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【青眼の白龍】のデッキリストについて

デッキ概要

201209_ブルーアイズ

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2021.04.28追記
このたびデュエルロワイヤルの【青眼の白龍】について、リストの調整を行わせていただくことといたしました。
詳細はこちらからご覧ください。

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2021.07.10追記

「デュエルロワイヤルデッキセットEX」の【青眼の白龍】では、リストが上記と一部異なっております。
(「サンダーブレイク」に代わって「高等儀式術」が2枚となっております。)
我々としては上記リンク及び、動画で使用されたリストが結論ではありますが、商品化準備のタイミングとの兼ね合いでリストが一部異なってしまったようです。
勿論発売されるリストでも十分遊べますが、よりゲームバランスを追求するのでしたら「高等儀式術」の2枚目を「サンダーブレイク」に差し替えることをお勧めいたします。
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【ブラック・マジシャン】とは逆に「青眼の白龍」を主軸に据えたドラゴン族デッキです。
青眼の白龍」は、「ブラック・マジシャン」よりもサポートカードが当時から豊富であり、また下級のドラゴン族に優秀なカードが少なかったため、グッドスタッフ寄りの構築を取りづらくなってしまいました。
青眼の白龍」の展開手段としては、「白竜の聖騎士」からのリクルートとその後の蘇生をメインにしています。当初は「ドラゴンを呼ぶ笛」や「正義の味方カイバーマン」などにより手札から展開する型も試してみたのですが、やはりカード消費が激しすぎる点に加えて、「伝説の白石」がチューナーであるため採用できず、「青眼の白龍」を安定して手札に抱える手段も乏しかったため現在の型に変更しました。

デッキの位置付けとしては、「青眼の白龍」を筆頭に、セットモンスターに強く出られる「白竜の聖騎士」や「ホルス」などの戦闘をトリガーとするモンスターも多く、とにかくモンスターで押すデッキです。
大型を投げ続けてプレッシャーをかけるデッキなので、比較的使いやすい部類だと思います。

各採用カードについて

青眼の白龍」×3
遊戯王の花形。
採用枚数については「白竜の聖騎士」によるリクルートが枯れないようにというのもありますが、何より原作を重視して3枚採用としました。

アレキサンドライドラゴン」×1

高等儀式術」用のバニラ。素引きしても素直にアタッカーにできるこのカードを採用しました。

サファイアドラゴン」×1

同じく「高等儀式術」用のバニラです。「アレキサンドライドラゴン」より打点は劣りますが、「戦線復帰」で蘇生した際や、「月の書」を受けた際にリクルーターなどの1400打点に突破されない点では一応勝っています。

ホルスの黒炎竜LV8」×1 「ホルスの黒炎竜LV6」×2 「ホルスの黒炎竜LV4」×2

ドラゴン族の下級モンスターとして優秀な「LV4」を採用するため、「LV6」「LV8」もセットで採用。「LV8」が入ることで「青眼の白龍」のエース感が薄れてしまう懸念はありましたが、除去が「ホルス」に向くことや、「青眼の白龍」の出力手段の豊富さによって「青眼の白龍」がフィニッシャーを務めることが多かったために残しています。

創世の竜騎士」×1

下級アタッカーかつ単体で「青眼の白龍」まで繋げられるカードとして、事故回避に大きく貢献してくれます。あくまで2枚消費での展開なので、カードパワーとしても逸脱していないと判断して採用しました。
①の効果も生かすため「無力の証明」なども検討しましたが、ただでさえ事故の起こりがちなデッキのため不採用に。残念ながら意味のないテキストとなっています。

 「アサルトワイバーン」×1

貴重な下級ドラゴン族のアタッカーであり、「青眼の白龍」を出力できるカードを厚くしたかったため採用しました。

マンジュ・ゴッド」×3

儀式の成功率がデッキの安定感に直結するデッキなので、最大限の3枚採用としました。

ソニックバード」×1

儀式の安定感を高めるため、「マンジュ・ゴッド」に加えて追加で採用。ディスアドバンテージを軽減できる「高等儀式術」の重要性が高いため、「センジュ・ゴッド」ではなくこちらを採用しました。

白竜の聖騎士」×3

デッキの軸となるカードです。リクルーターが多いプールであるため、セット除去効果も非常に強力となります。各種蘇生札も一旦このカードを経由して、セットモンスターを除去してから、メインフェイズ2で「青眼の白龍」にする展開が多いです。

大嵐」×1

【ブラック・マジシャン】【ロックバーン】以外の全デッキに採用しています。安易なガン伏せに裏目を作り、特に【ロックバーン】のプレイを制限するために必須のカードと考えています。

クロス・ソウル」×1

原作での活躍と破壊を介さぬ強力な除去であることを評価して採用しました。対応範囲は「青眼の白龍」、「ホルスの黒炎竜LV6」のアドバンス召喚に加えて、「白竜降臨」によるリリースです。1デュエルでも2回は儀式召喚を行うことが多いので、見た目よりは事故札とはなりづらくなっています。

