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【銘菓】鶯ボールを知ってるかい

説明しよう!
鶯ボールとは我が地元兵庫県神戸市が誇る植垣米菓のお菓子。
乾燥させた一口サイズのお餅をじっくりと揚げてかりんとうのように蜜を絡めて作られており、食べ始めたら止まらない危険な代物なのである。
「♫ あられ〜 うえがき うぐいすボール」
でおなじみのCMは関西在住の方なら誰でも歌えるのではないでしょうか。

主人から大阪出張のお土産は何がいいかと聞かれ、
そういえば、新大阪駅に鶯ボールの店あったよなー、と思い調べてみるとありました。
通常の鶯ボールはスーパーに置いてあるものですが、新大阪駅はなんと唯一の直営店。なんでも手揚げにこだわった鴬ボールが手に入るらしいのです。
手揚げの種類は通常タイプ(大粒と小粒)と季節限定もの。
今回は小粒タイプと季節限定の紀州南高梅味を買ってきてもらいました。

紀州南高梅味と小粒

米袋を模したかわいい小ぶりな袋を開けるとカサカサと小粒の鴬ボールたちが出てきました。食べるのは実に15年ぶりくらいではないでしょうか。
祖母の家に常備されていたのを思い出します。
白い部分はサクッと、茶色い部分がかりんとうのようになっていて甘じょっぱさをプラス。これこれ、久しぶりに食べてもやっぱり美味しい。
手揚げのほうが通常よりやや軽い食感に感じてますます手が止まりません。

続いては紀州南高梅味。
ご高評につき再々々々々販売!とありましたがその実力やいかに。
ごろごろと袋から出てきた通常サイズの鶯ボールを覆い尽くすように梅のパウダーがまぶされています。
なんといい塩梅なのでしょうか、酸っぱすぎずちょうどベースの鶯ボールの味と調和するように梅の風味を感じられます。
これは緑茶が欲しくなる味。
ゴリッとした歯ごたえも相まってこれまた止まらない味。

保存料無添加とのことで日持ちが2週間程度だそうですが、そんなことは心配ご無用。期限が3日でも食べきりそうです。

またひとつ私の鉄板土産ができました。


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