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無意識が私を導く〜昨年の経験を活かして、今年はもっと軽やかに!


案外知らない自分のこと


50肩がテーマのブログを書いていると、どこまでが50肩によるものかわからなくなることがあります。
例えば、腕が勝手にビュンッと思わぬ方向に動いてしまう瞬間があります。逆に腕や手の力が急に抜けてしまう瞬間もあります。

これって、50肩なのでしょうか?

同じく50肩の姉も同じ事があるというので、じゃあ50肩かな?
私の判断基準は、姉ののりりんにも同じ症状が出ているか、否かです。

あるいは、重い物が持てなくなったのは50肩? 腕や指に力がないらないのは?

のりりんは力持ちだし・・あれ? のりりんも最近はあまり力がないかもしれない。
腕や指に関しては、まだ残っている痺れのせいなのか、更年期障害の指のこわばりのせいなのか・・。

のりりんも同じように指がこわばるけれど、これはきっと50肩じゃない。

考えるとキリがなく、自分のことなのに全然、わからないことに驚きます。


頑張るほどドツボにはまった!大失敗


昨年は、もうひとつ驚いた事がありました。
50肩とは関係ないのですが「自分のことをわかっていない」ことを実感する体験でした。

昨年は春から秋にかけてケアマネ資格の空白期間ができて、仕事を休職していました。その間に残務処理をと思い、会社のパソコンをお借りしていました。各サービス事業所に送りきれていなかった書類をコピーして郵送し、介護ソフトに抜けている記録を記載し。。
やらなければならないことを書き出し、

気持ちはすごく頑張っていたのです。

しかし、体が動かなくなるのです。
書類のコピーも封筒に宛名を書くのも、私の能力としても、体力的にも難しいことではありませんでした。パソコンの記録も同様です。実際、その頃も私はnoteの記事を書いたりしていたのですから。

それなのに、ケアマネの仕事となると体がぴくりとも動かない。机の上に書類を広げても、パソコンを広げても、体が重くてだるくて仕方ないのです。ベッドで横になりたいと思うくらい調子が悪くなるのです。

自分の頑張りが足りないだけで、本気を出せばできる!

私はそんな風に考えていました。
そんな時間を何度も何度も繰り返しました。

今の精神状態をこれから先も続けるのは辛いとも思っていました。

半年が過ぎて、復職の時期が近づいたある日、私はようやく自分の内に起こっていることを言葉にすることにしました。

私の無意識が全力で止めている。「違う道を歩め」といっている。

私はすぐに社長さんに電話をして、事の顛末をお話しして
「私が職場に戻ってもできることがありません」と伝えました。

社長さんは「それは精神的なものだね。病院に行った方がいいかもしれないよ」と心配してくれて、そして私は退職することになりました。

退職した今なら言えます。
もう何年も前から、知っていた。この仕事から逃げたいと思っていた。思っていたのに、目先の安定収入に惑わされていた自分を認めざるを得ませんでした。


無意識は私より優秀だ


がん治療は、私にさまざまなチェンジのきっかけを与えてくれました。仕事も食生活も、家族との関係も、私のライフプランも。50肩になったのも、がん治療のホルモン剤の副作用です。

私はポンコツでうっかり屋で、目先のことに左右されがちですが、私の無意識は優秀なセンサーを持っているようです。3年前、急に胸が痛くなったのも「がん検診に行きなさい」との無意識からのサインだったと思っています。

そして、昨年の退職までの経緯で、「頑張れば何でもできるはず」と思い込んでいること、それが勘違いであることにも気づきました。

無意識には、本当に感謝です。我ながら凄い。

そして再び、人生をチェンジすることにしました。

頑張らなくても動けることを仕事にしよう。

少なくとも、「頑張らなければ動きはじめられないことはやめよう。そんなことにエネルギーを使うのはやめよう」。これを決めました。

私が頑張らなくて動けることってなんだろう?
朝起きた時に、今日は仕事だ!とワクワクできることって?

その答えはとっくにわかっています。

文章を書くこと。車椅子の安全な利用の仕方について伝えること。この2つです。


今年の目標を決めました。
①長年抱え続けてきた小説を仕上げて発表すること。
②車椅子講師の会社を軌道に乗せること。

さあ、今年はどれだけ前に進めるでしょうか。

楽しみな1年が始まります。

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