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ES編①「1文目からぐっと惹きつけるポイント」

自身の就活経験や、OB訪問でよく聞かれることから、就活のポイントを、具体例を交えて紹介していきたいと思います。
 (note初心者なので、さぐりさぐり…)

自己紹介は、こちらから。
今回は、ESの1文目がテーマです。


ES編①
「1文目からぐっと惹きつけられているか?」

基本と言えば基本なのですが、面接官やESを読む担当者の視点に立って考えることがまず大事だと思っています。OB訪問を受けていると、意外とここが抜けてるという印象。

担当者(ES持参の面接は面接官も)は、1日に何十枚、何百枚ものESを見ることになります。
そんなお疲れの担当者には、1文目だけで「なになに、このESは続きが読みたい。この人、他の人と違うぞ。気になるなあ。」と思ってもらう必要があります。というかむしろ、1文目で次に進む確率が左右されるくらいで考えたほうが良いです。なぜなら、1文目の印象で、2文目以降への期待感(=印象)が変わるから。

私が考えるポイントは3つです。

①他の人とかぶらない
→自分なりのアイデアや工夫があるなあ、と思わせる(発想力・思考力)

誰にでもわかりやすい
→相手のことを気遣い、自分の言いたいことを咀嚼して人に伝えられる(コミュニケーション力・プレゼン力)

③さりげなく記憶に残す
→〇〇って言ってたなあ、と全て読んだ後に余韻を残す(人柄・直感的な魅力)

これらは、ESに限らず面接や色々なときに大事な4原則の1つだと思っているのですが、まずはESの1番最初によく聞かれるお題で、説明してみます。


「学生時代頑張ったこと」の1文目

ESの基本事項の1つ、「学生時代頑張ったこと」

「学生時代に力を入れたことを教えてください」というお題に対して、例えば、バイト先のバイトリーダーとしてスタッフ同士褒め合う雰囲気をつくって、モチベーションをあげることに成功したことを書くとします。


「バイトリーダーとして、スタッフ同士のモチベーションをあげ、売上げを伸ばしました」

ではどうでしょう?
たしかに成果は出ているものの、他の人でも言えそうですし、既視感も少しあります。 読む側に立つとそう思うのですが、こういうESが多いです。

かぶらないように、少し個性を出してみます。


「バイトリーダーとして、仕事の種類とスタッフ一人一人のキャラクターを考え、全員のモチベーションアップに貢献しました」


少し具体性が出て、自分らしさが見えてくるようになります。

この時、個性を出そう、オリジナリティを出そう、と思いすぎて、


「バイトリーダーとして、田中式スキルアップ講座をつくり、スタッフのモチベーションを120%アップに成功しました」


みたいになっているESが、たまにあります。

そうすると、「②誰にでもわかりやすい」が欠落してしまう。

「田中式って何?オリジナル?誰かの?」
「モチベーションってはかれるの?」
といったつっかかりをつくってしまうと、それ以降が読みにくくなってしまうのです。記憶に残そうとしすぎて、わかりにくくなってしまっては、元も子もない。

誰にでもわかりやすく、さらに記憶に残すために、少しキャッチーにしてみます。


「バイト先の飲食店で、仕事の分類とスタッフ1人1人の人柄を基にした『褒め合いノート』をつくり、お互いのモチベーションアップに成功しました」


「飲食店」を加えたことでどんな場所か想像がつき(バイトリーダーよりもむしろこういう想像の後押しになる情報の方が大事)、さらに『褒め合いノート』という自分ならではのワードを簡単な説明と共に入れることで、
その人にしか書けないオリジナリティがあるけれど、誰が聞いてもなんとなく想像できる。しかも、中身はどんな感じなんだろう?と気になるきっかけをつくることができます。

この時、実際に「褒め合いノート」と読んでいるかいないかは、さほど問題ではなく、自分が取り組んだことをいかにわかりやすく、工夫して伝えられるか、が大事です。

さらに、「褒め」って入ってる時点でなんとなくモチベーションにつながりそう、という納得性もすでにあるのです。

こうするだけで、2文目以降が「なになに?」気になった状態で読んでもらえる、すなわち同じ内容をかいていたとしても、期待した状態で読んでもらえるので、自然と魅力的に見えてくるのです。


ES編①「1文目からぐっと惹きつけるポイント」

★意識すること
①他の人とかぶらない
②誰にでもわかりやすい
③さりげなく記憶に残す

★やり方(学生時代に頑張ったことの場合)
オリジナル、かつわかりやすいワンワードにまとめ、簡単な説明と共に、冒頭に入れる。


(ついに初投稿です、ドキドキ…!コメント、好きなど、気軽に反応いただけるととても嬉しいです。)

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