うなずくことを身につけて欲しくて　あえてわざとらしく頷かせたところで
こう切り出した
「社会人として　相手の要求に応えることって大切なこと
『相手』とはお客様だったり　みんなの場合は　まず職場の先輩や上司
今だったら研修の講師や人事部の人
その人たちの期待しているレベルまで上がることが大切

先週K講師から『もっと積極的に挙手するように』って言われたよね
今日も講師が『発表してくれる人？』と投げかけたときに
なかなか手が挙がらなかったんだけど
これ期待しているレベルじゃないってこと

手を挙げる人が決まっているから遠慮してるとか？
自分じゃなくても誰かが発表してくれるからいいや　とか思ってるのかな？

んじゃちょっと質問
3択でどれか一つ選んでね
①手を挙げて発表するのに抵抗がない人　発表しても良いって人は『パー』
②当てられたら　まあ仕方ないけど　発表しても良いって人は『チョキ』
③座ったままなら発表できる　もしくは　絶対に嫌という人は『グー』
んじゃいくよ　利き手で　グーチョキパーのどれかで挙手　せーの」

と言って全員に手を挙げさせる（強要だわ😆）

「手を挙げるときは　ピシッと肘を伸ばして　相手に見えるように
どうぜ挙げるなら　美しく感じよく！」と色々と要求

するとですよ！
『グー』が一人もいないじゃありませんか！？
そして　なんなら『パー』と『チョキ』は同じくらい！！

「えっ！？そうなの？？みんな発表しても良いんだ！？安心したよ～
そしたらさ　もっとさっさと手を挙げちゃいなよ

『次は手を挙げる』って自分で決める　とか
グループの中で次の発表誰がすると決めちゃう　とか
手を挙げて指されたら『〇〇さんが発表します』とかもアリだと思うよ

毎回手を挙げるのを待つ　その時間がもったいないし
その時間が短縮できたら　もっと色々な話を聞けるし
『もっと積極的に挙手』という講師の要求レベル
期待にも応えられているってことだしね

ということで明日またK講師がメイン講師として登壇する日だから
『発表してくれる人？』って言われたら　そこでビシッと決めてね
分かった？
ゴールは　K講師から『みんな積極的になり成長した』って言葉を
引き出すところね！！」

と勝手にゴール設定をして　
みんなから「はい！」の返事をもらえたところで　まだ続く