仮面ライダーリバイスのアンチ行為に見る、【イマドキ】のアンチ

【おことわり】

 本記事は私の記憶を元にアンチの歴史を記載しており、パソコン通信の事象などソースが残存していない記述もあるため、事実に相違点がある可能性があります。また、私個人だけで作成した記事であるため、視点に偏りがある可能性があります。さらに、刺激の強い比喩が用いられております。あらかじめご了承の上、お読みください。

はじめに

 仮面ライダーリバイスが最終回を迎えたので総括した。

 一方で、SNS(主にTwitter)上で仮面ライダーリバイスに対し、スタッフや脚本家に誹謗中傷を送り付けるアンチ行為や、作品に対するネガキャンが、否が応にも目立った。このアンチ行為の背景をたどっていくと、イマドキのアンチの特徴が浮き彫りになったので、以下に詳述する。

ネットによる特撮ファン交流の歴史

 パソコン通信やインターネットなどによる特撮ファンの交流について、プラットフォームや対人構造、アンチの特徴などを年代順にまとめてみた。

特撮ファンの交流形態の歴史

 なお、文通やLINEなど閉じた交流プラットフォームや、InstagramやTiktokなど意見交換よりも画像共有が主体な交流プラットフォームは対象外とした。

~90年代:パソコン通信上の君主制

 90年代までだと特撮ファンは雑誌のおたよりコーナーなどで意見を広めていたが、PC-9801互換機やWindows95の普及などによりパソコンが普及しはじめ、特撮ファンもパソコンを持ち始め、中にはパソコン通信を用いて意見交換をする層も出始めた。
 このパソコン通信では、ボランティアの管理者が運営会社の下で掲示板を管理していた。個人的には管理人の言うことが絶対という君主制的なところがあったと思う。とはいえ運営会社にもよるがパソコン通信は課金制で1個人につき1IDが付与され、複数IDの所持は禁止だった。そのため、一般のアカウントによる厄介行為が極めて少なかった
 その一方で管理者が権限を利用してアンチ行為を働いていたことがあった。管理者が自分の担当する掲示板で対象作品を叩いたりスタッフの誹謗中傷を書いたりすることもあれば、管理者が自分の担当する掲示板の対象作品を嫌いになり、副管理者に書き込みの盛り上げを丸投げすることもあった。
 また、声の大きい一般アカウントが他のアカウントに対して誹謗中傷したり、作品やスタッフを叩いたりしても、管理者がスルーすることにより黙認されたという例もあった。
 管理者の君主制により作品の多様性が阻害される一方で、90年代後半からインターネットのホームページが流行しはじめ、どの作品の感想を自由に書き込めるようになったため、2000年代には特撮ファンの交流の場がパソコン通信からホームページへ移ることとなる。

2000年代:インターネット上の民主制

 2000年代前半では特撮ファンの交流の場としてホームページと付属の掲示板が主体となっていく。特撮全作品を扱うポータルサイトもあれば、各作品専用のサイトもあり、百花繚乱だった。誰もがホームページの管理者になることができ、掲示板に荒らしが出現しても管理者権限で追い出すことができた。管理者と閲覧者でトラブルが起きても管理者が閲覧者を追い出すか閲覧者が別のサイトへ行くかすることにより、トラブルが大きくならなかった。
 とはいえホームページは基本的に自作であり手間がかかった。そのためすぐに日記が書けるようなブログサイトが2000年代中盤から流行り出した。さらに2007年頃になると、招待制SNS「mixi」が流行り出した。mixiは友達からの紹介のみで入会できるため、荒らしや厄介行為をすれば友達との連帯責任として友達共々追放される。そのため荒らしや厄介行為が少なかった。

