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《舞台》『美女と野獣』を観たので感想を残す

中学・高校の時にミュージカルをやる部活に入っていたの。
高1の時にこの演目に出演して、ガストンの取り巻き役でキャピキャピやらせてもらったな。下級生でもお役をもらえて嬉しかったな。
部活動の6年間で一番楽しい演目だったな。

そんな思い出に浸るだけの日だと思っていたのですが
たくさんのものを持って帰ることができました。

セットめっちゃ変わってない?
舞浜公演になってから、比較的抽象的な作りになったんだね。
野獣が心のうちを歌い上げるバルコニーのセットとか
野獣がベルにプレゼントする図書館とか
想像力が少し必要な造りをしていた。笑
ベル「私こんなに沢山の本を見たの、生まれて初めて!」
私「え、本どこ?どこ?あ、そこか。。」

心の貧しさゆえに醜い野獣に変えられてしまった野獣と
小さな町で変わり者と言われ窮屈な思いを感じていたベル
二人が少しずつ心を寄せ合って
恋に落ち、魔法が解ける。
誰でも知ってる有名なあらすじ。

恋って美しいね。
初めはお互いに良い印象を持っていなかった二人が
互いの弱い、柔らかいところに触れ
ディナーを共にして、二人だけの舞踏会で、ともに踊る。
ここで二人は、互いを愛し始めていることに気づく。

ミセスポットが歌う「美女と野獣」のテーマ。
「陽は上り また沈む いつの世も変わらぬは恋心。」

美しさも醜さも
気難しさも怒りも
過去も未来も

何もかも超えられるのが恋。
世界で生まれる恋心が次の世を作る。

二人が恋に落ちるのと対比して
ガストンからベルに行う求婚は
ガストンのエゴイズムから来る私利私欲のための求婚

恋ってそうじゃないのよ、と。
アランメンケンが大事なことを教えてくれる。

あなたを全て受け止めたい。
あなたに全てを受け止めてほしい。
あなたを理解したい。
抱きしめたい。
あなたが傷ついている時は側にいたいし
あなたが幸せになることが私の幸せで
笑顔でいてほしい。
だって、好き。大好きだから。
あなたのための私でいさせてほしい。

妄想が膨らみすぎて、泣いちゃったよ。笑

経験を重ねると、
いろんな出来事と歌がリンクしてしまって
どうも涙もろくなっちゃうね。

やっぱり恋愛で結婚したいな。
愛が溢れて止まらない
いつまでも抱きしめていたい。
その人となら貧しくても、
困難が起きても
笑っていられる。
きっと幸せでいられるだろうなって
心からそう思える人と。

美女と野獣。
物語の美しさだけじゃない。
恋愛の究極だと思いました。
大切な人と見たくなった。

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