品質偽装・製品不正対策は実際にはとても簡単にできます。

メーカー等の品質偽装・製品不正が相次いでいます。
朝日新聞デジタルの最近数日だけ見ても惨憺たるものです。

その原因と対策について、難しく考える必要はありません。
品質偽装・製品不正がどのような大きな問題をもたらすか、わかりやすく説明することです。
ともすると「チェックの厳格化」に気を取られてしまいます。
そうではなく、行為者の「不正の動機」「不正の正当化」という内心の問題にわかりやすく切り込むことです。
後述の「紙芝居:新幹線脱線事故の悪夢」が大いに役に立つと思います。
まずは、経営者こそ、真摯に取り組むべきです。「安全性に問題はなかった」等という無責任なコメントはお止めになるべきです。

第一:メーカー等の品質偽装・製品不正

第二:品質偽装・製品不正の原因、とても簡単な対策


■背景
銀行勤務時代から不正不祥事対応に取組み、退職後にセミナー実施、オンライン教材なども発行しています。その中で製造業の品質偽装等の問題にも取組み、製造業者向けセミナー等も実施しました。対策の要点を簡単にお話することができます。
■話せること
品質偽装・統計偽装等がなぜ長期化し、発見されないのか、その背後にあるのは行為者の心理の問題であり、「不正のトライアングル」の視点で簡単に理解する事ができます。
その後の対策についても同様です。チェックを厳しくするだけでは効果は殆んど期待できません。むしろ、行為者の「動機」「正当化」への働きかけをていねいに行うことがポイントです。
自らの業務の目的、社会的な役割を認識させることこそが本当の対策です。これが働く人の誇りを取り戻し、生産性の高い活気ある職場づくりにもつながっていきます。

1.製品データ偽装の簡単な分析は、次のブログでご確認ください。

2.行為者の心理の問題、「不正のトライアングル」の視点については、次のブログで図解も含めてまとめています。

3.また具体的事例として、JR西日本の台車亀裂事故にヒントを得て検討した記事です。すぐ皆様でお使いいただける紙芝居型教材も用意しています。

銅鑼猫(社会保険労務士玉上信明)









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