絶竜詩戦争備忘録

色々な人の当時思っていたことを読みたいというお話がツイートで流れてきたため軽く感想を書きます。備忘録的な感じで。

総合的な感想

楽しいが、辛かった。その一言に尽きる。
今回の絶竜詩戦争は私的な話になるがこれまでのレイドでは考えもしなかったようなミスを多発した。理由については不明だが、多発したのだ。自己肯定感を失うどころかミスをするたびに心が軋むような思いをしながら攻略を行っていたため、比較的短い時間(80時間程度だった模様)で攻略できたことは助かった。まずは最初に固定メンバーに感謝を述べたい。本当にありがとうございました。
また、ギミックのあれこれについては今回同じ固定で攻略させていただいたおこめさんが詳しく書いてくださっている。そのためこの記事はどちらかというと所見というか私見を書きたいと思う。
絶竜詩戦争はストーリーや演出面、ギミックの完成度等非常に素晴らしかったと思う。最終フェーズのbgmや時間切れ演出についてはもう少しなんとか出来るところもあったのではと素人考えでは思うが、正直騎竜神トールダンの見た目はかなり好きなのでそこでトントン(トントン?)。
辛かったが、良いコンテンツだったのだと思う。

攻略の方針について

配信を見て良い攻略法をトレースする。基本方針はこうだった。しかし二竜フェーズの息吹散開などを固定メンバーが考えることもあり、柔軟に攻略を進めていった。

教皇庁フェーズ

弊固定は21時から攻略を開始したが、19時から攻略を開始している固定の配信を見ていたため苦戦はさほどしなかった。様々な固定が初日にはトールダンのチェックポイントに入っていた印象がある。
唯一詰まるポイントがあるとすれば、のちの死刻でさんざ我々を苦しめるいわゆるプレステ散開だろうか。さすがに初日ゆえ、マークが付く規則性までは判明しておらず、事前に散開しておいて同じマークの人間同士が重なった後反対方向に走り、飛ばされるという処理を行っていた。もっとも死刻にプレステ散開が存在することが判明してからは死刻の処理に準ずる形に処理を変更したが。

正典トールダンフェーズ

いわゆるタニアやガルーダ、リキッドフェーズのはずなのに雑談をすると簡単に壊滅するフェーズ。初日は雷槍を越えたか越えないかくらいで終えたのだっただろうか。少しうろ覚えである。
雷槍は最初トールダンを見つけるコツを知るまでに苦労した。外周の色とトールダンの鎧の色が同化して見つけにくいのだ。アスカロンが紫色に光っているからそれを見つけようだとかという話も出たが結局はジャンルヌとアデルフェルとトールダンで二等辺三角形を形作り、ジャンルヌとアデルフェルを底辺とする見方が個人的には一番見つけやすかった。私はタンクだったためトールダンを見つけてしまえば軽減を撒いて線を取って走るだけである。難しいことは特にない。(と言いながらスパイラルピアスに轢かれたことが普通にあります)
聖杖はトールダンフェーズの壁だと思われる。突っ込んでくる騎士がどっちを向いているか見て、ゼフィランを見て、シビアな安地に入り、散開し、内外を判断しメテオを捨てる。しかもメテオは何パターンかあり、捨てるのが極端に難しいパターンもある。これをVCなしで越えろと言われたら普通に厳しいだろ、と思ってしまう。まずはここを安定させることが絶竜詩戦争の第一歩となるだろう。そして安定してもGGパターン(メテオ置きの最難関パターン)を引くとそれなりの確率でワイプするというのも難しいところ。ちなみに弊固定は攻略期後半にはGGパターンのメテオ置きもかなり成功率が高くなっており、GGパターンを引いた時の緊張感が尋常じゃないものになってしまっていた。
アルティメットエンドの軽減忘れ壊滅も数回ほどあった、数回ほどやりました。今思い出しても悲しくなってくる。ただ大振りだけには当たらなかった。今回の絶で唯一良かった点かもしれない。

人型ニーズヘッグフェーズ

個人的に思うここが安定しないと攻略が進まない絶竜詩戦争第二の壁。
開幕の終焉の竜詩があまりに痛く最初期はタンクLBが使われていた。のちに普通に軽減で越えなくてはいけないことが判明したわけだが。
ゲームスピードが非常に速く、慣れるまでワイプを繰り返すフェーズだろう。最終的には付いたサイコロの数字によって難易度の差は特段感じなかったが、最初は何が付いても非常に苦手意識があったため、グランコスモスの自由探索で木人を置き、動画を見ながらGCDを回しつつ練習を繰り返したはじめてのフェーズ。

ニーズヘッグはDPSチェックもトールダンと比べると厳しめだったためGCDを回しながらギミックを処理する練習をしたかったのだ。そういった際にはグランコスモスに自由探索で入り、3ボスのマップまで移動し、木人とマーカーを置いて練習するのがお勧め。パーティーなら邂逅4層がよく使われるが、個人的な練習であれば木人を置くことが出来る自由探索のほうが練習に適していると考える。
また4つの塔を処理した後の強攻撃、ソウルテザーが非常に痛く、弊固定はここでボーライドを切った。逆に暗黒は対魔法バフが厚かったため無敵は雷槍で切っていた。
また4つの塔のゲイルスコグル誘導は安定しなかったため一度処理を変えた。最終的には遠隔が誘導する形で安定した。

邪眼フェーズ

邪眼フェーズはストリーマーのstalさんの処理法をトレースしたため、さほど苦戦しなかったフェーズ。DPSチェックも言われているほど苦戦しなかった。固定メンバーが優秀だったのだろう。あれ、書くことがない……?

