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Hiderainの感想


挨拶

初めまして、凪原涼菜一推しのあたつなと申します。
今年のアドベントカレンダーの20日目を担当させてもらうことになりました。もちろんこの日付を狙ったのは涼菜さんのライブの後に記事を書きたいなと思ったからですが。
このヤンさん主催のアドベントカレンダーも今年で3回目ということでとてもありがたいなと思うし、他のリスナーが普段Xで呟いてないことを語ってくれたりしてとても興味深く記事を読ませてもらってます。
一昨年くらいまでは私もやる気に満ち溢れてて2週間に一回くらいのペースでnoteの記事を書いてたりしてたんですが、仕事が忙しくなるにつれ書かなくなりましたね〜。

挨拶がちょっと長くなりましたが今回私は凪原涼菜さんのバースデーライブHiderainと彼女のオリ曲の感想書いていこうかと思います。

物販購入

今回はランダムグッズとしてアンブレラマーカー8種と缶バッジ17種がありましたが、他のリスナーと 交換することによりどうにか全種コンプすることができました!
やったね!
みんなありがとう!

待機

Hiderainチケットを購入したものの、思ったより後ろの方でちょっと見づらかった( ;  ; )
待機中は涼菜さんのオリ曲のインストがずっと流れてましたが、やはりOkeanosは最高ですね。Bernisさんの編曲が良すぎます。この曲だけはインストを狂ったように聞いてます
最初の注意事項のナレーションは同レーベルの神崎茜さんが担当していましたね。MVでもショートでもハキハキとした声だなと思ってましたが、本当に聞き取りやすいナレーションでした。
「アルコール飲料の持ち込みはご遠慮ください」と言ってたけど茜さんこそ大丈夫?と心の中でツッコミ。

1,虹色の魔法

この曲は涼菜さんの3周年記念ライブOnebrellaで披露され、今回のライブのモチーフにもなってるとのことでした。そのため絶対に歌うだろうなとは思ってましたがまさか一番最初に来るとは。
そしてこの時点で最後に初の披露目となる新しいオリ曲があるだろうことも確信しました。
この曲は今までの涼菜さんのオリ曲の中でも軽い感じというか楽しい感じの曲です。涼菜さんも歌ってるときに飛んだり回ったり楽しそうだな〜と。
これが冒頭に来たことにより今回のライブは終始こんな雰囲気なのかなと思いました。(そしてその予想は外れました)

ここで一回MCが入りますが涼菜さんが楽しそうで可愛い!!!!
涼「アハハ,聞こえるみなさんの声が」
ワイ「キュン」
なんでいつにも増して楽しそうなんだろうと思いましたが、これまで涼菜さんのワンマンライブを振り返ると完全オンラインだったりアコースティック形式だったり、そもそもMCが朗読だったりでファンと一緒に楽しむことはなかったんですよね。3年越しな訳だからそりゃ楽しくて仕方ないわけだ。

2,シドニア

涼菜さんは今まで「明日へのbrilliant road」「Shangri-La」の2曲をカバーしていますが、angelaさんの楽曲と涼菜さんの声は本当に合いますね。
今回シドニアでは本家の低音でちょっとドスの効いた感じとは異なり、涼菜さんの高音を生かしたことによりクールな感じとなっていました。
コール?知らん!
涼菜さんの歌を素直に楽しんでました。

3,PANDORA

この曲は絶対に歌うだろうと思ってました。涼菜さんのオリ曲の中で盛り上がれる曲ならこれしかないと思ってます。(ただし破滅が主題の曲なので楽しく盛り上がるのではなく、ひたすら鳥肌が立つという方向での盛り上がりになりますが)
「あなたと私の雨宿り、この雨が止むまで一緒にいてくれませんか」というセリフが歌の途中で入ってきますが「絶対に嫌だ!」って思いました。悪魔の囁き、アダムとイブに知恵の実を勧めた蛇の甘言と同じやろ!嫌な予感しかしない!と思ってました(笑)。

4,射手座☆午後九時Don't be late

今回のライブは盛り上がる曲が中心ということでマクロスの楽曲が来ることもある程度予想はしてましたが、聞き込みが甘くまたしてもコールがわからない。
口から生音源ということもあってMVよりもかっこよかったのではと思いました。

