むかい@野球

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最近の記事

第103回選手権大会初戦の見どころ

こんにちは。むかいです。 2年ぶりの夏の甲子園大会が始まりますね。今回はその初戦の見どころを書いていきたいと思います。(敬称略) 大会1日目第1試合:日大山形ー米子東 打線が好調な2校の対戦。日大山形は主将の佐藤拓斗をはじめ、上位打線の振りが鋭い。米子東は公立の進学校だが、がっちりとした体格の選手が目立つ。なかでも4番太田舷暉は2年生ながら、県大会で5本塁打をマーク。上背はないが、勝負強い打撃で打線を引っ張った。開幕戦特有の雰囲気への対応力も試されそう。 第2試合:新

    • 第93回選抜高校野球大会初戦の見どころ

      こんにちは。むかいです。 コロナ禍でほとんど野球を観に行けていないのと、学校が忙しかったのもあり、1年以上間が空いてしまいました・・・。 それはさておき、2年ぶりのセンバツがもうすぐ始まりますね!今回の記事では、センバツ初戦の見どころをまとめていきます。 大会1日目※左側が1塁側のチーム 第1試合:神戸国際大附ー北海 両エースの投球に注目。神戸国際大附の阪上翔也は最速145キロ右腕。四死球も少ないうえに、昨秋は41回1/3で57奪三振の好投を見せた。秋の近畿大会で痛

      • 2020年センバツ、プロ注目の選手まとめ(野手・西日本編)

        こんにちは、むかいです。 今年の選抜高校野球ですが、開催の雲行きが怪しくなってきましたね。高校球児にとっては一生に一度のことなので中止にはしないでもらいたいです。前回につづき、プロ注目の野手をまとめていきます。今回は西日本編です。 東日本編はこちら↓ 来田涼斗(外野手/明石商業/右投左打) 1年夏からレギュラーとして出場し、今回が4度目の甲子園となる。高い身体能力を誇る非常にスケールの大きい選手だ。昨年の選抜準々決勝・智辯和歌山戦では先頭打者&サヨナラ本塁打を打つなど

        • 2020年センバツ、プロ注目の選手まとめ(野手・東日本編)

          こんにちは、むかいです。 来月19日から始まる春の甲子園ですが、そのなかでプロ注目の選手をまとめていっている次第です。今回は野手編です。 投手編はこちら ↓ 内山壮真(捕手/星稜/右投右打) 1年夏から主軸を張り、昨夏の準優勝に大きく貢献した。新チームから捕手にコンバートされ、攻守両面でチームを支える。小柄ながらパンチ力・対応力を高いレベルで備えた好打者である一方、ショーバンストップなど守備面で課題が残る。捕手としての実力を発揮できるかに期待したい。 西川僚祐(外野

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          2020年センバツ、プロ注目の選手まとめ(投手編)

          こんにちは、むかいです。 いよいよ球春到来。3/19から春の選抜高校野球大会が始まります。今回は、選抜に出場する「プロ注目」と言われている選手たちについて自分の思ったことを書いていきます。まずは、投手編です。 ※敬称略です。 中森俊介(明石商業/右投左打) 1年夏から数えて今回が4度目の甲子園となる。最速151キロのストレートだけでなく、スライダーやスプリットなどの変化球も精度が高い。制球力も高く、調子が悪いときも試合が作れる投手だが、ランナーが溜まりだすと手先でコン

          2020年センバツ、プロ注目の選手まとめ(投手編)

          2020年春の選抜出場校予想

          こんにちは、むかいです。 ここのところ忙しく、久しぶりの投稿です。近畿大会や東海大会のゲームレポートを書きたかったのですが、賞味期限切れのような気がします。ということで、今月24日に決定する今春の選抜出場校を勝手に予想していきたいと思います。(敬称略、◎=当確、〇=有力、△=次点) 北海道(1枠)◎白樺学園 △札幌日大 秋季道大会優勝の白樺学園が当確。準優勝は札幌日大だが、北海道は1枠なので厳しそう。準決勝の2試合はどちらもコールドゲームとなっているので、この2校に絞

          2020年春の選抜出場校予想

          ドラフト直前!注目の高校生選手たち(後編)

          こんにちは、むかいです。 前回の記事(下のやつ)で、今年のドラフト会議で注目したい高校生投手、捕手を紹介しました。今回の記事では、内野手と外野手を見ていきたいと思います。 内野手粒ぞろいの遊撃手を先にまとめておきたい。走攻守のバランスの良さで評価が高いのは武岡龍世(八戸学院光星)。俊足を武器にしている選手だが、しっかりバットを振り切ることができているのもアピールポイントだろう。その武岡に身体能力では劣らない森敬斗(桐蔭学園)も指名が濃厚だ。広い守備範囲を活かすため、プロで

          ドラフト直前!注目の高校生選手たち(後編)

          ドラフト目前!注目の高校生選手たち (前編)

