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ゆず『夏色』発売から今日で25年らしい

昨日は全国的に雨でしたね。

『ところで』とか『以上』とか『心の音』とか『街灯』とか『悲しみの傘』とか、雨の日に『雨』のワードが入ったゆずの曲を思い出してしまうあたり、嗚呼、僕はゆずっ子だったんだなぁと思います。

泪(なみだ)って漢字がこの世に存在するのも、ゆずの『雨と泪』で知りました。

時々僕はここへ来て
雨雲が抜けるのを待ってる
雨降る晩は悲しくても
明日が晴れればそれでいい

ゆず『ところで』

悲しいくらいに雨が強くて
布団にくるまって震えてた

ゆず『以上』

決まりきった言葉
今降り出した雨と
叩きつけられたタバコと
また一つづつ刻まれていく
それはずっと消えることのない僕の「心の音」になる

ゆず『心の音』

雨が急に降り出した
通り雨だと誰かが言った
遠く遠く見えない明日を待ち続けて

ゆず『街灯』

雨の中歩き出した
傘もささず雨粒に打たれた
今は今は僕は前にだけ進もうと思った

ゆず『街灯』

今夜も窓の外はどしゃぶりが降り続いてる
君と最後にさよならしたのもこんな日だった
交差点の向こう側でびしょ濡れの君が手を振る
僕の耳に聞えてきたのは 傘に当たる雨音だけ…

ゆず『悲しみの傘』


タイトルで書いた通り、ゆずの『夏色』が発売されて今日で25年らしい。

1998年に発売された、ゆずのデビュー曲であり、ゆずメジャーデビュー25年ということであり、『夏色』と言えば、ゆずのライブの定番曲であり1番盛り上がる曲でもあります。

最初にゆず『夏色』のミュージックビデオを観た時の衝撃は今でも覚えています。

高1の時、友達の家であれはBSとかだったのかな、たまたまだったのか、友達にピンポイントで見せられたのかもう忘れてしまったけれど、とにかく衝撃で釘付けになったのを覚えてます。

『夏色』が発売された1998年の音楽業界は、全盛期は過ぎたけどglobe・鈴木あみなど、まだまだ小室哲哉プロデュースの音楽が流行っていたし、GLAY・L'Arc~en~Cielなどのビジュアル系が流行っていました。

この年、『HONEY』『花葬』『浸食』と、表題曲シングル3枚同時リリースしたラルクも衝撃だった!

僕は何となく当時の音楽に飽き飽きしていたというか、Mr.Childrenは活動休止中、スピッツは音楽を辞めようと思っていた時期で新曲も発売されない。

そこまでハマれる音楽というかミュージシャンがいなかった時で、『夏色』のMVを観た瞬間に一気にゆずに心掴まれてしまったのです。

時代に逆行していたというか、J-POPというよりは歌謡曲で、デジタル音というよりすべての音を自分たちで作り上げているシンプルさに僕は惹かれたし、何より2人が爽やかな好青年に見えた。

そこから友達に、ゆずのオールナイトニッポンを聴かせてもらい、『ゆずの素』『ゆずマン』のCDを貸してもらい、ゆずにどっぷりハマっていった。

『夏色』も収録されている『ゆず一家』は、人生で1番聴いたCDアルバムかもしれない。

1度でいいから、ゆずの路上ライブに行ってみたかったし、何かひさしぶりにゆずのライブに行きたくなったなぁ。

2023/06/03

飛田将行 とびたまさゆき

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