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#91.雑談 【塾話】チラシについて⑥

皆さん、こんにちは。トビタです。

前回、ようやく塾チラシの表面が完成しました。

今回は裏面について。表面で興味を持ってくれた人の「他のことももっと知りたい!」という欲求を裏面で満たせば、その人の興味はさらに高められます。

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裏面の役割

一般的にチラシ裏面の役割は、普遍的な情報の提供です。塾の全体像を知らせることで、読み手の不安も和らぎ、来塾へと繋げやすくなります。

[普遍的な情報]
・受講プラン(レギュラー授業・費用)と体験授業
・塾の場所
・入塾までの流れ

受講プラン。全てを無理に載せる必要はありません。読み手が「どのようなバリエーションがあるのか」「料金価格帯はどの程度なのか」といったザックリとした印象を把握できるよう、代表的なものを一覧表にすればOK。ただ塾のサービスは中身が不透明なこともあって、何が自分に合っているのか判断がつきにくい。「これこれこういう方にはこのプランがおすすめ」など、受講の目安を書いてあげた方が親切です。
※チラシセミナーの講師いわく、通年用チラシでも、概算でいいから季節講習の費用は載せた方がよいとのこと

塾の場所。今は簡単に地図を作ることができますね。ビルの3階以上とか視認性が悪いところはもう少し工夫が必要かなと。ランドマーク(みんながよく知る場所)を定めて、そこから自分の塾への行き方を写真付で細かく載せていくとか。保護者は頭の中で「あぁこの道通って、あそこ曲がってすぐか」と想像できる。想像できると塾に向かうハードルが下がる。また責任者の写真を載せればどんな人がいるのかわかるので、安心感も生まれるかもしれませんね(コワモテは分かりませんがw)

入塾までの流れ。考え方は同じです。保護者が読んだ時にイメージしやすいように書く。最近散歩していたら中小の個別指導塾を発見しました。そこでもらったパンフレットは、入塾の流れがフローチャートになっていて見やすかったです。

チラシの裏面では詳細情報を載せる必要があり、表面と比べると文字がビッシリと並びがちです。「読みにくそう」「難しそう」と思わせないためにも、表や図、グラフ、写真などを駆使しましょう。

片面印刷と両面印刷

個人的には片面印刷推しです。何より読みやすいから。裏面の文字うつりの具合を気にしなくて済むのもいいですね。予算という大きな壁もあるし笑

ただ裏面の話もしたので、両面印刷についても触れておきます。もし私が両面印刷のチラシを作るとしたら、表面はカラーで裏面はモノクロにすると思います。

チラシは裏から読む人もいるとはいっても、個人的にはやっぱり表から読ませたいんですよね笑 そうしたときに気をつけるべきことは、読み手に表裏の区別をしてもらうこと。区別がつけば表面に誘導できる可能性が高くなる。

両面カラーで表裏のレイアウトも似通っていた場合、統一感と華々しさはあるものの、瞬間的にどちらが表か裏かを判断することはできないと思うんです(あくまで1秒2秒の世界の話)
そこであえて裏面をモノクロにすることで、表裏の区別がつきやすくなる。モノクロってインパクトないし地味だなと思われがちなんですが、読み手の理解度を上げ記憶に残りやすいとも言われています。表裏で配色が異なることで、チラシ全体としても印象にも残りやすいかなと思っています。チラシ作りは難しいし奥が深いでしょう?

最後に

今回限りで裏面の話も終わりです。

前回書いた後にふと思ったんですが、チラシに書く項目を紹介する記事は多いものの、文章全部作っていく過程まで見せているものは少なそうですよね。私が昔作ったものを流用するとか一切なく、本当に一からでした。周りの人に見せるって、結構勇気がいるもんですね。

ただ私の記事の書き方が悪いことと長編であることが相まって、コアをつかめていない人もいるんじゃないかと思い始めました。だから次回はまとめ回にして、大事な考え方の部分をもう一度共有しようと思います。

今回もお読みいただき、ありがとうございました。

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余談

ここからはもう少し読みたい方だけどうぞ。暇つぶしに。

チラシの裏面にはQ&AやFAQ(よくある質問)が書かれることがあります。塾のHPにも載ってたりしますよね。

「厳しい塾ですか?」
「塾長は基本的には優しいですが、真面目にやらない子には厳しいです」
「定員は何名ですか?」
「各学年10名です。定員以上を教室に入れることはありません」

載せること自体は構いません。ただ本当に考え抜いて載せているのかと言われると微妙なところもあります。他所の塾も載せていたから載せてみたっていう人も多いんじゃないかと。

こういうなんでもないところまで気にかけているかどうかで、集客の成果も多少変わってくるのではと思っています。広告を見たときに誰もが抱く感情・Q&AやFAQについてもう少し読みたい方だけ有料でどうぞ↓

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いつもお読みいただきありがとうございます。教育者の端くれとして、自分が持っているものを他の人に伝承していきたいと思っています。今後とも宜しくお願い致します。