 その一方で大型匿名掲示板「2ちゃんねる」が設立され、管理者ー閲覧者という階層構造や個人の特定を嫌がる層により盛り上げられた。匿名掲示板にはホームページ管理者や有名人などの誹謗中傷が書かれており、トラブルの原因や裁判沙汰になった。
 しかし「半年ROMれ(今までのログを全部読んでから判断しろ)」「ソースはよ(出典元のない情報はあてにするな)」「ブラクラや有害サイトに注意」「ファンスレ(本スレ)とアンチスレを分けよう」などの独自の文化が醸造され、無法地帯で悪口の巣窟だった掲示板はやがてマイルド化していった。
 アンチ活動が一番ひどかった感のあるゲキレンジャーやゴセイジャーのときでは立てたアンチスレの数がファンスレより多いことをやたら自慢しており、ファンスレにもアンチが突撃することがあった。しかしゴセイジャー終盤に至っては、アンチスレ数の増加にファンが執心しファンスレにアンチが寄らなくなったため、ファンスレのほうで少数精鋭のファンが名考察を記載していた。
 しかしそんな匿名掲示板も、情報セキュリティ攻撃の激化によりセキュリティソフトが普及していき、セキュリティソフトが匿名掲示板を危険サイトとみなしてしまいアクセスできなくなった。一方、ブログやmixiで長文を書く面倒さを、140文字限定で投稿できるミニブログサイト「Twitter」が解消することになる。そのため、やがて特撮ファンの交流の場はTwitterやYoutubeへと移行していく。

2010年代~(イマドキ):SNS上のカルト

 2010年代に入ると、140文字限定で投稿できるミニブログサイト「Twitter」や、動画投稿サイト「Youtube」、生放送配信サイト「ツイキャス」などのSocial Networking Service(SNS)が特撮ファンの交流の場となっていく。特にTwitterは投稿の敷居の低さとスマホとの親和性の良さにより普及していった。
 TwitterはHPやブログ以上に気軽に投稿できることから「空気を読まなくても誰でも投稿ができる」ことが特徴であり、管理者であるTwitter社もよほどの規約違反でない限り取り締まらなかったため、最低限ネットでの発言の民主化がさらに加速した。
 しかし、2012年のフジテレビ抗議デモあたりからネットに反韓派が出始めてやがてネトウヨと呼ばれる右派となる。その対抗勢力として左派が出始めて右派VS左派という構図になり、中道がいようものなら敵対勢力とみなすことで中道や独自意見を許さない空気がネット上に蔓延していく。ここから「空気を読まずに発言できる」という文化が侵食されていく。
 その一方で2014年に発生したSTAP細胞問題で、論文の筆頭著者である小保方氏がネット上で誹謗中傷を言われたりコラージュが作られたりしており、スキャンダルの渦中にある人物をネットリンチする文化がネット上に蔓延していく。コラージュに至っては著作権違反や肖像権違反を通報する仕掛けがないため、無法地帯となっていく。
 そのため右派VS左派の議論やネットリンチなど見たくない人々はキーワードをミュートするなど自己防衛を施していたが、Twitter社は議論の加速を促す目的か、
 検索画面におすすめを強制表示
することにより、強制的にキーワードを見させられることになってしまう。

 以上の特性に気づいたフォロワー数の多いアカウント、いわゆるアルファツイッタラーの一部は、心理学を駆使して他のアカウントを扇動し、自分たちの勢力を誇示するために他の勢力や無関心層を敵対勢力とみなして叩きにかかっていったのである。
 一方でTwitterは2022年現在、一個人につき複数垢を所持可能である。昔は複数垢所持禁止だったが、違反者が凍結されることはなかった。そのため匿名掲示板で匿名を理由に言いたい放題言っていた層がTwitterへ流れ込み、アカウントを凍結されてもいいような捨て垢を作っては、アルファツイッタラーの囲いとなって一緒に敵対勢力を叩いていったのである。とはいえ誹謗中傷により自殺ほう助したアカウントの持ち主が書類送検された。現在では刑が軽くはあるが、厳罰化は時間の問題であると考える。
 このようにアルファツイッタラーが煽りを用いて自分の意見を主張し、捨て垢が誹謗中傷により敵対勢力を叩き、おすすめ強制表示により無関心層まで騒動へ巻き込んでいったのである。
 特撮系でも以上の文化が蔓延し始め、コロナ禍が発生した仮面ライダーゼロワン後半あたりから厄介系特撮アルファツイッタラーが標的作品を叩き始め、捨て垢が誹謗中傷によりスタッフや作品のファンを叩き、おすすめ強制表示により無関心層までがアンチ行為を強制的に見させられることになってしまっている。

特撮作品が叩かれた理由を振り返る

 ではどのような特撮作品がどういう理由で叩かれたかを私見でまとめてみた。

2000年代までの特撮作品が叩かれた理由

2010年代まで:前作との比較

 全作品を説明するとただでさえ長い文章がさらに長くなるので省略するが、まず2000年代までにおいては他の方も指摘なさっている

  ように、「前作との比較」という理由が多いように思えている。前作との比較は心理学的に最も手間がかからない批評とされているため、特撮ファンが自分のステータスを誇示するには打ってつけの手段と言えよう。
 また、昭和作品を嗜んだ世代が平成作品を見てジェネレーションギャップを起こすが、見切りをつけてジャンルから離れていく人が多く、粘着する人が少なかったのも特徴的だった。
 一方、2010年以降は叩く理由が変容してくる。