5,FIRE BIRD

最初の「ララ、ラーララ、」のところで涼菜さんに合わせて手を振ったり声を出したりで曲の最初からとても盛り上がりました。
涼菜さんをずっと追いかけてきた身として、こういうザ・アニソンという感じのアップテンポな曲を生で聴けて尚且つ涼菜さんに合わせて盛り上がれるというのが新鮮だったのでとても楽しかったです。

6,禁断のレジスタンス

Syncrogazer, ETERNALBLAZEなど最近の涼菜さんは奈々様の楽曲多めですけどもここにきてライブ初披露の奈々様の曲が来るとは。やっぱり涼菜さんの歌声と奈々様の楽曲は親和性が高いんですかね。
コールを要求する涼菜さんは本当に貴重ですね。アーカイブ見てるとファンの熱の入り方も違います。

7,Exteminate

まさかの2曲連続奈々様が来るとは!!
頑張って盛り上がるドン♪

8.深愛

パワフルな曲から一転して落ち着いた冬系の曲へ
今までも何度かライブや配信で歌ってたことはありましたが過去一綺麗だなと思いました。表現の幅が広がったことで曲の深みも全然変わりましたね。
聴いてるだけで綺麗な冬景色が思い浮かべられそうです。

9,フリージア

今回のライブである意味一番意外な曲だったかもしれません。
とはいうものの涼菜さんがこの手のバラードを歌いこなせない筈もなく、また涼菜さんらしい感情表現あふれる歌い方は本家とは全然違った味わいを与えてくれますよね。

10,Okeanos

私がこの曲を好きすぎるので少々話が長くなりますがご容赦ください。

2021年の涼菜さんのオンラインライブで最初に歌われて以降ほぼ全てのライブで歌われているんですよね。Okeanosライブ自体も昨年のクリスマスイベントと今回のライブ直前に配信されているのですが、涼菜さんのテーマである「救済」を体現した一曲です。
本当に綺麗な曲ですよね。涼菜さんの歌もさることながらBernisさんのインストも素晴らしいんですよ。ただ綺麗なだけじゃなくて聞いてるとワクワクもしてくるんですよね。海自体の綺麗さとそこに生きる多様な生き物の営みを想像させられます。
「ただ光あれ」や「蜘蛛の糸のように垂れた筋に体は縛られた」などの歌詞を聞くとどこか一切衆生を救う阿弥陀如来のようだなとも思ったりします。Okeanosはギリシャ神話の神様なのにね。
同時視聴配信でも少し触れていましたが涼菜さんがライブでOkeanosを歌うときに毎回同じように手を大きくかざすような動きをするんですよね。僕もカラオケで歌わせて頂くときには真似してます(笑)。

11,断章

5月のサテライトライブで初披露された楽曲ということもあり、リアルライブで歌うのは今回が初めてになります。最初に聞いた時に今までの涼菜さんの楽曲と違いアニソンぽいようなアップテンポな曲だなと思ってましたが、観客の声出しまでできてしまうとは。今までの涼菜さんのオリ曲を聞いていたら一緒に盛り上がるなんて革命的ですよ。
ファンと楽しめる曲ということでこの曲も今後涼菜さんのライブの中で大事な役割を持つようになるかもしれませんね。

MC(救済について)

今回のライブで一番大事な話だったかなと思ってます。
「心が動かなくなることが一番残酷なこと」
「嬉しい、楽しいだけじゃなくて切なさや悲しさであっても心を動かせるし、救われる」

涼菜さんのこの話が次なるオリ曲に繋がりそして涼菜さんがデビューしてから一貫した話となります。

12,暁光

今回のライブのラスト(仮)はライブ初公開となる新曲です。
なんとこの曲はボカロ作曲で有名な164さんの作曲だそうです。(とは言うものの天ノ弱くらいしか知りませんが)

朝焼け色の頬を伝った
落ちた雫と跡
失くしものをどうか教えて
例え明日が来なくても

今指をすり抜けた
知らない人の痛みさえ
この星の小さな曖昧なものだから
消えそうなほど脆くて一人で泣いている
僕がまだ弱くて何も知らず罪を重ねても
朝焼け色の頬を伝って落ちた雫と夢の跡
失くしものをどうか教えて
例え明日が来なくても

