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#85.雑談 【塾話】チラシについて①

皆さん、こんにちは。トビタです。

前職の塾では色々なことに首を突っ込みました。その一つがチラシ。

ある時、塾のチラシがダサすぎるので作り直そうということになったんですね。勉強の一環で、販促物作成のプロのところにお邪魔しました。その名もチラシ集客運用術セミナー。

塾人の中には、見よう見まねの独学でチラシを作る人も多いのかなと。何かしらのヒントになったらいいなと思い、今回はセミナーで教わったことを共有する回にしたいと思います。無料なのでありがたく読めください(上から)

チラシを作る前に明確にすべきこと

[前提]
サービスを買う=安心を買う

お客様は何かしらの不安を抱えている。そこでお金を出して安心を買っていると。
なんとなくはわかる。ただ今さらながら「安心を買うっていったい何なんだ?」と思ったので調べてみました。

安心を買う…今すぐに実益をもたらすことはないが、将来にかけての不安を取り除いてくれるものにお金を出すことを意味する語。

まんま塾やないかーい。塾に入ってもすぐに成績は上がらないが、長い目で見たら受験とか初めての経験に対して不安を取り除いてくれますからね。ただ不安を煽ってお金をいただいている側面も強い業界なので耳が痛い笑

前提がわかったところで、お客様の不安の根底にある悩み(いわゆるニーズ)が何なのかを理解する必要が出てきます。我々塾人は、それを少しでも解決の方向に持っていくことが求められる。また根底にある悩みを解消するだけでなく、その後お客様がどんな状態になれるのかを明確にすると良いとのことでした。

[明確にすべきこと]
•お客様の悩み
•解決策
•解決後のお客様の姿

ばんハゲさんがいつも言ってるやつを思い出しますね。「人の気持ちなんてなかなかわからないなう。だから知ろうとするんだよなう。話を聞くんだよなう」って(テキトー)
面談等で日頃から上手にお話しできている人は、この部分はイメージしやすいんでしょうね。

チラシを作るうえで意識すべきこと

①ターゲット層とその人たちが抱える悩み
②その人たちに誰が何を伝えたいか 
③その人たちが通うメリット
④受講プランと費用

①はさっき話したことまんまですね。②が解決策にあたるのかと。そして③が解決後のお客様の姿につながるのだと思います。

②に関して意外と大事だなと思うのは「誰が」の部分です。当然ですが、学習塾のチラシであるということがぱっと見で伝わらないといけません。また「塾が」なのか、そこの教室の「責任者が」なのか。多店舗展開しているところなんかは、この辺意識して作る必要があるかなと。

③については、実績・証拠など、ターゲット層が安心できると思われるものを盛り込むのがコツだそうです。

ここまでしっかりと載せられていたら塾の価値が伝わる。価値を伝えてから金額提示。④ですね。ちなみに通年チラシにも季節講習の受講費用目安を載せた方が良いとのことでした。

⑤その人たちがチラシを見たいタイミング
⑥その人たちにどうやってチラシを届けるべきか
⑦チラシを受け取った人へのフォロー体制
⑧どうやってチラシの結果を測るか

⑤に関しては、さっきの①が定まっていたら自ずと見えてくる気がします。気がするだけかもしれませんが笑

⑥は新聞折込やポスティングなどの選択。内部生や保護者伝いに渡してもらうという手段もありますね。
ただ、単に手段として何が有効かではなく、ターゲット層に届けるには何が有効かというのを強調していました。地域性も関係しそうです。

⑦がわかりにくいという塾は結構ありそう。連絡先をとりあえず下に書いただけみたいな。いつどこにどうやって連絡を取ったらいいかをわかりやすく示してあげるのは大事。
塾に電話するとして、何て話していいのかわからなくて不安な人もいる。よくある「チラシを見ましたとお声がけください」みたいなのは有効かも。あとはその後どういう段階を経て入塾に至るのか、全体図を書いておくとイメージができるので親切。
それから当たり前ですが、連絡手段はいくつか用意した方がいいです。外国人の方で漢字が分からなかったり、ろうあの方で耳が聞こえなかったりと、色んなケースがあるからです。

⑧に関しては全く考えていないという人も多そう。そもそも反応を得るためには同じエリアに4〜5週連続でチラシまくくらいじゃないとだめって話も聞きます。また反応があろうがなかろうが、それが媒体•中身•時期•場所•部数の一体どの要素に強く影響を受けているか判断しにくい。ここは私自身もっと勉強する必要がある箇所です。何か得られたらまた書こうと思います。

最後に

[まとめ]
チラシを作る前に明確にすべきこと
•お客様の悩み
•解決策
•解決後のお客様の姿
チラシを作るうえで意識すべきこと
①ターゲット層とその人たちが抱える悩み
②その人たちに誰が何を伝えたいか 
③その人たちが通うメリット
④受講プランと費用
⑤その人たちがチラシを見たいタイミング
⑥その人たちにどうやってチラシを届けるべきか
⑦チラシを受け取った人へのフォロー体制
⑧どうやってチラシの結果を測るか

自分でチラシを作る際のチェック項目として利用してもらえたらと思います。

今回もお読みいただき、ありがとうございました。

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いつもお読みいただきありがとうございます。教育者の端くれとして、自分が持っているものを他の人に伝承していきたいと思っています。今後とも宜しくお願い致します。