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府中牝馬ステークス2023 考察1 〜枠順決定前見解〜

2023/10/14(土)に開催される府中牝馬ステークスについて枠順発表前の考察を記載していきます。

なお、出走馬に関する記述は5、6に記載しておりますので出走馬に関する記述のみ確認を希望される方は目次より該当項をタップください。

また、本記事は個人的見解を基に作成しており、実際の因果関係と異なる場合がございますことを予めご了承ください。

1.はじめに


本レースは毎年東京競馬場で行われる競馬競争となり、レース概要は以下の通りとなります。

なお、競馬場改修などで開催馬場が変わる場合があります。

🔸レース概要

グレード:G2
条件:サラ系3歳以上オープン(国際) 牝(指)別定
距離:芝1800m(左)

🔸コース詳細

1~2コーナーの間にあるポケットがスタート地点で、2コーナーを斜めに横切り向正面に入る特殊なレイアウト。スタートから3コーナーまでは約750m。直線は525.9m。3コーナー手前に高低差1.5m、最後の直線途中に高低差2.1mの上り坂が設けられている。基本的に内枠有利で、直線では瞬発力も要求される。
※netkeibaより引用

個人的見解ですが、本コースの特性上ワンターンコースの適性が求められるため、開幕が進むにつれ上がり勝負に強い馬が活躍する印象。

2.本レースの位置付けについて


G1競争エリザベス女王杯のトライアルレースとなり、1着にのみ当該レースの有線出走権を獲得することが可能。

G2競争ではあるものの、夏の上がり馬や混合戦で結果を出せなかった牝馬が出走する傾向にある、

3.出走馬傾向


夏を使っていた馬(主に新潟)や春に東京マイルを選択した馬などが本レースを選択する傾向にある。

4.レース傾向


過去10年の平均ラップは前半5F 59.8となり、開幕週ということもあり、ハイペースよりの傾向にある印象。(過去5年の平均ラップは前半5F 58.7となる)
9番手以下を進んだ馬が6勝をあげているため、上がりタイムの優秀な馬に有利な傾向あると推察する。

5.出走予定の上位人気馬に関する考察


競馬サイト「netkeiba」の想定オッズ上位5頭の個人的見解を記載。

🔸 ルージュスティリア

【ストロングポイント】
・鞍上川田将雅騎手
→今シーズンの暫定リーディング2位
・左回り成績(2.0.1.2)
・9戦中上がり最速は3回(平均34.3)

【考慮するポイント】
・東京適正(0.0.0.2)
・上がりタイムが年々落ちている。
※自己ベスト32.7→前走上がりタイム34.7

🔸ディヴィーナ

【ストロングポイント】
・9戦中上がり最速は4回(平均34.1)
・ヴィクトリアマイルで最速上がりを計測(33.1)

【考慮するポイント】
・鞍上M.デムーロ騎手
→今シーズンの暫定リーディング19位
・馬格が乏しい(前走426キロ)
→コースの特性上、瞬発力を生み出す筋肉が必要と考える。

🔸プレサージュリフト

【ストロングポイント】
・鞍上C.ルメール
→ 今シーズンの暫定リーディング1位
・東京成績(2.0.1.1)
・天栄調整

【考慮するポイント】
・骨折休養明け
→ 両前剥離骨折

🔸ルージュエヴァイユ

【ストロングポイント】
・東京成績(2.0.1.3)
9戦中上がり最速4戦(平均34.1)
・鞍上横山武史騎手
→ 今シーズンの暫定リーディング3位かつ関東所属騎手

【考慮するポイント】
脚質転向(直近だと先行傾向)

🔸ストーリア

【ストロングポイント】
・勝ち鞍全てが左回り
・前走(関越S)上がり最速(33.1)で勝利
→2着は今年度の毎日王冠で上がり最速で4着になったアドマイヤハダル
・鞍上菅原明良騎手
→関東所属騎手(今シーズンの暫定リーディング11位)
・馬格(前走496)
→瞬発力を備えた筋肉を有していると推察

【考慮するポイント】
・鞍上菅原明良騎手
→重賞勝利経験が乏しい(全8勝)
・重賞成績(0.1.0.2)

6.注目馬


最も注目しているのは前走の関越Sで上がり最速で勝ち上がってホンレースに臨むストーリア🐎
→2着にアドマイヤハダル(今年度の毎日王冠を上がり最速で4着※2着ソングライン、3着シュネルマイスター)

若手の菅原騎手ではあるものの関東所属であること左回りであることに期待してます✌️

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