noteの推奨環境がWin10以降になってしまった。あらまあ。
うちはというとWin7のまま、最近動かすとぶわぶわ音の鳴るノートPCを使っております。
アップデートして！！！してして！！！！！！ね！！！！！！ここから！！！！！！すぐ！！！！！！！すぐできるから！！！！！ほら！！！！！　という再三の催促も無視してアップデートしないまま3年経ってしまった。
当時はSAIが使えなくなると聞いていて、SAIが使えないと同人誌の表紙を作れなくなるのでアップデートしなかったんだけど。

同人誌の表紙は全部SAIで作っている。絵は描かないのでデザイン表紙を作っては「表紙がめっちゃかわいい～～！！」ってなりながら本を作っている。「絶対この表紙でこの装丁の本を出すぞ！！」っていうのが原稿中のモチベーション。

絵は、昔は描くのが好きだった。授業中は絵を描く時間か寝る時間という学生時代だった。授業を真面目に受けていた記憶がねえ。とくに中高生。
でも絵では自分の考えていることがうまく表現できないなと感じるようになって、文字を書くようになった。というかどっちもやってみた結果漫画を描くよりは小説を書くほうがまだできるなと判断したからだ。

この判断が正しかったのかどうかはわからんけど、絵については今の段階でほとんど描かなくなっても「描きたいな～」みたいな衝動が訪れることはあまりないが、文章については「書きてえ～～」ってなるので、どちらかといえば向いていたんだろうという気がしている。

でもかわいいものを組み合わせるのは好きだ。わたしは自カプを世に存在させるために二次創作をしてい（る）たが、同人誌はかわいい表紙を作りかわいい装丁にするために作っているところがわりとある。
とはいえ予算もないのでそんなにめちゃくちゃこだわりの装丁ってわけでもないけれど。かわいい紙をつかいかわいいデザインの表紙を印刷してもらう。それだけで中身はともかく作った甲斐がある。
あとイベント時に既刊を並べるときも、ああこの本かわいいな～って自画自賛に浸れるので楽しかったりする。

高校時代は野球選手の絵ばっかり描いていた気がするけど、他に好きだったのはロリィタファッションを纏った女の子の絵を描くこと。
好きなメゾンの新作とかを見て、そのまま描くこともあれば自分なりにアレンジしてこういうお洋服ほしいな～着たいな～っていう欲望を絵にしていた。
個人的にはこのときの欲望に即したらくがきやケータイ向けブログのテンプレート作成が今の表紙作成に大いに役立っている気がする。

旧知の友人にわたしが作っている同人誌の表紙を見せたら「とても高校野球漫画の同人誌には見えない」といわれた。た、たしかに…！！とそのときはびっくりしたのだがまずいちばん最初に作った同人誌が「最初で最後になるわけだから自分が満足するとにかくかわいい表紙にしよう…」というところから作り始めてしまったので仕方がないと思う。

なんというか基本的に人のために作っていない。ふらみんちゃんのふらみんちゃんによるふらみんちゃんのための同人誌なのである。中身も含めて。
たまにかなり難航するのは、人の目を気にしてしまったためと思われる。

実はちゃんとデザインを学んでみたいなとか、そういうお仕事とかできないかなと考えたりもしたけれど、このように自分のためにしか作れないことに気づいてしまったため仕事にはできない気がしている。
そういえば料理も自分のためだけに作るのが好きだしな。
仕事になるとどうしても、依頼者のために依頼者の事を考えて作る必要がある。以前姉の結婚式で席次表のデザインをやったが、相手が姉で気兼ねなくお互いにいろんなことを言い合えたからできたのだろうなと思う。

とはいえ、やる前から言い訳を考えるのはよくないかもしれない。
わたしはなんでもこれをやったらどうなるかなどの事前シュミレーションをしがち。

かわいいもの…自分がかわいいと思うものを創ったり、自分はなぜこれが好きなのかっていう理由を言語化したりして生きていければいちばんいいなあ。