自分用セイバーメトリクス指標の意味メモ②QSとWHIP
自分用メモ2つ目。投手のいろいろ。
①OPSとISO(打者)
QSについて
「Quality Start」のこと。これもOPSと同じくらい有名と思う。
味方が何点取ったかや投手の勝敗に関係なく、先発投手が先発としての役割を果たしたか、試合を作れたかどうかの記録。
QSの条件:6回以上投げて自責点3点以下
QS率=QS回数÷先発試合数×100
6回以上自責点3以下の理由は特にない。覚えやすいからってだけらしい。
7回以上投げて2失点以下はHQS「High Quality Start」ともいう。
なお、7回以降で4失点目を失った場合はカウントされない。QS率が60%以上あればいい先発投手といえる。
WHIPについて
読みはウィップ。「Walks plus Hits per Inning Pitched」投手が1イニングあたり何人ランナーを許したのかの指標。
WHIP=(与四死球+被安打)÷投球回
1.0未満でスーパーエース、1.2未満でエース級。1.4を上回るとあまりよくない。1.4×9イニング=12.6ということなので、1試合完投したとして12人以上はランナーを出すという目安になる。
なお、先発投手よりリリーフ投手のほうが良い数値が出る傾向がある。
今さらすぎて逆に知らない(かもしれない)基礎
防御率=(自責点×9)÷投球回
防御率とは、規定イニングでどれだけ自責点を取られたかを平均化した数値。
自責点とは、投手が責任を負うべき失点のこと。捕逸、失策、走塁妨害、 打撃妨害での失点は投手の責任にならない。
規定投球回数とは、投手が最優秀防御率のタイトルを獲得するのに必要な投球回。基本的にリーグの試合数と同じ数字。2019年の試合数は143試合のため、規定投球回数は143回。
ちなみに去年ホークスはこの回数に到達した投手がいなかったと話題になった。投手分業制になり先発完投型の投手が少なくなったこともあり、規定投球回数到達者は年々減少している。まあこれも時代なんじゃないかな。
以前までは最高勝率のタイトルも規定投球回数を条件に含んでいたが、2013年に「13勝以上した投手の中で勝率が最も高い投手」の条件になってからは規定投球回数は関係なくなった。
全然関係ない話だけどこれわたし自分の同人誌で間違って最高勝率の話に規定投球回数云々って書いた気がする。おかしいな2017年の千賀さんを参考にしたはずなんだけど…。
今回はここまで。次も投手について。
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