見出し画像

根岸S 枠前展望

根岸Sは東京ダート1400mで行われる、数少ない中央競馬のダート重賞です。

中でも古馬になってからダート1600m以下のダート重賞はすくなく、2024年はたった4レースしか組まれていません。
(※昨年はプロキオンSが1400mで実施され年間5レース)

・・・・・・・・・・
根岸S(D1400m)
フェブラリーS(D1600m)
カペラS(D1200m)
武蔵野S(D1600m)

・・・・・・・・・・

そのためダートの短距離で実績を残した馬はこぞって根岸Sに出走を表明します。

実際に過去10年、出走馬の前走距離を調べてみると、前走1200m以下を走っていた「距離延長ローテ」が45頭。
1600m以上から走っていた「距離短縮ローテ」が47頭と、様々な距離から出走馬が集まっていることが分かります。

・・・・・・・・・・
根岸S 過去10年 ローテ別出走頭数
距離延長 45頭
同距離  64頭
距離短縮 47頭
・・・・・・・・・・

特にレースへの影響が大きいのは「距離延長ローテの馬が多いこと」です。
普段1200mを走っているスピード豊富な馬が多く出走すると、レース前半からペースが流れやすくなりHペースになります。

ただでさえ根岸Sが行われる東京ダート1400mは最後の直線距離が長く、前で粘るのが容易ではないコースです。

結果、根岸Sはとにかく差し馬の好走が目立っています。

・・・・・・・・・・
根岸S 近10年
【脚質 複勝率 複回値】
逃げ 0% 0%
先行 17% 30%
中団 35% 82%
後方 40% 98%
※単40倍以下
・・・・・・・・・・

ローテ別に見ても、一番優秀なのは距離短縮馬。
ペースが流れやすい&直線の長い東京コースだからこそ、狙いは距離短縮の差し馬になります。

・・・・・・・・・・
根岸S 過去10年 ローテ別成績
【ローテ 複勝率 複回値】
距離延長 25% 69%
同距離  23% 59%
距離短縮 42% 80%
※単40倍以下
・・・・・・・・・・

中でも昨年の根岸Sでも4,5着に好走し、今年も距離短縮ローテで挑むタガノビューティーケンシンコウは引き続き好走に期待ができるでしょう。


〇その他の馬はDMMオンラインサロン限定コンテンツ。


〇netkeiba TV(不利馬チェック)

※不利馬はシルクロードSの特集です。


○instagramはじめました!

インスタでは予想のポイントはもちろん、競馬場や競馬BARの紹介など、競馬を楽しむコンテンツを投稿しています🐴


〇いままで書いた競馬コラム


〇リンク集


いつもご覧いただきありがとうございます。皆様からのサポートのお陰でモチベーションを保てています。これからも優良な情報を提供できるようより一層努力しますので、応援のほど宜しくお願いいたします。