今、息を吸い込んだ
時の海を彷徨う
この声が枯れても
忘れないように
傷口を隠して
また空でも
僕の中遠くで今もずっと鳴り響いている
ただ繰り返す歪なものを
震える指先でなぞるその輪郭と
淡く重なるこの幻想と
意味も知らぬ歌う代償

子供の頃に思い描いた
幼い(いとけない)僕の
幻よ
光のように過ぎ去ってく
後ろ姿を眺めてた

朝焼け色の頬を伝って落ちた雫と夢の跡
失くしものをどうか教えて
例え明日が来なくても
最後になってしまっても

まず曲を聞いた感想ですが涼菜さんが言った通り切ない曲だなと思いました。歌詞を読んでいっても救済につながる言葉がるわけではなく、
まさしく心が止まってしまった状態なのかなとも思いました。一方で朝焼けや暁光、涙など、切なさを感じる心はあり、止まってしまいそうだけどちょっとずつまた動き出しそうだなとも思いました。

ここでOkeanosライブのOkeanosチケット特典ライナーノーツについて少し話をさせていただきます。
涼菜さんはそこで「Okeanosに登場する天使は傍観者であって人を助けててくれるわけではない。あくまでこれを聴いた人が自分で生きる道を選ばなければならない。それでもこの歌を届けたい人がいるとしたらそれは生きる意味を失ってしまった人です」という風に語っていました。
これってまさに暁光を歌う前のMCと同じ話ですよね。
またOkeanosとついになる曲としてPANDORAがあるわけですが、私は今までどうして死に対する魅力について理解できずにいました。確かに生きているが故の苦しみで死にたくなるほどのことは間違いなくありますがそれでもやっぱり死は救済から一番遠い位置にあると普通は思いますよね。
でも心が動かないことが一番残酷なことであるという前提に立てば確かに死とか破壊は心を動かす魅力的なものだと言えるかもしれません。

「救済」って何なのかを考えるときに、じゃあそもそも絶望ってなんなのか?それを脱することがどういうことか?その解がOkeanosとPANDORAだったのだと思います。
一度この問題の回答を出したとこで「断章」という区切りがつけられ、次章の始まりとしての「PRELUDE」となります。
暁光の中で今にも心が止まってしまいそうな人が描かれていますが、この章ではこれをスタートに涼菜さんがどんな「救済」をしますのかが楽しみです。

13,創聖のアクエリオン

一度閉幕し、アンコールはなんとこの曲でした。そして衣装は今回のライブTシャツに変わってます!なんだか高校の文化祭みたいで可愛かったです。
涼菜さんのカバー曲の中で盛り上がる曲といえばって感じですよね。
ナガノアニエラではオタクホイホイの役割を果たしてもいました。(アニエラで涼菜さんがこの曲を歌い始めた途端に観客が駆けつけてきました。)
涼「せーの!!」
客「あ・い・し・て・る〜!!!」
この時にマイクをこちらに向けてコールを要求する時の涼菜さんが可愛かった〜。

14,ETERNAL BLAZE

アニエラでのオタクホイホイの曲その2
ここあさんのデビュー曲であるせいかもしれませんが、涼菜さんの歌うと初々しさがあるなと思いました。
思えば涼菜さんにとって観客を全力で沸かせ、コールをしたり、MCで観客に話しかけたりなど観客と楽しむライブというのはアニエラが初めてだったんですよね。
そういった思入れもあって創聖のアクエリオンと合わせてこのライブのセトリ組み込まれたのかもしれませんね。

15,Okeanos Piano Arrange ver

マジでOkeanos大切にされてるな〜w
この動画は涼菜さんのチャンネルでメンバーシップ限定で見られるようになっているのでぜひメンバーシップに登録して見てほしいです。
暁光を聞いているのが前提にはなりますが、これもやはり心が止まってしまった人に向けられているのだと思います。
海は海でもサンゴ礁のような命の営みを感じさせるのではなく、夜に月明かりに照らされた海辺のようだと思いました。
心が止まってしまって暗闇の中にいる人がふとこの世の美しさを感じられるようなそんな素敵なアレンジでした。

全体的な感想

・跳ねたり回ったりコール要求したりする涼菜さんが可愛かった。
・今までは世界観を大事にした曲目や歌い方をしてたけど王道でパワフルな曲も涼菜さんに合う
・断章を経て新たな「救済」の始まりの予感

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