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どんなに忙しくても花見には行かなくちゃ!

「敷き伸し」完了!
工房六月の花くい鳥と合同で一畳用敷き伸し板使いました。敷き伸しとは、機から降ろした緞通を釘で板に打ち付け、水をかけて経糸横糸に揉み込んである糊を溶かして天日でパリッと乾燥させて形を整える工程です。
冬場なら3日以上乾かしますが、春爛漫の陽気なので1日半で乾くなと見込み、待ち時間に尾道方面お花見へ出発。

尾道は2年前にもお花見に行ったのですが、この街は後を引くというか、次から次へと行きたい場所が増えて、今回は尾道空き家再生プロジェクトが手掛けた「みはらし亭」に宿泊してあたりの探検を楽しむ趣向です。

茶園文化の粋を凝らした建物に若いアーティストのリノベが加わって、なかなか楽しい宿泊でした。もちろん窓からは尾道水道の絶景。
坂道で見つけた猫の水道栓?思わず写真撮る。御崎でもきらきら坂の手作り道標が撮影ポイントになってるけど、初めてお気持ちがわかりました。

翌朝一番に神勝寺なる禅と庭のミュージアムへ。
ずっと謎だった洸庭についにやってきました。閉所恐怖症なので、ドキドキしながら中へ。結果あっという間の30分。リンクしたページを見ていただければわかるのですが光と水と音のインスタレーションです。で、体験するしかありません!禅とは理屈じゃない!必見!

最期にご褒美が。入浴も心と体の垢を落とす大切な禅の修行の一つだそうです。平日午前中なのでお一人さまです。鶯が賑やかに鳴き、その合間に葉擦れの音が静かに響くという至福のひと時。一羽まことに美声の雄がいらして谷渡りが絶品でした。こんどは紅葉の季節に再訪いたします。それまでお元気で!

赤穂緞通工房ひぐらしwrote #赤穂緞通 #日記 #花見 #神勝寺 #尾道

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