2018年読書記録

毎年ビブリアというアプリでゆるく読書記録をつけています。
かなりゆるゆるなので抜けもありそうですが、ほぼ電車での移動中だけで一年間で12冊ほど読んでいた模様。
(下半期は転勤で移動時間が減りましたが、だいたい一日30分ほどをコンスタントに続けるだけで月一冊読めちゃう計算。)

読んだ本のラインナップは以下。
かなり偏っていますが、、右下からだいたい読んだ順に並んでいます。

古いものは記憶も薄れていますが簡単にレビューを。

●7つの習慣
苦行かと思うほど読み終わらず辛かった記憶が大半。一度は通っておきたかった(?)自己啓発本の代表格。
「使い走りのデリゲーションと全面的なデリゲーション」の項(これについて語ると長くなるので次のポストで)と下記のラインホルド・ニーバー氏の祈りの言葉は心の財産になった。

変えられるものを変える勇気を、変えられないものを受け入れる冷静さを、そして両者を識別する知恵を与えたまえ

●夜と霧
精神科医のアウシュビッツでの生活の回想記。
誰しもが人間らしさを失う可能性、残忍さを持っているということ。たとえ僅かであっても希望を持ち続ける人間は強い。
7つの習慣と同時期に読んでいたが、著者の体験の例は7つの習慣に何度も出てきた。これらを読んでいた時期は精神的に参っていた。気がする。

●主題歌
重い話に疲れて手に取った作品。大阪弁の女の子が出てきた。

●原田マハさんまつり
昨年からお気に入りで初夏から秋にかけてずっと選んでた。原田さんとは(とんでもなく恐れ多いながらも)趣味嗜好が合うと勝手に感じている。友達になれそう。

●日々是好日
喧騒の日々の静かなアクセント。樹木希林さん好きなので映画も見ようと思ってる。

●月と六ペンス
衝撃の一言。これと楽園のキャンバスは百万回読みたい小説(わたし調べ)ノミネート作品。

●ある奴隷少女に起こった出来事
希望を持ち諦めないことは先の『夜と霧』にも共通する。一読の価値あり。もしわたしが高校現代文の教科書を作る仕事をしていたら間違いなく教科書に組み込む。

●チューリップ・フィーバー
昨今のわたしの中でのアート系小説フィーバーからの期待で読んだものの、期待からは乖離していた。ハラハラしたい人にはおすすめかもしれない。

以上がわたしの超個人的2018年の読書記録でした。書籍選びのきっかけになれば幸いです(?)。
今年も強く生きましょう。

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