新歓ブログ⑬

こんにちは。東大柔道部3年の佐藤尚哉です。

もうこの時期になると、興味のある子は大体来てくれているかもしれません。ですが、柔道部は年中無休で新入生を募集しています。書いといてこんなこと言うのもなんですが、こんなブログ読んでる暇があるなら一度練習に来た方がいいです。

僕からは、初心者、並びにやっていたけど試合ではほとんど勝ったことがない人向けに書こうと思います。

僕自身高校から柔道を始めて2年と少しばかり引退するまでやっていました。でも、練習メニューはあまり定まっていないし、目標とする定期戦は人数が少なすぎて「強い人が入ってくるかどうか」の勝負になっていたし、そもそも何を目指してやっているかも曖昧でした。結局、何か技を習得したわけでもなく、強くなったわけでもなく、高3の時に、コロナの影響で定期戦と高総体がなくなっても全く悔しくありませんでした。

その点、東大柔道部では七大戦での優勝という明確な目標があるし、未経験者だけではなく、そもそも経験者でも全く知らないような寝技をたくさんやるので、技術を教える時間はしっかりと確保されています。15人制での団体戦なので、仮に他の大学に1人や2人めちゃくちゃ強い人が入ってきたとしても、絶対に勝てないということはありません。

また、15人制なのでほぼ全員試合に出れます。なので、4年間やったのにずっとベンチだったみたいなことはないですし、1人1人に大切な役割が与えられます。どのチームスポーツでもそうかもしれませんが、エースが1人いたら勝てるわけではありません。弱い人でもちゃんとチームに貢献することができます。
僕は高校時代の試合で「絶対に負けられない」とか、「意地でも勝ってやる」とか、そんなことを考えたことは一度もありませんでしたが、七大戦の試合に立ったときはそんな僕でもめちゃくちゃプレッシャーを感じましたし、北大戦でちゃんと役割を遂行して引き分けられたのは想像を絶するぐらい嬉しかったです。(京都の話はなしにしてください)
与えられた任務を凄まじい緊張感の中でこなすというのは、プレッシャーのかかる大変なことですが、その経験を経て人間的にも少しずつ成長できるはずです。

伝え忘れていましたが、柔道部は割と勉強と両立のしやすい部活だと思います。僕も第一志望の学科に進学できました。柔道場に行くと、Y野が中国語のシケプリをせびってくるかもしれませんが(二外は1年生で終わるはず、妙だな…)、要は自分の頑張り次第だと思います。テスト期間は練習が減るので、運動部の中ではかなり勉強に集中できる方だと思います。

最近、「スポーツ経験がない男、ガチで危機感持った方がいい」というジ◯ージの言葉が流行っていますね。東大柔道部に入れば、仮に今までずっと文化部だったとしてもこの煽りは効かなくなります。また、僕は彼にバカにされてしまう陰キャラかもしれませんが、彼をワンレッグエックスでスイープすることができます。

何はともあれ、一度練習に来てみるといいと思います。柔道部には新入生が来ると空回りをしたりする変わった部員もいますが、「この人たちに頑張ってるんだな」と、温かい目で見守ってあげて欲しいです。後、ちゃんと練習後の予定は開けて、食べたいものを決めてから来てください。ご飯に行けないと予定のない部員が悲しみます。

最後に、面白画像を載せて終わろうと思います。それでは!



ボートでドヤ顔するK柳


海鮮丼を食べてキマってしまったF川さん


殴られているのに抵抗するY野


泣きっ面にクラロワデブ

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