見出し画像

社会人野球投資法~長期投資に勝つ視点~

こんにちは。TNDです。

私は主に国内個別株をメインに投資を行っています。
2020年のいわゆるコロナショックの頃に個別株投資を始め、様々な銘柄に触れながら、配当や優待で長期にわたって確実に資産を増やすメソッドを確立してきました。今回はtwitterのフォロワーさん限定で私の独自投資メソッドをご紹介します。

早速ですが本題です。
長期投資により資産を増やそうとした場合、株を買う時の主なポイントは一般的に以下のものが挙げられます。
・事業の安定性(継続的に安定した利益を出せるか?)
・事業の成長性(今後も事業を拡大していけるか?企業価値を向上させ続けられるか?)
・株主還元方針(配当や優待による株主還元に積極的か?)
・社会的存在意義(社会に必要とされる会社であり続けられるか?)
当然このようなポイントを全て満たす企業を探し出し、投資をすることが資産を増やすカギとなりますが、資本や情報量の面で機関投資家に対し劣る個人投資家が先んじてそのような銘柄に投資することはなかなか現実的ではありません。

しかし私は、簡単な方法でこれらを満たす企業を見つけ出すメソッドを編み出しました。キーワードは社会人野球です。硬式野球部のある会社に投資するのです。
え?何言ってるの?と思われるかもしれませんが、つまりこういうことです。
・事業の安定性(継続的に安定した利益を出せるか?)
→みんな大好き北海道拓殖銀行のように会社すら消滅した野球部も過去に存在する中で、バブル崩壊やリーマンショックも乗り越え、野球部を守り続けられるほどの安定した業績と経営的な体力がある
・事業の成長性(今後も事業を拡大していけるか?企業価値を向上させ続けられるか?)
→硬式野球部の存在により会社に一体感の醸成され、会社の業績に大きく貢献することが期待できる
・株主還元方針(配当や優待による株主還元に積極的か?)
→硬式野球部自体は稼ぐことができる組織でないにも関わらず、それを持ち続けられる体力があることから相応に会社自体に稼ぐ力・株主還元をおそらく期待できる
・社会的存在意義(社会に必要とされる会社であり続けられるか?)
→都市対抗野球をはじめ、主要大会での大応援団を見れば疑問を持つこと自体がナンセンス

これらの理由から硬式野球部を保有する企業への投資は極めて長期投資に向いていると言えます。
また、これら"社会人野球銘柄"の中でも配当利回りが3%以上あり、配当の変動が少ない企業は特に長期投資に向いており、NISA枠を利用したいわゆるガチホを前提に購入することで、継続的に配当収入を得て、それを再投資することで複利効果が得られます。
一方でリスクも認識しておかなければなりません。個別株の一般的なリスクは割愛しますが、社会人野球銘柄特有のリスクは以下のものが挙げられます。
・業種が偏る
→日本選手権の前身は日本産業対抗野球大会という大会なのですが、このような大会が存在していた程度には同業に複数の野球部が存在します。代表的な業種では、鉄鋼(日本製鉄・JFE)、自動車(トヨタ自動車・ホンダ・日産自動車(活動再開予定))があります。同業種を複数購入することは通常の投資ではあまり一般的でありませんので注意が必要です。
・試合結果による株価変動
→一部投資家では、都市対抗野球をはじめとした主要大会及び予選の結果が株価に影響するとの分析もあります。独自研究の域を出ないとの意見もありますが、注意すべきポイントです。

いかがでしたか?個別株投資もこう考えると随分簡単ではないでしょうか?

え?だらだら書いてるけど要するに誰でも知ってる大きな会社で配当良いとこ買ってるだけだろ?配当が良いからって野球部潰したJT買ってるのはおかしい?うるさい黙れ、お前はジャパンディスプレイの株でも買ってろ。

次回があれば具体的な実践方法、第48回社会人野球日本選手権注目チームをご紹介します。(続く)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?