(2/25更新 エネル対面追記)緑ボニー考察
東京こうていわ。まさよしです。
今回はボニーについて今時点での考察です。
リーダーの考察
攻守二つに分けてリーダー効果を深掘りしていくと
守: 相手のアタック回数を減らす
相手のアタック回数が減る=毎ターン切らなければならないカウンターが減るということなので、効果を使うたびにドローしてるのと同義ですね。
また、横展開のしづらい序盤にレストしてサーチするキャラを守りやすくなるので緑のカードプールととても相性がいいです。
一見単体の高打点で攻められると弱そうにみえますが、リーダーや盤面にドンをつけて殴ると展開ができなくなり、高打点キャラを出すと他のアタックに回すドンが足りなくなる、また2体目の高打点キャラは無力化されるといった要因からテンポアドバンテージを取れるので対策も容易です。
それよりは速攻キャラを連打されたり、同じキャラで複数回アタックが嫌だったりします。
攻: 序盤からリソースゲーを押し付けられる
レストになったキャラに同値攻撃を繰り返すことによりライフに触らず効率的に相手の手札、盤面を削ることができます。
一方自分はサーチキャラを使い回し手札を増やし、相手のアタックをサーチに吸わせることで増やした手札を温存できます。
その動きの強さは赤ゾロですでに実証されています。
アタックで落とせなくても緑にはレストキャラを除去する手段が豊富にあるため、相手からしてみればキャラを守らなければ盤面を強くされ、守っても効果で除去されてしまえば手札を失っただけになるという嫌な2択を常に迫られることとなります。
以上の2つの点から非常に強力な効果と言えるでしょう。
カードプールのおさらい
ここで緑の主な特徴ごとの特性をリーダーとの相性も交えて整理していきます。
ワノ国
キャラをレストにすることを得意とし、自分から相手に仕掛けていく攻撃的な特徴です。
特に③イゾウ、③お菊、④ヤマトの破格のレスト性能、⑧おでんの強力なフィニッシュ性能で1、2弾環境の緑をトップメタまで押し上げたことからも強力なプールです。
さらに6弾で除去のリューマ、7弾では2000カウンターかつサーチのお玉を手に入れ攻めっ気と安定性が増したため、緑のリーダーなら先ず検討したい汎用性の高い特徴となりました。
弱点としては入れたいカードのほとんどにカウンターが付いていないことでしょう。
超新星
とにかくテクニカルな動きに癖のある特徴です。
EB、7弾で多くの追加カードを貰いました。
特筆すべきは⑤ボニーでしょう。
小さい⑩ドフラとでも言うべきキャラを縛る効果もさることながら、その本領はランデス(ランドデストラクションの略)。
10ドンに到達するまでは⑤マゼランのように使え、到達してからは相手のドンの上限を9ドンにしてしまいます。
このカードの存在により10コストのカードの評価を1段落とさざるを得ない程です。
カタクリは今後キツくなるのではないでしょうか。
他にもリーダーが超新星を持つので⑤キャベンディッシュ等の強力なカードも使えるため相性は○。
特徴の弱点としては各カードを強く使うためにある程度準備が必要で、単体で強いカードが少ないことでしょう。
ドンキホーテ海賊団
相手の動きを縛ることが得意な特徴です。
がしかし強いカードの半分にリーダー指定や条件が付いており、相手のアタックに反応して効果を発揮したりと能動的に使いにくいカードが多いです。
また、中コスト帯に強いカードがないのでドフラミンゴ以外のリーダーだと盤面が弱くなりがちです。
どこにでも入るカードは⑩ドフラくらいなのでせっかくのサーチもサーチ先が弱くなりがちなのも×。
その分型にハマった時はとても強力なので一考の余地あり。
その他
サーチがなかったり、ドンキホーテ以上に縛りがキツイものばかり。
かろうじて魚人が使えるか?と言った程度。
以上を踏まえた上で実際のレシピとその解説に入ります。
サンプルレシピ
ここからは3パターンのサンプルレシピを紹介します。
アグレッシブ型
僕のイチオシです。
序盤はリーダー効果やアタックで寝たキャラをドレークやリューマで処理することでボードアドバンテージを獲得し、獲得したアドバンテージでおでんを置いて詰めていく形になります。
新弾のカード、特に⑥ホーキンスの除去耐性を1番強く使える形ではないかなと思います。
ホーキンスと相性の良い白滝を採用したのでブロッカーの傘増しかつリーダー効果のコストを確保してくれるウルージさんも採用しました。このカード、ブロッカー、パワー5000と相手からしてみたら地味に嫌な性能をしているので、使ってみると意外と強いんじゃないかなーと思ってます。
ワノ国混合型はお玉の追加により無理なくデッキの安定性と2000カウンターの枚数を両立できました。
環境に一定数存在、また今後増えそうな要塞キッドに⑧おでんが強く、効果で要求される3コストもキャベンディッシュでカバーでき、夢のおでん連打もしやすくなっています。
⑧ロシナンテ軸
超新星を強く使うための構築。
⑧ドンのターンからロシナンテで横展開かつ除去耐性を蒔くことでマウントを取ることを目指します。
