助手くん達も喜んでるように、このところ時合の長短に差はあるものの、安定してアジに会えてます。

今回は、いつものTictさんのアジスタを使い切ってしまったので、ふとした浮気心から34さんのダイヤモンドヘッドに変えてみた、そんなお話です。 

魚を選ぶ？

仕事帰りに港に到着。予定通り、時合い前です。

現地は相変わらず、フグだらけ！。捨てワームをダイヤモンドヘッドにつけてキャスト。これまでのアジスタとの感覚の違いを比べてみます。フリーフォールの感じ、そしてチョンチョンとシェイクした感じに大きな違いはなさそうです。強いて言うならアジスタの方がややシェイクしたときに伝わってくる感じが大きい気がします。また、フリーフォールで落とす感じはダイヤモンドヘッドの方がゆったりしてる、そんな印象でした(あくまでも個人の感想です)。

さて。動きと感覚を確認したので、実際にアジを釣ってみます。港内のある一角はフグが少なく、豆アジが群れているところがあるのでそこで豆アジをかまいます。チョンチョンしてると素直な豆アジ達がきます。いつものアジスタなら、目で見て合わせると口にかかることがあるのですが、何回かチャレンジしてもダイヤモンドヘッドでは不思議とかからず、でした。

そんな確認をしてると時合の時間に。早速持ち場に戻ります。ここの時合は豆アジが入りはじめ、その後大 → 中 → 豆アジという順でアジがかかります。この最初の豆アジも食い気が立っているのでいつもなら簡単に釣れるのですが、これまた先程と同じように不思議とかかりません。「？」と首をひねりながら、キャストし、そのままボトムまで落とします。フリーフォールで落としていると“ピン！“とラインが張りました。そのまま竿を立てて合わせるかなり元気な引きの大アジが！

隣の仲良しになったサビキさんにも同じサイズのものがかかります。大アジの群れが来たようです。ただ群れは一瞬で通り過ぎたようでしばらく音沙汰がなくなりました。でも大丈夫。ここに入ったアジは不思議とグルグル港内を周ります。また通りがかかるのを待ちます

今度はかなり深くまで落としてシェイクしたところコツンとした当たりが！ほとんど合わせいらずで綺麗に口にかかったアジがとれました。そのあとも20cm弱の中アジ(こちらはリリース）がかかりましたが、軽い合わせでゲットです。ただ予定通りやってきたその後の豆アジは当たるのにかからず、という感じで時間となりました。

釣り終えてみてダイヤモンドヘッドは魚を選ぶのかな、なんて間抜けな印象を持ってしまいました(微苦笑)

形の違いに特徴が！

家に帰って形を検証してみます。ちなみに僕が普段使うジグヘッドはアジスタのSサイズです。ダイヤモンドヘッドと比べてみると下の写真の通りとなります（ただし、アジスタは0.8g、ダイヤモンドヘッドは0.6gです）。

Sサイズということもあり、やっぱり小さいです。

ジグヘッドケースにはアジスタMサイズの0.8g(めったに使いませんが）もあったので3つを比べてみると下の写真のようになりました。

上から順にアジスタSサイズ0.8g、ダイヤモンドヘッド0.6g、アジスタMサイズ0.8gです。ホームページで確認すると、両者ともにオープンゲイプを売りにしています。確かに両者ともに針先が外側に向いています。ただダイヤモンドヘッドの方がより角度がついたオープンゲイプとなっています。このゲイプ角度の違いが、もしかするとほとんど合わせいらず、もしくは軽い合わせでもしっかりとフッキングしてくれた理由なのかもしれません。ちなみにアジスタでは合わせ遅れるとばらすなんてこともあったりもしました(これは明らかに僕のぼんやりミスが原因だと思います(^_^;)

一方でアジスタはショートシャンクを売りにしており、僕がふだん使うSサイズではダイヤモンドヘッドの半分程度の長さになっています。この長さの違いがフォール中に豆アジの小さな口でも吸い込みやすくなっていた理由なんだと考えます。ちなみに34さんでは豆アジ対策にその名も「ザ豆」なんて製品を出されてるところからしてもダイヤモンドヘッドでは補えない部分があることを知っておられるのかと考えます。

こうして比べてみると、何気なく使っていたジグヘッドですが、その使い方や得意とするアジの大きさに違いがあることが分かりました。もしかすると釣るべき対象に合わせて多様にジグヘッドを変えてみると釣果が上がるかもしれないなぁ、なんて思ってます。ただしそれをそろえるためには財布と相談しながらですが(^_^;)

君たちはペンギンだから、生が一番だね。またお刺身サイズが釣れるといいね（*^_^*）