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竿、リール、ルアー等を準備してください!

みなさんこんにちは、鳥羽YEGフィッシング倶楽部部長の江﨑です。10月に入って朝晩は涼しくなり、絶好の釣りシーズン到来です。先日は東海ブロック大会豊橋大会へ参加させていただきましたが、釣り大会にお申込み頂いた方々から楽しみにしているとお声がけいただき嬉しい限りです。残り一か月弱となりましたが、我々鳥羽YEG一同気を抜かずに準備を進めていきたいと思います。

さて、今回は釣り道具に関する内容の投稿になります。当日に向けて皆さん釣具を準備していただいていると思いますが、購入時の参考になる内容となります。我々の紹介した道具を参考にしていただき、竿、リール、ルアー等を準備頂ければと思います。まずは40人近くお申込みをいただいたジギング編です。


  1. ジギング編

伊勢湾内の秋のジギングはハマチ、ブリ、サワラ、太刀魚、ヒラメ、真鯛等釣れる魚は多種多様です。狙う水深は40m~100mのポイントがメインで、メタルジグは120g~210g程度と状況に合わせて様々な重さのものをご準備いただく必要があります。これらの魚を釣り上げるために適した代表的なタックル例を紹介させていただきますので、準備時の参考にしてください。尚、今回の大会ではレンタルタックルの初心者の方もいることから、キャスティング、タイラバを行う予定はありません。ジギング一本で大会実施予定です。


・竿

ロッドのスペック例(スピニング)
ロッドのスペック例(ベイト)

ジギングロッドの全長1.8m~2m程度で適合ジグウェイトがMAX180gぐらいのものが一番理想的です。あまり適合ジグウェイトが大きい物は竿が固く、ルアーを動かす時に大きいアクションになりすぎてしまうので、ある程度柔らかいロッドのほうがルアーを自然なアクションで動かせるので理想的です。また、ベイトリール用、スピニングリール用でガイドの大きさが違うので必ずリールとの組み合わせを事前に確認してください。


・リール、道糸

リールのスペック例(スピニング)
リースのスペック例(ベイト)

道糸のPE2号~3号が300m巻けるリールが必要です。ラインが200mしかない場合は、糸が切れた時に水深によっては糸が不足します。出す糸は潮の流れによって斜め方向に出ることがほとんどなので、水深+α出す必要があります。また、リールのドラグ能力は8kg位のものが理想的です。5kgのドラグ能力だと、少しパワー不足なので、魚をかけた時に取り込みに時間がかかってしまいます。ベイトリールであれば300番台、スピニングリールであれば6000~8000番台です。ギヤ比はPGかHGを選んでください。XGは1巻あたりの長さが大きいのであまりジギングには適しません。


・ショックリーダー

ショックリーダー
FGノットの結び目

初心者の方はショックリーダーって何?と思うでしょうが、PEラインに直接ルアーをつけてしまうと、魚が食った時の衝撃で糸が伸びずに切れてしまってルアー、魚ともにロストしてしまいます。リーダーはその瞬間的な食った時の衝撃を逃がす役目を果たすのでとても重要な糸になります。この糸の扱いひとつでかなり釣果に影響が出ます。私も初心者の頃はこの結び方の失敗で魚を何度もバラしてしまった苦い記憶があります。リーダーはフロロカーボンの8~10号を3~5m結んでください。結び方は必ずFGノット等の摩擦系の結び方で結んでください。船上で切れてしまったときは電車結び等でも代用できますが、強度面で摩擦系の結び方には劣りますので、事前に結び方を習得して頂くのがベストです。上級者の方は問題なく結べると思いますが、初心者中級者の方はこの結び方が一番のハードルになると思います。結び方が分からない方はyoutube等で簡単に検索できますが、当日朝受付を済ませた時点でまだリーダーを結んでいない方は、鳥羽YEGのスタッフが乗船前にFGノットでショックリーダーを結びますので遠慮なく申し出てください。


・先端金具

溶接リング、スプリットリング、ローリングスイベル
スナップリング用プライヤー
フィッシュグリップ

餌釣りで使われるスナップリングはルアー交換時に簡単ですが使用を控えてください。もし使うのであればジギング用の耐荷重が大きいスナップリングを使ってください。餌釣り用のスナップリングだと大きい魚がかかった時に口が開いて魚がバレることが多々ありますので、溶接リング+スプリットリングの組み合わせがおススメです。糸ヨレ対策でローリングスイベル+スプリットリングの組み合わせでも問題ありません。また、スナップリング用のプライヤーは各自忘れずにご購入していただき持参してください。


・針(アシストフック)

針(アシストフック)
太刀魚用バーブレスフック

ジギング用の市販のフックをご購入下さい。ルアーの上下にそれぞれツインフックを取付けるのが一般的です。フロントフックとリアフックが絡まないような長さの組み合わせでご使用いただければ問題ありません。釣具店では『フロント用』『リア用』の名称で売っています。私がよく使うのはオーナー針のJIGGER LIGHT早掛やホールドの4/0、5/0です。上級者の方は太刀魚釣り用の手返し重視でバーブレスフック(返しのない針)をご準備いただくのもアリかとおもいます。


・メタルジグ(ルアー)

DAIWAのTGベイト、FKジグ、TBジグ
リスキージグ、ウロコジグ、バンブルズジグ、X-GLIDE、クイックゼロワン
頑鉄ジグ各種
タチウオ用ジグ各種
メタルジグのセット例

メタルジグは様々なメーカーから出ていますし、人によって好みもありますので、どのルアーが一番良いと明言するのは難しいのであくまでも私の好みでご紹介させていただきます。DAIWAのTGベイトやTBジグ、ツルギヤの頑鉄Z、CB ONEのクイックゼロワン、UROCOのウロコジグ、ジャッカルのバンブルズジグなどは釣行時に私が必ず持参するメタルジグです。また、カラーについてはその日にならないと当たりカラーは分かりませんが、伊勢湾ジギングで代表的なカラーは赤金、緑金、ブルーピンク、イワシカラー、ゼブラ(シルバーグロー)などが代表的です。太刀魚に限って言えばおそらく紫ゼブラかピンクゼブラが良いです。ルアーは1個あたりの値段も高いですが、初心者の方は最低3個はご持参いただきますようお願いします。重さは120gから200gとそれぞれの重さで色々なカラーを準備するに越したことはありませんが、何も持っていない初心者の方が購入するのであれば、150g・180g・200gを各1個ご購入下さい。頑鉄ジグが一番リーズナブルでおススメです。



以上、かなり専門用語だらけで書き綴らせていただきましたが、初心者の方には??な内容もあるとは思います。しかしながら当日は鳥羽YEGフィッシング倶楽部のメンバーも乗船させていただき、船上で色々とサポートさせていただきますのでご安心ください。ジギングをするまでのハードルは少々高いと感じている方も多いでしょうが、1匹魚を釣ればハマること間違いなしのジギング。是非大会までお楽しみに!!

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