オルシュファン救出フェーズ

弊固定がここに到達した際には謎は解かれており、かつ私自身はタンクLB役ではなかったため、このフェーズでの壊滅はほぼなかった。タンクLB忘れ等を全くしなかった相方タンクの方は神。
また弊固定は白魔で攻略をしていたため、オルシュファンにベネディクションを入れることによってオルシュファンの救出にもそこまで苦戦している様子はなかった。

偽典トールダンフェーズ

死刻はまとめ記事にになるほど難しく、事実弊固定でも苦戦した(主に私が)ものの、風槍もかなり難しいギミックではあったと思う。アスカロンメルシーが被ったことこそおそらくなかったものの、全員が全パターンをこなせるようにならないと安定しないギミックだった。それゆえにミスのパターンも多い。
・グリノーの位置を絶対に確認する。
・スパイラルピアス対象者はスパイラルピアスを受けたら西側に寄る。無職はカータライズ対象者がいなくなり次第、東半面を広く使う。
・アスカロンメルシーのタイミングでツイスターが消えるため、ツイスターが消えたらなるべく外周に寄る。アルターフレアとリキッドを良い位置に捨てるため。
・サンダーウィングが付いたらサンダー対象者がお互いをターゲッティングし、相方の挙動を見てサンダーの捨て位置を考える。
風槍はこの4点を意識してかなり安定したと思う。

そして問題の死刻。どの判断が遅れても死刻は後が詰まって終わる。向く方向のコールは出来る人に任せたが、
・死の宣告を見て優先順位で並ぶ
・百雷を見たら移動してツイスターを避ける
・ゲリックのゴーレムを範囲を避ける
・死の宣告が付いた人間は西側、ついていない人間は東側にセットアップする
・四角と三角だったらどっちに行くかを瞬時に判断する
・コールを聞いて目を見ない方向を向く
という思考順序を整理し、慣れるまで時間がかかった。本当に。しかもここが安定しないと二竜フェーズに安定していくことが出来ないためまた辛い。死刻はそんなギミックだった。また弊固定ではメテオで薬を切った。死者が出た場合はLBを切り、薬を温存し二竜の開幕で薬を切る、というルートを組んでいた。死者が出た場合のルートで最終に行ったことはおそらくなかったが。

二竜フェーズ

率直に結論を述べると非常に苦戦したフェーズだった。ここまで来るのに死刻を越えてかつ12分。いや、もはや軽減表を見ないと軽減も覚えてないが?もっとも苦労したのは火の玉フェーズだった。ただ火の玉も難しかったものの、正確に言えば火の玉より邪念の炎、特に無職の優先順位判断が難しかった。というのも無職に滅殺の償いが付いているとそれを散開デバフと勘違いしてしまうことや、無職の相手探しに夢中になりすぎて火の玉の行先を間違えることなどがあったのだ(私は)。
ただそれ以外は聖竜の息吹でタンクの場所を広く取ってくれたりしたこともあり、火の玉フェーズ以外のミスはバフを使い忘れるといったようなイージーミスはありつつ少なかったように思う。ミスをした際は頭をかきむしったが。
また均等化によるワイプも数回あったかどうか程度だった。これについては固定メンバーの調整が上手かったのだろう。
難しかったものの、DPSチェックが厳しかったわけでもなく火の玉とデバフ処理さえどうにかして均等化を頭の片隅に常に置いておけば、というフェーズだったように思う。
また弊固定はダブルカータライズで無敵を使うよう調整した。息吹を食らった直後戻しを担当しているヒーラーに竜を確認しながらタンクに軽減を飛ばす役目までさせるのは酷。人型ニーズヘッグのソウルテザーより少しマシ程度の痛さであるため、ホーリーフェザーやスタッガーブレスでバフを使い続けてきて残りカスみたいになったタンクのバフでは受けるの厳しい。極力ここで無敵を切ったほうが良いと思います(私見です)。

最終フェーズ

背面のエクサフレアの一発目着弾地点に飛び込んで模様を目安に下がって避ける、軽減をしっかりする、タンクはヘイト管理をしっかりする。これさえしていればあとは緊張との戦いフェーズ。おそらく難しいことは要求されていないが、それでもここまで来るのに15分ほど。軽減が頭から抜け落ちたりしているのでやはりサブモニターに軽減表を出しておく必要はある。私はありました。

そして最後に。私は最終フェーズ初回に開幕のエクサフレアを踏みました。1回だけだったので許してください。

以上。冒頭で述べた通りかなり軽めの記事だったが、数年後に読んで当時の絶竜詩戦争こんなんだったナ~と思い出す一助になれば幸いですし、自分でもそうしたいところです。


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