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マーケティング戦略|ストア・ブランドについて

Webマーケティングについては「TANOSHIKA HP作成」サイトにも詳しく掲載しています。
今回の記事では、マーケティング戦略|ストア・ブランドについて書いてみます。
情報元は『マーケティング戦略』 野口智雄著 です。

小売企業独自の商標

小売店は他店との競争が激しくなると価格や品質面で独自性を出そうとします。個々の小売企業独自のブランドネーム、ロゴ、パッケージなどを付与し、当該小売企業だけで取り扱う商品をストア・ブランド(SB)といいます。

ストア・ブランド

★しばしばSBはプライベート・ブランド(PB)と同一視されますが、実態はPBの一部と考えられます。いわゆるPBは全国販売されるナショナル・ブランド(NB)の対概念で、チェーン小売業や百貨店が独自のネーム、マーク、品質水準、コンセプトなどを設定して販売する商品です。
★PBは、流通業者自身の商品開発への関与、オリジナリティの度合いなどによって、いくつかのパターンに分けられます。
★流通業者が独自に仕様書を作成し、メーカーに生産を委託して作るオリジナリティの高いものがコアPBです。しかし、SBはこの範疇に入るものではなく、小売業者が独自の仕様書に基づいてメーカーに作らせるものではありません。メーカーが通常販売するNBにストア独自のブランドネーム、ロゴ、パッケージなどを付与したものです。簡単にいえば、中身は一緒で外観だけそのストア独自のモノという見せ方をする商品です。
★SBは発注数量がまとまれば、低コストで仕入れできるので、消費者に低価格で商品を提供することができます。メーカーも売上増を実現でき、外観が変更されているため低価格で販売されてもNBのイメージ低下を避けることができます。


最後までお読みいただいて、ありがとうございました。

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