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こんな日は外に出ちゃダメ!

とても寒い1日でした。

本業ではこの寒い中でずっーとアウトサイドの世界へ出ずっぱり。

気温が低い日の再来と共に、冷たい吹きっさらしの風がビュービューと吹いていて凍える寒さでした。そしてそれに追い打ちをかけるように降りしきる冷たい雨。

業務の都合上、人がへこたれる程度の悪天候では業務を中止しようという話にはなりません。よく報道で、大変危険なので不要不急の外出はお避けくださいと注意喚起がありますけれども、猛暑、暴風、台風、豪雨、降雪くらいではビクともしない業界。サービスに合わせて、悪天候に関係なく人は立ち向かって動かなければなりません。

唯一私達が悪天候で業務を止められるもの、それは雷雲の接近です。雷雲が上空に近づくと、どんなに業務が滞ろうとも一斉に業務は中断します。過去には落雷、避雷を受けた事例が複数あり、人命に大きく関わるからです。

昨日の1日を例にとると、とても気温が低く、冷たい風が吹きしきる中で冷たい雨も降っていました。この状況でずっーと外にいるとどうなるかというと、まず鼻先のあたりがどんどん冷たくなっていきます。そのうち足に雨水が浸透してきて地面の冷気と共に足の指先が冷えていきます。その冷えが徐々に上へと上がっていき持病の腰にまで達し下半身全体を冷やしていきます。指先はお風呂の湯船にしばらく浸かったように指がふやけていきます。そしてだんだんと頬の筋肉が冷やされ感覚がなくなり呂律が回らなくなります。髪の毛に浸透した冷たい雨水は、髪の毛から顔や首先を伝って上半身へ侵入し身体全体を冷やしていくのです。寒くて冷たい雨の中で、集中力を維持しながら間違いの無いように注意を払い続けるのは本当にしんどいです。やるしかないですけど。

この冬の寒さにはそれなりに慣れてはいましたが、今日は冷たい雨が1番厄介でした。本当に辛かった。

帰宅してすぐの入浴とその後に食べた温かいものがとても身体に沁みました。皆さんは悪天候時に不要不急の外出は避けてくださいね。私たちはプロなので最善の対策を練って立ち向かいますけれど。

こう考えるとポスティングは、悪天候には仕事に出なくてよいので大変なメリットだと思います。作業の効率は悪いし、チラシは濡れてしまうし、何のメリットもないですもんね。

同じアウトサイドの仕事でもこんなに境遇が違うもんかと改めて感じた1日でした。

「人として、こんな日は外に出ちゃダメ!」と叫びたい。けどやるしかない。