よく食べてよく動いてよく眠りたい
ていねいな暮らしにずっと憧れていた。
コーヒーを豆から挽いて淹れたり、ひと手間かけて朝ごはんを作ったり、ストレッチをして身体のケアをしたり。
日々忙しくて理想を実現できていないからなのか、松浦弥太郎さんの本が好きだからなのか。いつからかそんな暮らしに憧れを抱いていた。
ただ所謂“ていねいな暮らし”と、自分が心地よいと感じる暮らしは違うのかもしれない、と最近思うようになった。
ていねいであるに越したことはない。
だけどそれは手段のひとつでしかなく、そのていねいな行為を通して穏やかな気持ちでいられたらいい。わたしにとって心と体が緊張せずのびやかでいられることが快適な状態だから。
そのために一番大切なのは、ぐっすり眠れていること。
睡眠が足りないと集中できないしイライラするし、他人への優しさも減ってしまう。これは快適じゃない。
お腹が空いているのもよくない。力が入らなくてふらふらするし、朝ごはんを食べないと1日を気持ちよく始められないから。
パソコン仕事が続いて体をずっと動かせないことも窮屈でよくない。ずっと同じ姿勢でいると呼吸も浅くなって、筋肉が固まっていくのを感じる。
よく食べてよく動いてよく眠る。
大切なことはいつもシンプルだ。ただ忙しい毎日を過ごしていると、その大切なことが埋もれていってしまう。だから心が弱っているとき疲れているときこそ、思い出したい。
こころ穏やかでいられる快適な暮らしに近づく方法を。
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