          こんにちは、むかいです。 ドラフト会議が10/17(木)に行われます。もう本番まで時間がありませんが、今回はプロ志望届を提出している高校生選手たちをピックアップして紹介していきたいと思います。 ※敬称略です。 投手今年のドラフトの目玉は、奥川 恭伸(星稜)と佐々木 朗希(大船渡)だろう。即戦力との呼び声高い奥川は、150キロを超えるストレートにキレのある変化球が武器。今夏の甲子園では球数を抑えつつ打者を圧倒し、能力の高さを見せつけた。対して、素材型という評価の声が多い佐

          ドラフト目前!注目の高校生選手たち (前編)

          ドラ1候補・奥川恭伸投手の成長

          こんにちは、むかいです。 U-18・日本代表の試合も無事に終わり、3年生の選手にとって、残すは国体とドラフトのみとなりました。今回は、ドラフト会議の目玉である奥川恭伸投手(星稜)の投球フォームから分かる、去年からの成長点について書いていきます。 奥川投手のスペック 身長:183㎝ 体重:82㎏ 最高球速:158km/h(県大会で計測) 変化球:スライダー、カーブ、スプリット、チェンジアップなど 上の動画は今年の夏の甲子園のもの。この大会で最も目立ったのは、文句な

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          龍谷大平安に学ぶ「意味のあるシートノック」

          こんにちは、むかいです。 9月になり、各地で来年の春の甲子園に向けた地方大会が始まっています。僕は先日、京都の古豪・龍谷大平安高校のグラウンドに京都大会の1次戦を見に行きました。龍谷大平安は見事に1次戦を突破し、2次戦にコマを進めたのですが、そこで気づいたことがあったので書いていきたいと思います。 シートノックの目的試合の前に行われるシートノック。時間は7分間だが、どのような目的で行われるか考えてみた。 ①グラウンドの芝の状態や距離感などを確認する ②緊張で固まってい

          龍谷大平安に学ぶ「意味のあるシートノック」

          明石商業・来田涼斗選手と金属バット

          こんにちは、むかいです。 夏の甲子園が終わってからまだ1週間も経っていませんが、全国各地で来年の春の甲子園を目指した戦いが始まっています。今回は、今年の春夏ともに鮮烈な印象を残した明石商業高校の2年生スラッガー・来田涼斗選手についてです。 来田涼斗選手はどんな選手? 画像:https://blue-38.com/?p=11144 より 来田涼斗選手は身体能力の高さが武器の外野手。憧れであるソフトバンク・柳田悠岐にプレースタイルが似ており、驚異的な飛距離と走力で明石商業

          明石商業・来田涼斗選手と金属バット

          高校野球にリクエスト制度を導入すべきか

          こんにちは、むかいです。 令和最初の甲子園が終わりましたね。優勝した履正社高校はプロ注目の投手を次々と打ち崩し、打力の高さを見せつけてくれました。ここから当分は、甲子園および地方大会を観戦して思ったことを記事にしていきたいと思っています。 さて、今回のテーマは「リクエスト制度」です。 リクエスト制度とはプロ野球では既に導入されており、かなり野球ファンには認知されているが念のため。簡単にまとめると、試合中のチームが「今の判定はおかしいんじゃない?」と審判に言って、ビデオを

          高校野球にリクエスト制度を導入すべきか

          星稜・林監督に1つだけ言いたいこと

          現在、行われている第101回全国高校野球選手権大会。先日、甲子園球場に観戦へ行きました。プロ注目のエース・奥川恭伸投手を擁し、優勝候補の一角とも言われている石川代表の星稜高校。その初戦を観戦して、思ったことを書いていきます。 最初に言っておきますが、星稜が嫌いというわけではありません。 ハイライト北北海道代表の旭川大高校との初戦。2回表に星稜が1点を先制した後、両チームのエースの好投により試合は膠着状態に。結局、そのまま試合は1-0で終了。星稜が勝利した。 星稜を取り巻

          星稜・林監督に1つだけ言いたいこと

          第101回全国高校野球選手権大会初戦の見どころ

          こんにちは、むかいです。いよいよ夏の甲子園大会が始まります。大会が始まってしまう前に、49代表校の甲子園初戦25試合の見どころを簡単に紹介していきます。 大会1日目第1試合:八戸学院光星ー誉 2015年センバツ以来となる開幕カードを引き当てた八戸学院光星。伝統の強打は今年も健在で、プロ注目の武岡龍世、県大会で6本塁打の近藤遼一など強打者が揃う。一方で県大会で右ひじ違和感のために登板を回避していた後藤丈海の復調が待たれる。対する初出場の誉は愛工大名電、中京大中京など強豪校を

          第101回全国高校野球選手権大会初戦の見どころ

          高校野球の複数投手制について思うこと

          こんにちは、新しくnoteを始めてみました。 「むかい」と言います。主に記事は高校野球、たまにプロ野球のことについてのものになると思います。 さて、第1回目のテーマは「高校野球の複数投手制」です。 1 複数投手制とは?そもそも論として複数投手制の定義ですが、ここでは「1つの大会において複数の投手を登板させて戦う」としましょう。例えば、一応ベンチ入りメンバーの中で投手ができる選手は何人かいるけど、試合では(ほぼ)エース頼みというのは、ここで言う複数投手制には含みません。

          高校野球の複数投手制について思うこと