『ピンチはチャンス!』には条件が必要と言うお話。

こんにちは。

突然ですが、
「ピンチはチャンス!」とよく聞きませんか?
もしくは「ピンチはチャンス!」とやたらと言う人が周りにいませんか?

先日に新卒ちゃんの研修レビューがあって、ある先輩から「ピンチはチャンス!」と言われて感銘を受けた...みたいな話をしていました。

よくよく考えると「ピンチはチャンス!」とは何なんですかね?

スポーツや格闘技だとピンチと言えば、カウンターで一発逆転みたいな話はあります。
記憶に新しい先のサッカーW杯のベルギー戦で3点目を決められたカウンター攻撃は見事にやられましたね。

ただカウンター攻撃を決めるには、カウンター攻撃が決まる条件が揃っていなければ決まりません。

サッカーだと、防戦一方からカウンター攻撃を狙うとしても、相手がディフェンスを固めた状態だとカウンター攻撃は決まりません。

僕は格闘技・武道をしているのですが、攻められ続けて攻撃する力まで削られてしまうと、カウンターを打つことすらできません。

スポーツや格闘技だけでなく、仕事においてもピンチをチャンスに変えるには、条件が揃っている必要があると思っています。

"ピンチはチャンス"でググったところ、こんなサイトがありました。


ここではピンチをチャンスに変える方法として、以下の7つを紹介しています。

1. まずはピンチになった原因を分析する
2. ピンチの時こそ自分を追い込む
3. 周囲に助けを求める
4. ピンチを乗り越えた後の未来を想像する
5. ピンチだからこそ成長できるとポジティブに考える
6. 一発逆転を狙わず、一つずつ着実に前へ進める
7. 解決策に悩んだら行動に移す

こちらで紹介されているピンチをチャンスに変える方法が成り立つ条件を考えてみようと思います。

1. まずはピンチになった原因を分析する

『原因を冷静に分析』とあります。
分析できる問題ですか?分析できる状態ですか?分析できる力はありますか?と言うことです。

何なかの問題が発生した時に、上司が部下に原因分析を指示したりしますが、分析できる能力が部下に必要になります。

2. ピンチの時こそ自分を追い込む

「人は困難な状況に陥れば陥るほど、自分自身を奮い立たせ、いつも以上の力を出すことがあります。」とありますが、これって結果論ですよね。「窮鼠猫を噛む」とか「火事場の馬鹿力」的なお話ですよね。

その為には潜在的に能力を持っている必要があります。

3. 周囲に助けを求める

状況にもよりますが、ピンチな時って傍から見ると火事場です。炎上してます。
周りの人も巻き込まれたくないと思っていたりします。

そして、このような状況だと冷静な判断が行えない状態になります。

僕も事業責任者をしていた時にシステム障害があり、そのような状況に立たされたことがありますが、経営陣は「何かあれば言って」とか「できる事があれば言って」とは待ち姿勢で実際に助けてくれる人はいませんでした。

立場のある人なんかは、口では良い事を言っていても、なかなか炎上してるところに踏み込んでくる人は稀だと言うことです。

周りに助けを求められるには、そのような状況でも助けてくれる人が周りにいる事が大前提になります。

4. ピンチを乗り越えた後の未来を想像する

例えば、新規事業でなかなか立ち上がらず厳しい状況が続いていても「絶対スケールさせてやる!」とモチベーションは湧きます。

これも未来を想像できる状況であることが前提です。

5. ピンチだからこそ成長できるとポジティブに考える

「ピンチはチャンス」と言いたい人は、この事を言いたい人が多いと思います。

確かに結果的に成長してる事はあります。
思い返すと炎上案件の方が色々な事を学べたりします。

ただ現実問題として地獄のような思いをして、うつ病になったり、体を壊してしまう人も多くいます。

ポジティブに考えられるかは本人次第ですね。

6. 一発逆転を狙わず、一つずつ着実に前へ進める

「小さなピンチからチャンスに少しずつ変えていきましょう。」

ごめんなさい...よく状況が掴めません。

7. 解決策に悩んだら行動に移す

「ずっと悩んでいても仕方ありません。とりあえず行動するのも一つの手段です。」

んーん...ここは共感できないです。

前述の通り、ピンチに陥ると冷静な判断が行えなくなります。
よくあるのが上司や傍から見てるだけの人から言われた事を、何も考えられずに、ただただ行動してしまう状態に陥ったりします。
僕も同じ状況になりました。
ピンチな状況だと、何でも良いから動いていないと、何もしてない事への罪悪感に耐えられなくなるからです。

ピンチな時こそ、冷静さを取り戻すことが大事だと思います。


「ピンチをチャンスに変える方法」について条件を考えてきましたが、あくまでも「ピンチはピンチ」であり、その状況を受け入れる事が大切だと思います。

悩んだり、苦しんでる後輩に何の根拠もなく「ピンチはチャンス!」なんて言うものではないと思います。

また"あるある"ですが...
契約が欲しい営業が炎上案件を受注して、その案件にハメられて苦しんでるメンバーに「ピンチはチャンス!」「成長できる!」なんて言って発破をかけたり、マネージメントがクソな管理職が、そのクソな管理のもとで苦しんでるメンバーに同様な発言をしたり、そのような時に「ピンチはチャンス!」と使う人が多いと思います。

誰でも知ってる言葉ですが、実はあまり使わない言葉でもありますから、簡単に使う人は胡散臭いです。

最後に僕が思う「ピンチはチャンス!」と言うのは、上記の「1」にも似てますが、ピンチの時は多くの情報を得られる事だと思います。
ピンチとは、何らかの原因があってピンチに陥っており、いろんな情報が飛び交います。
お客さんからのクレームだったり、周りの人の発言だったり、行動だったり、はたまた仲間だと思ってた人の手の平返しだったり、嫌でもいろんな情報が入ってきます。

ピンチな時こそ、本質的な情報や良くも悪くも人の本音が見えてきます。

所詮はピンチはピンチですので、その時はピンチを乗り越えるのに必死ですが、ピンチを乗り越えた後で振り返った時に、ピンチの状況で得られた情報や今までは見えなかった事が見えた事により、自分自身の考え方や在り方を大きく変える事ができます。

その時こそが、ピンチをチャンスに変えるタイミングだと思います。

以上です。
最後まで読んで頂きありがとうございました。

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にしー@武闘派エンジニア兼トークンエコノミー事業をつくる人

お仕事は企画から設計・開発・運用まで何でもやってます。今はブロックチェーンを絡めた新規事業としてトークンエコノミー的なプロダクトを絶賛開発中。得意なのは.net C#、頑張るのはPWA、React、Vue、DApps。武道歴15年。脱IT社蓄。もう四十路。どうぞお見知り置きを。

脱IT社蓄への軌跡

中学2年で偏差値33から平凡以下の工業大学を卒業して、中小のシステム屋に入社して、IT社蓄になるべくしてなった男です。 フリーランスを経てWeb系(自社サービス)に転職しましたが、まだまだIT社蓄として奮闘してます。 そんなIT社蓄ですが、昇格したり降格したりで事業責任者...
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