ライトニング・ボルテックス」×1

汎用除去札であり、手札にダブついた「青眼の白龍」を切って蘇生に繋げることが可能です。

強欲な壺」×1

全デッキ共通で採用しています。序盤はドローのバリューが低いデッキなので、余裕があれば「高等儀式術」や「白竜の聖騎士」の効果を使ってデッキ圧縮をした後に打ちたいところです。

死者蘇生

汎用蘇生札です。このカードを筆頭に蘇生札が厚めに採用されているので、繰り返し蘇生して高打点の強みを押し付けて行きましょう。

白竜降臨」×2

白竜の聖騎士」に必要な儀式魔法です。「高等儀式術」の使用後や「クロス・ソウル」との併用の際にサーチしましょう。

高等儀式術」×1

儀式魔法の2種目であり、基本的にはカード消費を抑えられるこちらを優先してサーチしてきます。デッキの通常モンスターの枚数と登場時期を考慮して1枚採用です。

青き眼の威光」×1

青眼の白龍」へのアクセス札且つ、時間を稼ぐことで実質的な事故軽減に繋がると考え採用しました。単体で見ると多少オーバーパワーである感は否めないですが、勝率の振るわなかったデッキではあるため、許容できるラインと考えました。

サイクロン」×1

このデッキで数少ないバック除去手段です。安易にエンドサイクなどせず、当てどころは慎重に考えたいところです。

月の書」×1

「ホルス」などの戦闘補助にもなりますし、「白竜の聖騎士」とのコンボも狙えるため採用しました。

収縮」×1

「ホルス」などの戦闘補助として採用。後述する「禁じられた聖槍」と比べるとやや見劣りがちですが、序盤は「マンジュ・ゴッド」などによる所謂「仏ビート」であること、また「ホルスの黒炎竜LV4」が「ブラック・マジシャン」や【アトランティス】の半上級モンスターたちを突破できたりと、ダウン幅の差が生きる場面も少なくないと考え、両方とも採用しています。

銀龍の轟砲」×1

青眼の白龍」の蘇生札を厚くする中で、ギリギリ許容できるラインと判断して採用しました。勝率を上げるために「復活の福音」まで候補に挙がりましたが、流石にオーバーパワーだと判断してこのカードを上限に設定しました。「アレキサンドライドラゴン」「サファイアドラゴン」も出せるため腐ることは少ないです。

禁じられた聖槍」×1

負けパターンとして攻め手が枯渇する展開が多かったため、「青眼の白龍」などを守れる札として使えることはもちろん、「ホルス」などの戦闘を要するモンスターの補助としても活用できるこのカードをチョイスしました。

早すぎた埋葬」×1

他のデッキにない利点として「ホルスの黒炎竜LV6」は完全蘇生が可能です。

聖なるバリア - ミラーフォース」×1

罠の代表格として。「ミラフォケア」のプレイングが問われる面もあるので、【ロックバーン】以外の全デッキで採用しています。

 「砂塵の大竜巻」×1

サイクロン」同様、貴重なバック除去札です。後半のセット効果は「リビングデッドの呼び声」を安全に自ターンに回すために使いましょう。

戦線復帰」×1

蘇生札の増量のため採用しました。「正統なる血統」なども検討したのですが、デッキ内で完全下位互換を作りたくなかったので、相互互換であるこちらを優先しました。基本的には相手ターンのエンドフェイズに発動して、次のターンの攻撃に参加させましょう。
守備力にも僅かながらも意味を与えられるため、「サファイアドラゴン」を「アレキサンドライドラゴン」の完全下位互換にしない点も理由に挙げられます。

激流葬」×1

他のデッキと違ってリクルーターが存在しないため、こちらの盤面が空くことも多く、1対2交換できる機会も多いです。

サンダー・ブレイク」×1

フリーチェーンの除去札であり、手札の「青眼の白龍」を切って蘇生に繋げられます。数少ないバックに触る手段でもあります。

リビングデッドの呼び声」×1

汎用蘇生札です。相手の「死者蘇生」で「青眼の白龍」が対象となることも多いので、チェーンして無駄打ちさせられればラッキーですね。

不採用としたカード

エネミーコントローラー

圧倒的知名度を誇るカードですが、表示形式変更による戦闘補助以外に活用するのは現実的でなく、デッキパワーのテコ入れを考えた際に抜けてしまいました。

聖刻龍-トフェニドラゴン

青眼の白龍」へアクセス増量となりつつ、単体でも召喚酔い持ちの2100打点と悪くないカードです。しかしメインターゲット層の視点に立った際に、やや理解しがたい動きであることと、「青眼の白龍」が攻守0/0という姿で出てくることがイメージと乖離するであろうと考えて不採用にしました。

ミラージュ・ドラゴン

当時のプールの中では、下級ドラゴンの準アタッカーとしてプレイアブルなカードです。ただ「盤面の返し合い」というものを念頭に罠による除去を抑えているプールであるため、このカードが活躍するシーンも少ないであろうという判断で不採用となりました。

 「天使の施し

テストプレイ時にあまりにも事故が多かったため、このデッキにのみ採用しようかと議論にあがりました。しかし一切デッキを選ばない汎用カードを特定デッキにのみ採用することは違和感が残りますし、その他カードの入れ替えで安定性は十分確保できたと思うので採用を踏みとどまりました。


次回は【戦士】についての説明となります。

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