源泉12

トレード力の源

トレード力とは経験値です。
今回、経験値の捉え方を確認の意味も込めて説明します。

誰もがトレードの勉強をしようとFXに関する本やサイトを見て、知識を得ようとします。そして、「ふんふんわかるわかる、また一つ自分は大きくなった」と悦に浸ります。

でも、勝てない人はせっかく得た知識を、有効活用できていません。

例えば、損切の重要性を説いた文章を見て、損切は大事だよなと誰もが納得します。しかし、いざ自分が損切をせざるを得ない状況がきても損切できず、大損をしてしまいます。

結局、日本語として理解しても、その内容を真に理解したことにはならないのです。

真に理解するには、何度も何度も大損を繰り返し、身に染みるほどの痛みを感じる必要があります。
それと同時に損切をしたことで利益を増やせたという成功体験を得る必要もあります。

つまり、損切はしたほうが得だという実感があればこそ、損切を躊躇する気持ちに負けずに行えるのです。

その時、はじめて損切の重要性を真に理解できたと言えます。

知識を知るのは一瞬ですが、真に理解するのが数か月後になるのか数年後になるのかは人それぞれなのです。


ほかの知識も同様です。

ダウ理論、エリオット波動、乖離率、フラクタル構造、一目均衡表、MACD、ダイバージェンス、ダブルボトム、プライスアクション、環境認識、資金管理、etc.と例を挙げるとキリがありません。

あなたが目にするあらゆる情報です。

その情報に込められている本質を真に理解するには、何らかの体験を機にすっと心に入ってくる、こういうことだったのか納得できる瞬間を体験しなければなりません。

その瞬間の蓄積が経験値であり、トレード力の向上になるのです。

考えると、トレード力を上げるのは気の遠くなる労力が必要なことがわかります。

しかし、多くのトレーダーはそんな当てのない旅をしていることに気付けていません。


本サイト『FX意識改革論』では、勝つために必要な情報を‘知る’ではなく‘真に理解する’ことを目的として伝えています。
だからこそ、勝てるトレーダーへの近道になるのです。

やっていればいつかゴールに辿り着けると思っているトレーダーと明確なロードマップを頭に描いているトレーダーとでは、ゴールを目指す難易度と費やす時間は雲泥の差になってくるのです。


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