第一目標は小児がん治療中の子供たちにスプーン一杯でも多く、衛生的で栄養価のある食事をとってもらう事。

そこから給食施設で働く調理師のスキルを上げて言って規模をアップデートしていく。順番でいうと

①小児がん患児に給食の提供

②小児入院患者全員に給食の提供

③成人入院患者、入院患者家族に食堂で食事を提供する。

④スタッフ、地域住民、に食堂で食事を提供する。

自分は小規模な割烹(18席の客単価2万円)の店でしか調理を行ったことがないので、大量調理の調理規模のアップデートにどのくらい時間がかかるかはわからないけれど、ここまではそう時間はかからないと思う。

質もしっかり上げて行きながら小児がん患児にはできるだけそれぞれの子ども達にあった食事を出したい。あの子達は本当に頑張っているんです。自分は重いうつ病だった過去があるけれど、当時の自分のよりもっと体に負荷があるのに本当に治療を頑張っているんです。もう絶対に食で治療を支えたい。自分ができる全部を注ぎ込みたいです。

病院から求められている給食施設の機能としては④までで完了する。

だけどそれだけじゃ”カンボジア全土”にはならない。

給食施設自体の運営が確立してきたら次にやって行きことは、給食施設の食堂スペースで衛生、栄養指導教室を開催するし病院内でも知識を共有する。他の病院や学校などにも出張で管理栄養士さんを派遣し指導教室を開催する。他の病院が栄養の重要さを認識して言ったら、給食をうちの施設で作って運んで提供する事もできる。

問題はたくさんあるけれど、やれる形は絶対ある。


僕の個人としてやりたい事は

カンボジアに会社を立てて、給食施設を場借りして、調理委託を請け負って収益を上げる。

やっぱり事業収益型にしていかないと持続性がない。今の病院の事業は秀人さんの力でどんどん広がって行って寄付が集まるけれど、それもいつまで続くかは分からない。

自分の事業はジャパンハートの一部だけど、事業の持続性を担保するために(自分がこの活動をする事の持続性も担保するためにも)寄付のお願いだけではいけない。そこで、カンボジアに自分が会社を作って、今のようにボランティアではなく、お金を稼いで生活できるようにして、場所を借りる分のお金は団体に払って、治療費や運営費に充ててもらう。

まだここは全く勉強できてないけれど、ここはもっと具体化していく。

自分が立ち上げた事業なので、終わらせないためにも考える。


他にも、日本とカンボジアの栄養業界の架け橋にしていく事や、たくさんやりたい事はある。興味と愛着が湧いたものを全力でやって行きたい。


想いがあふれ出したので乱文お許しください。

今日から帰国です。しっかりと伝えてきます。

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