目次14

心理学の常識を疑えば、FXはこんなにも簡単になる

‘心理の理解’と‘意識改革’の関係

現在、トレーダー心理を理解することの重要性は広く認知されており、関連する書籍が数多く出版されています。トレードをされる方であれば一度は読まれたことがあるはずです。

ただ、心理的な分野の解説は抽象的になりがちで理解しにくい、あるいは理解できても実践できないと敬遠される方も多いのではないでしょうか。

このトレーダー心理は必ず理解しなくてはならないものなのですが、わたしはこの‘心理の理解’を学ぶうちに段々と違和感を抱くようになりました。

トレーダー心理に関する教訓が何年も前から殆ど変わっておらず、今の相場環境に対して適してないものがあると気づいたのです。

勝つためのセオリーとされることが、それを学ぶトレーダーの成長を妨げているケースがあるとさえ感じています(単に学び手が解釈違いをしてしまっている時も含みます)。必要のない努力を強いる、あるいは遠回りをさせるためのセオリーなんて、トレーダーを蝕む毒といっても過言ではありません。

そこで、従来の当たり前とされている(あるいはそう思い込んでいる)事柄を違う視点で捉えなおすことで、勝てるトレーダーになるための近道になる手段を提案したいと考えました。それが‘意識改革’なのです。

『FX意識改革論』の概要

勝てるトレーダーになるには、相場が動く原理を理解すること(相場の実体を知る)、トレード戦略を構築すること(理論・手法の習得)、トレード戦略を忠実に実行すること(トレード経験を積む)が必要です。

すべての要素に‘意識改革’があり、毎回テーマ別にご紹介していきます。

紹介の順序にも‘意識改革’的な流れがありますので、順にご覧になることをおすすめします。

内容には私の体験談や私的見解もありますが、理解を深めるための表現となります。ちなみに、テクニカル分析のみを用いたトレードスタイルの説明になり、ファンダメンタルズ分析に関する内容はありません。

それでは‘意識改革’を始めましょう。

まずは一度あなたの持っている常識を疑ってみてください。

もう知っている、当たり前だと思ってスルーしていることが、実はあなたの成長を停滞させる原因になっているかもしれません。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?