見出し画像

ロンドンブーツ1号2号が大嫌いだった

世間で1番叩かれ、批判された芸人は間違いなくキングコングであり、西野亮廣であることは間違いないんだけど

僕が今まで1番叩いて批判した芸人は間違いなくロンドンブーツ1号2号である!

とにかく大嫌いだった。

理由は「見た目がチャラい」「生意気」「ネタをしない」といったところ。

そして当時大好きだった藤崎奈々子が田村淳と付き合っていたという事実!!!

まあ、藤崎奈々子の件は半分本気で半分ネタですが、とにかくロンブーが大嫌いでした。

ロンドンブーツ1号2号(ロンドンブーツいちごうにごう)は、田村淳田村亮から成る吉本興業所属の日本のお笑いコンビである。略称は「ロンブー」「ロンドンブーツ」―Wikipediaより

吉本興業は90年代初頭にダウンタウン、90年代中期にナインティナインをブレイクさせ、その後の戦略としてロンブーをブレイクさせようとしていました。

もうあからさまなゴリ押しでした。

ナイナイが「めちゃイケ」「ぐるナイ」をゴールデンでスタートさせ国民的スターになった時期に、ロンブーはじわじわと深夜で頭角を現すようになっていた。

・あなあきロンドンブーツ
・ぷらちなロンドンブーツ
・ロンブー荘青春記
・マンブー!!
・まぶだち!!
・まぶごえ!!
・暴ロンブー
・ロンブー龍
・スキヤキ!!ロンドンブーツ大作戦
・はなさか!!ロンドンブーツ
・稲妻!!ロンドンハーツ

など、たくさんの冠番組を持っていた。

プラス、CDデビューしたり「新宿暴走救急隊」という土9ドラマで主演したりと、まあとにかくすごかった!

今でも残っている番組は「ロンドンハーツ」のみですが、いかにロンブーが会社から推されていたのかがわかりますよね?

のちに淳さんが、「テレビでネタをした記憶が全くない」と言っていましたが、事実、ロンブーのネタを1回もテレビで観たことがないと思う。

「ボキャブラ天国」がまだ視聴者からの投稿作品がメインだった頃

キャブラー芸人メインの番組構成になる前の1コーナーだった「ボキャブラ発表会・ザ・ヒットパレード」のコーナー初期に「くいだおれパンクス」のキャッチコピーで出演していて人気があったんだけど、あれをネタ披露とカウントして良いのかは迷うところ。

僕はとんねるずやダウンタウンやウッチャンナンチャンなど、コントを観て育ってきたので、芸人はネタをするのが本流と思っていたので、ネタもしないで素人イジリしているロンブーのことを芸人として全く認めていなかった。

何か吉本興業の芸人という感じがしなかったし、「吉本のとんねるず」なんて呼ばれていたこともありましたね。

ロンブーは若者の支持は高かったけど、それ以外の層からの支持は壊滅的でイメージが悪く、CMのオファーは約20年ないし、「ロンドンハーツ」は子供に見せたくないテレビ番組の1位になったりしている。

けどここ10年くらいかな。

僕の芸人に対する定義や見方も変わったのもあるけど、何か淳さんの人間性に惹かれ始めて少しずつロンブーを認め始めたのは。

上から目線ですいません。

正直、淳さんのMCの技術は群を抜いて上手いと思っています。

あまり世間から評価されていないし、話題に上がることもないけれど、淳さんのMCは上手いと思う。

「ロンドンハーツ」でたくさんの雛壇芸人が一斉に集合している中、番組を成立させながら1人1人をオイシクさせる回しの技術はシンプルにすごいと思う。

昔、島田紳助さんが売れるために「戦略ノート」を作っていたって話は有名だけど、淳さんも綿密に作っていそうなんだよね。

淳さんは恐ろしく頭がキレて、計算高い人間だと僕は思っている。

亮さんに関しては、何でも器用に出来そうな雰囲気があるのに、何にも出来ないポンコツぶりが逆に愛くるしい(笑)

ただ、ポンコツだと思っていた亮さんが、7月に宮迫博之と記者会見を開いた時のコメントには感動しました。

あんなに弁が立つ亮さんを観たのは初めてでした。

長々と書いてきたけど最後に2つ。

ロンブーのことは嫌いだったと言ってるけど、実はロンブーの番組は全部チェックしていたんだよね。

だからロンブーの番組はスラスラ言えるんです。

好き嫌い抜きにして、僕は早く売れる芸人に興味があるんです。

そして明日は「淳の休日」という淳さんが個人的に制作しているインターネット番組があって、毎年やっている大人の運動会に参加しに千葉県に行ってきます。

毎年気になっていたので、今年は満を持して行くことにしました。

しかし降水確率は60%で、雨天中止の可能性が高いのが現状です、、、

雨天中止になったら、再びロンドンブーツ1号2号を嫌いになってやろうと思います。

2019/09/28

飛田将行 とびたまさゆき

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?