今日から日記を書き始める。

書きたい時に書きたい事を書きたいだけ、というスタンスで。書き始めようと思ったきっかけは、割と頻繁に訪れる"仕事辞めたい期"に備えて。「辞めたい」と思う原因は色々あると思うのだけれど、問題はこの気持ちを人に説明しようと思ったときに口から出てくる言葉は「何か何か…」ばかりということ。つまり自分の中で何が上手くいっていないのか、何に違和感を覚えているのかを言葉にして相手に伝えることが出来るほどはっきりと分かっておらず、嫌だという暗い気持ちだけに支配されている。

今までの私だったらこの"辞めたい期"から必死に目を逸らし続け1日1日を何とか乗り切ってきた。または上司を何でも受け止めてくれる人と勘違いして(またはそう思いたくて)毎日「もう明日から来ません」「やっぱり辞めます」と感情をぶつけていた。上司からしたらたまったもんじゃないだろう。

ところが自分の気持ちに少し目を向けてみたところ、どうやら本当に辞めたいわけではないのだろう、という事に気がついた。働いていて私が「嫌だ、もう辞める」と思う時というのは後から考えると解決のしようがない事ではなさそうなのである。何となく。

それだったら、時間もかかるし面倒くさくもあるけれど、今の自分の瞬間の感情を押し込めてやり過ごさずに、紐解いて言葉にする練習をしようと考え付いた。そうでないと今の会社を辞めてどこに行っても私は同じことを繰り返す、高確率で。

「若いんだから尚更そういうことに一回いっかい立ち止まってしっかり考えるといいよ。それをしないでお局になっていった人いっぱい見てきたから、もうそういうのいらない」という上司の言葉。まあ、若さは関係ないのかなと思いつつ。

そういうわけで日記を書き始めようとしている。続くか全く分からないけど。