平成終盤:炎上商法などの胡坐かき

2010年代以降の特撮作品の叩かれる理由

 2012年からいわゆる春映画という枠で始まったスーパーヒーロー大戦シリーズでは、過去ヒーローのほとんどがやられ役だったり、かつてのヒーローが自分の意志で地球破壊未遂を起こしたり、おまけ程度に現行作の副主人公が死んで「続きはオリジナルビデオで!」と宣伝したりと、明らかに制作側が意図的に特定の視聴者を怒らせて注目を集める炎上商法に傾倒していた感があった。
 一方で2018年のウルトラマンR/Bやウルトラマンタイガにおいても、懐古厨で憎み切れない悪役が新敵キャラに粛清されたり、ウルトラマンタロウの息子であるはずなのに帰ってきたウルトラマンリスペクトが多かったりと、視聴者が疑問を抱くような展開が多かった。
 いずれの場合においてもシリーズが長期化して胡坐をかいてるような状態になり、そこを視聴者に見透かされて叩かれたと考えている。
 しかし仮面ライダーやスーパー戦隊は放送時間帯の変更、ウルトラマンは玩具の売り上げを余儀なくされたため、胡坐をかいてる場合ではなくなり叩かれることもなくなった・・・はずだった。

令和(イマドキ):勝手な期待が裏切られた

 ご周知の通り、2020年に新型コロナウイルスが蔓延し、しゃべるときにマスク着用、黙食、手洗いうがい、三密回避、テレワークなどの感染対策がなされることになる。感染者数が爆発したときには不要不急の外出の自粛が政府から呼びかけられた。そのため、制作者側の物理的な制約や、視聴者側の精神的な負荷がかかることとなる。
 制作者側の物理的制約として、新型コロナウイルス感染により遠方ロケができなくなったり、多人数の撮影が困難になったりすることがあり、さらには出演者やスタッフが感染した場合には欠席を余儀なくされ穴が開くという状況になる。
 仮面ライダーゼロワンでは、関係者の新型コロナウイルス感染により撮影所が閉鎖した数週間、総集編を放送して穴を埋め、その分放送期間短縮がなされた。一方で同期の桜であるウルトラマンZはコロナ禍を感じさせない作りに仕上がっており、魔進戦隊キラメイジャーもコロナ禍を逆手に取りそれまで影の薄かった魔進達の掘り下げに成功していた。これらの2作が奇跡的にすごかっただけであり、仮面ライダーゼロワンもそれまでの仮面ライダーシリーズのフレームワークを崩さなかっただけ十分がんばったとは思うが、仮面ライダーゼロワンが同期の桜2作と比較され、劣っていると評価されてしまったのである。
 続く仮面ライダーセイバーも、エンディング復活やストーリーテラーによる解説、昭和要素の導入などにより、コロナ禍による撮影リソース不足をしのごうとした。しかし平成ライダー原理主義者が昭和アレルギーにより拒絶反応を起こしたことで叩かれることになる。詳しくは以下参照:

 この辺まではコロナ禍による制作者側の物理的な制約が原因だった。
 (なお、ゼロワンにはコロナ禍前に鬱展開が長期化して叩かれたこともあったが、鬱展開が終了した頃には評判が回復した感があった。)
 しかし、ウルトラマントリガーのあたりから、叩かれる理由が視聴者側の精神的な負荷へと変容していく。
 ウルトラマントリガーはウルトラマンティガ25周年記念作品として制作され、視聴者側、特にティガ・ダイナ・ガイア(TDG)世代からは多大な期待が寄せられた。しかし、蓋を開けてみれば劇場版ウルトラマンティガ FINAL ODESSEYリスペクトだった。TDG世代、特にアルファツイッタラーはTV本編リスペクトを期待していただけに、期待外れでガッカリしたということで叩かれた。
 仮面ライダーオーズ10th 復活のコアメダルは、仮面ライダーオーズ放送10周年を記念して制作された。一方、全仮面ライダー大投票で仮面ライダーオーズが作品部門で第3位、ライダー部門で第4位となっており、これを機にオーズ特需が起こることとなる。過去に販売された変身ベルトの玩具が中古でも高価で売られるほどである。
 そのように期待が高まった状態で復活のコアメダルが特別先行上映されたが、主人公が死ぬという結末によりアルファツイッタラーを筆頭に視聴者から叩かれることとなる。
 今までの東映特撮10周年記念続編は戦隊シリーズのみリリースされていたが、いずれも特定のキャラが闇落ちしたり転落したりする鬱展開はあっても最後はどの作品もハッピーエンドだった。仮面ライダーシリーズの10周年記念続編は初めての試みだったにも関わらず、視聴者、特にアルファツイッタラーが勝手にハッピーエンドを期待して、期待外れということで叩き始めたのである。
 このようにトリガーや復活のコアメダルでは、視聴者が勝手に内容を期待して裏切られて叩き始めるという点が共通している。コロナ禍で制約が強いられ視聴者に精神的な負荷がかかる中、「新作は〇〇であるべき、でなければクソ」という期待を過剰に抱くことでコロナ禍のストレスを解消しようとした。しかし裏切られると認知の不協和を楽に解消すべく、期待に使っていた熱量を監視・批判にそのまま転用し、アンチ行為に走ってしまう。

 ちなみに近い時期に放送されたヒーリングっどプリキュアでも、主人公と敵キャラのぬいぐるみがセットで発売され、音声再生機能において主人公と敵との和解を仄めかすセリフが収録された。しかし、本編では当初の予定通り主人公が敵と決別する展開になっており、不整合が生じた。その不整合をアルファツイッタラーが叩き始めてヒープリアンチ界隈が形成され、彼らは放送終了が1年経った後も叩き続けたのである。このケースにおいてもぬいぐるみのセリフの内容から勝手に和解を期待して裏切られて叩くというパターンである。
 しかし仮面ライダーリバイスで叩かれる理由がさらに変質することとなる。復活のコアメダルが叩かれた後、次に叩かれるターゲット候補となったのはシン・ウルトラマンである。シン・ゴジラの二番煎じとして叩きやすかったからである。しかし庵野・樋口両氏はじめスタッフ・キャストの尽力や、二番煎じという諦観がネット上で広まったこともあり、二番煎じという予想が裏切られて多くの特撮ファンに支持され、大ヒットしたのである。
 叩く作品がなくなった一方、復活のコアメダル叩きの快感に飽きつつも同じような快感を得たい、応援するより叩くほうが構ってもらえるし特撮オタクとしてのステータスも向上すると思ったアルファツイッタラーは、ターゲットを仮面ライダーリバイスへと変更した。
 仮面ライダーリバイスではシン・ウルトラマン上映直後ぐらいの頃に鬱展開の長期化に入る兆候があった。しかし、単に「仮面ライダーゼロワンみたいに鬱展開が長引く」と言っても二番煎じと思われ訴求力がない。そう判断したアルファツイッタラーは、
 「仮面ライダーオーバーデモンズという名前の新ライダーが登場するらしいけど、デモンズがついてるからヒロミさんがデモンズに変身したときの強化形態だよね、でなければクソ」
 「次回予告で玉置君が変身しようとしてるから玉置君ライダー化するよね、でなければクソ」
という期待を装った呪いをかけてきたのである。
 (ちなみにアイドルマスターミリオンライブ界隈では、「1日目のライブはこの曲だから2日目はこの曲が来ると予想!もしそうじゃなかったらと思うと怖いよね、だから恐怖を皆と共有したのさ」と期待をネタにするぐらい文化が成熟していた。もちろんコロナ禍前というアドバンテージはあるが。)

 仮面ライダーリバイスのほうに話を戻すと、牛島光がオーバーデモンズに変身し、玉置は変身に失敗して代わりに夏木花が仮面ライダーアギレラに変身し、期待外れということで叩かれたのである。
 そして比較対象として、リバイスを叩くためだけに同時期のドンブラザーズを持ち上げられもした。それまではファンしか見向きもしなかった制作者側のパワハラ・セクハラ問題も、手のひらを返すかのごとく槍玉に挙げられた。
 ウルトラマントリガーや復活のコアメダルでは潜在的な期待がアルファツイッタラーによって持ち上げられたが裏切られたため叩く、という構図だったのに対し、仮面ライダーリバイスではアルファツイッタラーにより期待という呪いを植え付けられ、期待外れということで一斉に叩き始めるという構図になっており、この構図はコロナ禍で精神的余裕のないイマドキにおける特撮作品アンチの特徴といえよう。

