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小さな幸せは大を兼ねる

桜を見に母と息子とで、中央植物園に行ってきました。以前、植物園に行ったのは、独身時代だったと記憶しています。独身のあの頃には、感じていなかった気持ちを、今日は実感していました。

わたしが親になったからだと思います。自分の子どもの頃は、広すぎて見て回るのは大変だと思っていた植物園。行けば、コンパクトに多種多様な植物を眺めて、ときには学び楽しめる場所だと知りました。

息子をベビーカーに乗せて、桜のプロムナード(散歩道)から薄紅色の春を思う存分楽しみ、季節の草花に夜鳥を見てはワクワクする自分。まるで、子どもの頃に戻ったよう。いや、あの時から成長し、自分だけの楽しみから、みんなの楽しみとなったような気がしました。

息子はまだ1歳になったばかり、なにを感じて思っているのかは、正直わかりません。けれど、わたしの幼いの頃ように、見るものすべてが新しくて、大きな冒険をしていたと思います。

その瞬間を一緒にいられることが、本当に親として嬉しく思います。


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