⑤ローの採用により、各種サーチの使い回し、デリンジャーによるリーダー効果のコストの確保、⑤ボニーの使い回しが可能となっています。
事故防止の⓪カウンターに寄せてドンキホーテの2000カウンターを1種に絞り、空いた枠に②ロシナンテor②キラーを採用してもいいかなと思います。
ロシナンテ連打をできてれば面で負けることはほぼないと思うので要塞や黄色相手にも強く出れそうです。
要塞型
よくある要塞型。
7弾環境ではライフ5リーダーや緑ミラーが増えそうであることを考えると、制限時間内に終わるか怪しい要塞型を使うのはあまりお勧めしません。
ヤマトの要塞とはリーダーのアグロ性能と色
で決定的な差があるので、ぶっちゃけボニーで要塞するなら僕はヤマトを使います。
どんなに強いデッキでも制限時間内に相手を倒せなければ時間切れは両者敗北です。
どれだけ自分のプレイを詰めてても対戦ゲームである以上相手の思考時間が適切な範囲内での時間切れは発生しますし、そうなった時に「相手がもっと早くしてればな〜」というような言い訳は通りません。
皆さんも時間内に勝ち切れる構築、デッキ選択をしましょう。
最後に
サンプルはあくまで新弾発売前かつ規制発表前でのものになります。
緑ボニーを組みたいけどリストが固まらない人はぜひ参考にしてみてください。
2/25更新
発売から2日間ワノ国型でエネル対面を回した結果リストに更新がありました。
カタクリ対面は元のリストでも問題なく勝てたのですが、新弾追加後のエネルにはタコ負けしました。
特に⑤ゲダツと⑨ヤマトによる除去に余りにも弱すぎたので、除去対象がいない④リューマの枠を同じカウンター値を持たない⑧ロシナンテに変更しました。
また、同じ理由で役割の薄いドレークを⑤ヤマトにすることで元々の⑤の枚数は変わらずに、ワノ国の枚数も確保しました。
エネル対面の立ち回り
自身がライフ5なので、エネル側はこちらのライフに触らず超新星をゲダツやヤマトで効率よく処理する、いわゆる引き篭もり型の立ち回りをしてくると予想されます。
そのためキャラを出してもゲダツ、カタクリ、ヤマトですぐに除去されてしまうのでサーチキャラ以外は基本的に出さず、10ドン以降に展開をしていきます。
大まかな先後の立ち回りを記載すると、
先
①
③リーダー5000で相手のリーダーにアタック(以下1回通るまで毎ターン)
⑤
⑦ホーキンス着地
⑨2枚目のホーキンス着地
⑩おでん、ロシナンテ(+キャベンディッシュorヤマト)の展開
後
②
④リーダー5000で相手のリーダーにアタック(以下1点通るまで毎ターン)
⑥ホーキンス着地
⑧ホーキンス着地
⑩おでん、ロシナンテ(+キャベンディッシュorヤマト)の展開
基本的に最速⑥ホーキンスの着地を狙います。
黄色のカードプールの除去はキャラ効果が多く、ホーキンスを効率よく除去できるカードは雷号くらいしかないのでライフに触りに行かなければまずホーキンスは残り続けます。
また、⑧、⑨の優先順位はホーキンス2枚目>おでん、ロシナンテ>その他⑤のカードとなります。
ここでおでんやロシナンテをプレイすると⑧カタクリが直撃したり、寝たロシナンテにアタックが集中してライフからのリソース回収ができなくなります。
おでんとロシナンテのプレイ順は相手が⑧カタクリを持っているかどうかで決めます。
相手がカタクリをプレイした返しにおでんを立てると残りやすいです。
プレイしてない場合はロシナンテで出方を見ましょう。
⑤ヤマトは無理に狙う必要はないです。
あくまで⑤とワノ国の傘増しなので、通ったらラッキーくらいの認識でいましょう。
たまに大型ない時に出して除去してもらう事で相手の動きをずらすために使います。
ライフを1点だけ詰めるのは忘れずに、必ずやりましょう。
この行動はカードゲームとしてとても重要です。
概ね1回目のアタックで通ると思いますが、このアタックを守られた場合に相手の手札、プラン、構築の予測に役立つ場合があります。
また、2ターン目のアタックはトリガーによる影響もほとんどなく、むしろ菊之丞やベッジなどをケアできてるうちに踏んでおけます。
⑦マムをプレイされた際にもライフ追加を選びやすいので、必ず1点だけ入れましょう。
サーチで欲しい物がない時は1ドン残してオールインでOKです。
その後は⑩エースの速攻化をケアするためにライフ3の状態を維持しますが、ライフ3に維持するメリットはもう1つあり、ホーキンスを効率よく処理できる雷号をライフ1になるデメリットにより使わせにくくすることができます。
ただし⑨ヤマトでこちらのおでんやロシナンテが飛ばされてしまう場合にはもう1点削りましょう。
その後は手札、盤面を削っていき、ほどほどのところでリーサルを匂わせながらボニーで遅延していきます。
大型3体はボニーで縛らないと速攻⑩エース込みで押し込まれてしまいます。
2体以内であればリーダー効果とホーキンスで受けれます。
速攻の⑩エースを意識しながらライフは受けるか守るか考えましょう。
高打点をライフで受けて、キャラを守る切り方ができていれば手札も潤沢にあるのでかなり有利に立ち回れると思います。
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