SNS上の同調圧力

 アルファツイッタラーが過度な期待を扇動して人々をアンチに走らせていることについて述べてきたが、他にもアルファツイッタラーは同調圧力を使って周囲の友人をアンチ行為に走らせていることもある。

同調圧力

 アルファツイッタラーがアンチ行為を行い、フォロワーが反発しよとすると「友達とコンテンツ、優先するんじゃ!」とフォロワーに圧力をかけ、「コンテンツよりも友達を優先しよう」と思わせるのである。
 もともとコンテンツを楽しみアンチ行為に走らなかったアルファツイッタラーも、友人のアルファツイッタラーに忖度して意見を合わせるようなことも最近ではよく散見された。このようにアルファツイッタラーがフォロワーに忖度させてアンチ仲間を増やしているのである。
 ちなみに私はというと、パソコン通信時代に所属していたサークルの主が脚本家叩きを行っていて痺れを切らしたため、当時仲の良かった異性がサークルにいたにも関わらず、サークルと決別したという思い出がある。なぜかというと迎合して脚本家を叩いたとしても、サークルとは別の原因で決別することもあるため、実在の人物を叩くことが嫌だという自分の気持ちに正直になったからである。そのスタンスは現在までも続いている。

アンチ行為に加担しないためには

 以上、イマドキのアンチ行為の特徴について以下3点を語ってきた。
①捨て垢による誹謗中傷とおすすめ強制表示による巻き込み
②アルファツイッタラーによる過度な期待の植え付け
③同調圧力によるフォロワーへのアンチ行為の加担促進
 これらに対して私がどう対処しているか、参考までに記載する。
 ①についてはシステムの都合上、おすすめ強制表示を見ないようにするのは非常に難しい。とはいえ個人的にはトレンドの地域をアメリカへ変更することで、日本語のトレンドを表示しないようにしている。
 また誹謗中傷については即通報し、判断が難しいものについては垢をミュートしたりブロックしたりするようにしている。ブロックについても以前は伝家の宝刀と思っていたが、今では単に「窓から臭い匂いがしたら窓を閉める」ぐらいの感覚で、全人格否定するというわけでもなくブロックを行っている。
 ②アルファツイッタラーによる過度な期待の植え付けについては、なるべく過度な期待をしないようにし、予想外の展開があることをあらかじめ覚悟することで予防している。また相手が「今後の展開は〇〇であるべき、でなければクソ」という期待を装った呪いをかけてきたときには「こいつ呪いをかけてきやがった」と返すことで笑いに昇華させて無効化するという手を使おうと思っている。
 ③同調圧力については、「コンテンツと俺と、どっちを取るんじゃ!」と言われても、「コンテンツが好きな私の意見も容認できないようなら、コンテンツを捨ててもいずれ私と意見が合わなくなって仲が破綻する」と思うことで相手にNoを突き付けるようにしている。

同調圧力を跳ね返す

 なお、過度な期待を装った呪いと記載したが、「〇〇はクソ」という烙印自体が周囲にとっては呪いとなってしまう。昔私が同期とビーファイターカブトを見ていたら同期がやたら駄作扱いしていたので、影響されてビーファイターカブトに対してアレルギーを持ってしまった。
 しかし25年後に配信を視聴して面白さに気づき、自分は今まで同期のアンチ行為により呪いをかけられていたんだなあと思った。
 自分の刹那的な快楽だけのためにアンチ行為を働いて、他人が作品を見られなくなる呪いやトラウマにかかる責任をどうとれるのか、アンチには考えてもらいたいところである。もし「そんなこと俺の知ったことか」と言うなら、そんなアンチのことも俺の知ったことかと思わざるを得ない。おそらくアンチ行為がエスカレートして誹謗中傷で通報されて垢を失うか豚箱に入れられて、ようやく自分の過失に気づくか気づかないかであろう。

終わりに

 以上、アンチの歴史を振り返ることで、仮面ライダーリバイスに代表される特撮作品についてイマドキのアンチの特徴について浮き彫りにし、参考までに私のアンチ対策を記載した。アンチに悩む人々がおられるなら参考にしていただけると幸いである。
 以上、noteの文字数の限界に迫るほどの長文をお読みいただき、ありがとうございました。

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