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大井川鐵道でトーマス号に乗る(前半)

トーマス大好き!
とまではいかないものの、鉄道全般に興味がでてきた息子を連れて大井川鉄道へ行ってきました。(親のほうがワクワクしています。)

事前に機関車トーマスとトビー号に乗るお弁当付きプランを予約。
はじめに大井川鉄道の新金谷駅に集合するのですが、電車の本数が少なくいつ何が起きるかわからない2歳児を連れての当日入りは困難と考え、静岡駅に前泊しました。

トーマス号の運行日は列車が走るだけでなくトーマスフェアが同時に開催されており、新金谷駅ではトーマスのミニSLやバッテリーカーに乗れたり、トーマスが整備されている様子や転車台に乗せられて方向転換する様子を見ることができます。ここでしか買えないお土産もたくさん売っていて駅全体がお祭り状態です。

私たちも無事新金谷駅に到着し、駅を出るとすぐにバスのバーティを発見。見た目がリアルなことはもちろん、これが実際公道を走るってロマンに溢れていますよね。
さらにその奥を行くと整備場に待機する本日の主役、機関車トーマスの姿が!!親子共々大興奮で駆け寄ります。SL自体実際に走っているのを見たことがなかったので、白煙を上げて待機している機関車を間近に見ると本当に圧巻。ましてやそれが等身大のトーマス姿です。「トーマスって本当に存在したんだ…」と子供のようなことを考えてしまいました。

他にも息子は特殊消防車フリンや、自分でスイッチを押すと動かせる踏切に興味津々でした。
そうこうしているうちに乗車時刻が迫ります。
整備工場からゆっくりと駅に向かい始めたトーマスを見ようとみんな線路際につめかけます。動き出したトーマスは今にも喋りだしそうです。こんなにも大きくて重そうな車体が蒸気で動いているなんて想像できません。

客車もオレンジのカラーリングでしっかりと再現されています。
乗り込むと中は木製で昔の空気が感じられます。向かい合わせになった座席が連なっていて、ヘッドカバーにはトーマスのイラストが。天井にはトーマスのガーランドが飾ってあり、車両全体がお祭り気分です。

出発まで中で待機しているとすかさずベテラン販売員さんによる限定トーマスグッズの車内販売が始まりました。”こんなん買うしかないやーん”ですよね。
飛ぶように売れてゆきます。

いよいよ出発です。「ジュッ、ジュッ」という音とともに沿道の人たちに見送られながらゆっくりと動き始めます。みんなの興奮は最高潮。次第にスピードを上げてゆきながら線路を進みます。緑が生い茂る大自然の中を…かと思いきやトーマス号は途中住宅地や街の中も駆け抜けてゆきます。踏切や家の玄関から旗を振ってくれる子供たちもいました。町全体でトーマス号を盛り上げている感じがしてとてもほっこりします。

途中、線路に並走する道路を新金谷駅で見たバスのバーティが走っているのが見えます。バーティとトーマスのリアルな追いかけっこに子供たちは大喜び。

30分ほど走って家山駅で折り返し。先頭車両は転回せずこのまま後ろ向きに走って帰ってゆきます。傍から見たらシュールですよね。
また30分かけて新金谷駅に到着。

さすがに長いのでここまでで前半とさせていただきます。



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