#92.雑談 【塾話】チラシについて①〜⑥まとめ
皆さん、こんにちは。トビタです。
今回はまとめ回。
大事にしている考え方
記事②でこんなことを書きました。
形式的なこと以上に、考え方の部分を参考にしてほしいです。
「こんな内容を書くといいよ」っていうアドバイスじゃないんです。あくまで考え方。私の考え方が表れている文を過去記事から抜粋してみました↓
・ターゲット層がどんな人か、またどんな悩みや不安を抱えているかをじっくり考える
・(読み手と書き手に関して)どれだけ属性が重なるかわからないからこそ、不安や悩みをわかってあげて共感を示すことが重要
・ただ良いことを書くのではなく、あくまで読んでほしい人にとって良いことは何かを考えて書く
・読み手にとって安心感につながるものであれば、どれも立派な実績
・塾の全体像を知らせることで、読み手の不安も和らぎ、来塾へと繋げやすくなる
・塾のサービスは中身が不透明なこともあって、何が自分に合っているのか判断がつきにくい。これこれこういう方にはこのプランがおすすめなど、受講の目安を書いてあげた方が親切
これを5つにまとめるとこんな感じ。
・誰に読んで欲しいのかを決める
・その人がどんな不安や悩みを抱えているのかを考える
・その人の置かれている状況に共感する
・その人の力になれるという施策を根拠を持って紹介する
・その人が読んでいて不安にならないよう、丁寧にかつわかるように書く
「この5つの考え方がしっかりと固まっていれば、自然と中身は決まってくるよね。文面はこんな感じになるんじゃないかな。良いチラシに近づくよね」という話だったわけです。お気づきの通り、ずっと相手が主体です。顧客志向。
本当に良いチラシなのか
「でもその結果出来上がったチラシって良いものなのかな?」と思った方へ。
下手くそな絵を描いてみました笑
川を挟んで保護者と塾が向かい合っています。顧客と商売人なのでこれくらい距離感があって当然です。
保護者は子どもを塾に通わせたいと思っている。向こう岸に行きたい。一方、塾は「うちの塾は◯◯が凄いんです!お待ちしています!」と叫んでいる。塾は保護者に川幅が何mかなんて教えてくれません。また橋をかけたり船を出したりもしません。
そんなときに「お困りですか。川を渡りたいんですよね。でもここだと泳いで渡るの難しいですね。向こうだったら川幅狭いし渡れるかもしれないのでそこまで一緒に歩きませんか?」と声をかけてくれる人がいたらどうでしょう。そして川を無事渡ると、タオルや着替え、ドライヤーも準備してくれていたらどうでしょう。率直に嬉しくないですか?
一つの例えですが、他所が全然できていないからこそ、顧客志向はより響くと考えています。言うまでもなく、具体的に何が響くのかは皆さんが想定する見込み客によって変わってきます。
最後に
今回の記事を通じて、考え方にこだわっていることが少しでも伝わってくれたらと思います。また何か考えるきっかけになれば幸いです。
今回もお読みいただき、ありがとうございました。
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余談
ここからはもう少し読みたい方だけどうぞ。暇つぶしに。
私の考え方に何かしらの共感を覚えた人の中には、こんな疑問を持った方もいるのではないでしょうか。
「いや待てよ、大手のチラシはキャッチコピーも何も、でっかく夏期講習って書いてあとはテンプレ載っけているだけだよな。なんであれをばら撒いているんだろう…?」
中身に関して何も考えていないからと言ってしまえばそれまでです。ただおそらくチラシのことをそこまで考えなくても、結果的に人が集まるからなのでしょう。
大手だっておそらくチラシの反応率は大したことないですよ。ちなみに私がいたところは、中小とはいえ当時70教室以上ありましたが、それでも反応率はショボかったです。
ではなぜ反応率が悪いのに、大手はあんなに大々的にチラシを撒いているのか。自分なりにその理由が2つ思い浮かぶ方はこの先読まなくて大丈夫です(優)
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いつもお読みいただきありがとうございます。教育者の端くれとして、自分が持っているものを他の人に伝承していきたいと思っています。今後とも宜しくお願い致します。