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突然二千万? 資産運用?

 いきなり二千万貯蓄しろと言われて実行できる方がどのくらいいらっしゃるのか分かりませんが、「もう無理」と思ってしまう方も多いのではないでしょうか。
 そういった方たちにとって政府というのは別の道を行っていると思うのです。

 原発事故の「安全」対「危険」にも感じました。

 このような分断を生じる方向性が多いわけですが、一般論で考えると、あえて分断が警戒される分野に斬り込んでいるとも取れます。そうであれば評価すべきなのかもしれません。

 もちろん、そうではなくこの分断というのは明らかに上流と下流という色分けによるものです。また、責任の移動でもありますが、その負担のスケールが常識外れで段階を飛ばしているので、唐突感しかありません。見方によっては行き詰まって開き直った挙げ句のお言葉とも取れます。
 言葉一つでできることとできないことがあります。

 アベノミクス?という言葉は民主党政権時代から始まった円安傾向を政治的成果であるかのように謳ったものでした。当時は金融商品は利幅がありましたが、チャイナショックと金融庁の規制で資産運用による利益は驚くほど減少しています。

 金融市場の状況を見ると資産運用で大きな利幅を得るのは困難で損失の可能性も高いと思われます。相当な資産があれば別ですが、裕福な方の感覚で二千万の運用益を出せと言われても普通の人には無理ではないでしょうか。常時金融市場に張り付いて資産運用することも難しいと思います。


 

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